【3限:家庭科】 「優しさ」は最高の調味料@高橋さん宅
昨日一昨日のブログに掲載した田辺農園見学の前日は、図々しくも高橋さんのお宅に泊めていただきました。
バス会社のオフィスまで迎えに来て下さり、クルマでご自宅へ向かいます。
農園側に建つ高橋さんの家はとても新しく、外も中もきれいでかわいらしいおうち。
おいしいコーヒーをご馳走になりながら、お話をしている際にこんなお言葉が・・・
「今日の晩御飯は一緒に料理をしよう!バックパッカーだと野菜が足りてないだろうなと思って、いっぱい野菜を用意しておいたから」
なんということ・・・。ご自宅に泊めていただく上に、そんなお気遣いまで・・・。
普通、会ったこともなく、突然農園見学を頼んできたイチ旅行者のために、そこまで出来ますか??
もちろんすごく申し訳ない思いはありつつも本当にありがたく、いっきに高橋さんが好きになりました。
というわけで、ふたりで台所に立ち、料理の得意な高橋さんの手ほどき、ご指導を受けながら、準備開始。
いつもひとりで「自分の」ごはんを作るだけなので、誰かと一緒に「自分たちの」ごはんを用意するというのが新鮮で、そして楽しい。
本当にいろいろな種類の野菜をご用意しておいて下さり、いろいろ切っていたんだけど、中でも新鮮なセロリのにおいがたまらない・・・。
そして完成した晩御飯がこちら。

パスタ2種にスープに炒め物。
まずはあまりのおいしさにびっくり仰天したこちら↓↓

トマトスパゲッティー。
湯むきしたトマトをつぶしながら煮て、塩で味を調えてパスタとあえただけのシンプルなものながら、トマトの甘味がよく出ていて激うまっっ!!!
これには本当に驚いた・・・。感動もの。今度ご希望の方にはお作りして差し上げたい、ぜひ召し上がっていただきたい。
それほど驚愕の1品でした。
もうひとつのパスタはペペロンチーノ。

にんにくの切り方によるにおいの出方の違い、それの炒め方、茹で汁を使った乳化とその作用などを教えていただく。
これもシンプルなものながら、様々なパスタメニューに応用出来るベースとのことなので、これから他のものにもチャレンジしていきたい。
3品目は高橋さん作の茄子と豚肉の韓国風炒め。
大変おいしいおつまみです。全ての具材と辛みとゴマがたまりません。
ラストは野菜たっぷりスープ。

中身はにんじん、玉ねぎ、ピーマン、セロリ、トマト、マッシュルーム・・・。
これらをみじん切りにし、「重ね煮」という方法で調理します。
この「重ね煮」という技法についてはこちらをご参照ください。
重ね煮料理法~陰陽調和で健康に!~
トマトパスタ同様、これも味付けは塩コショウのみ。本当にそれだけなのに、いや、だからこそ、野菜の旨味が引き立って、実においしい。
体が浄化されていくのが分かるようです。
わたしの体を気遣って野菜をたっぷりご用意していただいた上に、料理まで教えて下さる高橋さんの優しさとお心遣いに感動・・・。
全ての料理をおいしくいただいた後は、普段は絶対に飲めないような上質ワインをいただきながら、高橋さんとお喋り。
高橋さんも以前バックパッカーだったとのことで旅のお話やお仕事の話、家族のこと、これまでの人生のことなど様々なことを伺った。
ひさびさに腹筋がちぎれそうになるほど笑い転げる場面もあれば、短・中・長期の目標・夢を聞いて、おおいに刺激を受け、いろいろと考えさせられることも。
とても気さくで明るくて、いつもニコニコお話をしてくれる高橋さん。
つい数時間前にお会いしたばかりなのに、そんな感じが全然なく、あたたかくて、どんな宿よりも居心地のいい空間でした。
バナナ畑のように、本当に大きなお方です。
お知り合いになれて本当によかった・・・。また日本でお会い出来る日を、心から楽しみにしています。
ラーメン屋行きましょうね♪♪
2日間、ありがとうございました!!!!!!
【2限:社会】 大人の社会科見学@田辺農園(後編)
昨日のバナナの収穫現場に続いて、次はパッキングハウスでの箱詰め作業までの様子です。
まずはあのレールを伝ってバナナが畑から運ばれてきて、
パッキングハウスに入ります。
ここからは華麗なる流れ作業。
最初に品質確認。
これは完熟度チェックと言って、
バナナが熟し始めていないかどうか確認する行程。熟した状態では日本に入れられないのだとか。
昔何かの教科書に書いてあった
「船での輸送中にバナナにエチレンガスを吹きかけ、黄色くする」
というのは正しくなくて、緑色の状態のまま日本に到着し、日本で完熟させるのだそう。

小さすぎるor大きすぎるものは出荷することが出来ません。
最初の品質確認を通過すると、次は高圧洗浄。

水で汚れを吹き飛ばします。
ここでようやくこの大きなかたまりから切り離され、

ここでもまだ10本くらいが一緒になっています。
次は選別工程。
さっきの10前後あったかたまりを、もう少し小さな単位にカット。

と同時に、さっきの規格外のものと同様、汚れたものや傷付いたものなど、出荷出来ないものを取り除いていきます。
ここで「出荷不可」と判断されたバナナが、昨日お伝えした肥料となって、また次のバナナを育てるのです。
これが終わると再び水の中へ。
洗浄工程。国際規約で「20分以上水につける」という決まりがあるそう。
ここでは「どうせ洗うならきれいな水で」ということで、井戸からくみ上げた水をろ過し、更にオゾン殺菌までした水を使用。徹底的にこだわっています。
20分の洗浄を終え、箱詰めする単位にまとめられ、
念のために風圧でゴミ・ほこり等(あれば)を吹き飛ばすための行程をはさみ、
切り口の処理をして、
サイズや梱包日、パッキングハウス、船会社等の情報を箱に記して
(よく見るよね。この不思議な数字。もちろんそれぞれにちゃんと意味があるのです)

ついに完成!!!
これをコンテナトラックに運び込んで、

出荷!!!
農園の敷地内にある3つのハウスで1日計5,000箱以上ものバナナが梱包され(ということはもちろんその前に収穫され)、約1か月かけてはるか遠くの日本へと船で運ばれていきます。

あの大きなかたまりの状態から、カット、洗浄、選別、梱包、出荷まで、流れるようにバナナが進んでいく様は圧巻でした・・・。
農園見学の最後は「見晴らし台」に連れて行っていただきました。

4km先、はるか向こうまでずーーーーーっと広がる田辺農園のバナナ畑。
あまりの絶景に、
大喜び!!!
そろそろ「2限:社会」もしめくくり。
土にこだわり、水にこだわり、品質にこだわり、そして自然にこだわったエクアドル産田辺農園のバナナ。
コンビニ ローソンのほか、マルエツや成城石井などのスーパーでも販売されているので、見つけた際にはぜひ1度お試しあれ。
「これを食べたら他のバナナは食べられない!!」
という人もいるほどの代物です。
ちなみにマルエツのウェブサイトからはインターネットでの注文も可能vv
ローソン
マルエツ
成城石井
最後に、今回お忙しい中2日もお時間をいただいて、農園見学(+α。次回記します)をさせて下さった高橋さんと、高橋さんをご紹介して下さった近田さん、本当にありがとうございました。
おかげさまで、このたびの忘れられない思い出が出来ました。
【1限:社会】 大人の社会科見学@田辺農園(前編)
日本のスーパーやコンビニなどで売られているこのバナナ。
見かけたこと、食べたことがある人もいるかな??

ちょっと前に「バナナ大国エクアドル」というタイトルで記事を書いたことがあったけど、広大な大地に広がるバナナ農園に感銘を受けたことから始まり、縁あってバナナ農園を見学させていただくことが出来ました。
今回&次回の記事は自分で言うのもアレだけど、本当におもしろい!!
日本人のおれらにとっても、むちゃくちゃ身近な存在のバナナ。そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトに、クレープに、ケーキに・・・と、いろんなところで活躍してくれるし、栄養価が高く、それでいて手頃なので、かなりお世話になっている人も多いはず。
だけど、バナナの生産・出荷の現場なんてなかなかお目にかかれるものじゃないし、どんな風に作られているのか、まったく想像も付かない・・・。
「バナナって、いったいどんな風に作られてるの??」
コドモの頃の好奇心たっぷりのアタマで、バナナ農園見学に出掛けたつもりで、今日明日の2編を読んでください。
それでは「1限:社会」のはじまりはじまり。
訪問したのが「田辺農園」。ここは↓↓
++++++++++++++++++++++++++
日本人の田辺正浩裕氏が経営する農園。現地でも「田辺さんのバナナ」として知られています。
広島県出身の田辺氏はマニラ麻栽培の指導者として派遣された父親とともにエクアドルへ16歳で渡航。現地の高校、大学獣医学部を卒業し、商社勤務を経て父親のマニラ麻・パーム農園を継がれました。
そして40歳になった1991年、共同経営者とともにバナナ栽培を始め、そこから美味しいバナナを作るために試行錯誤を重ねてこられました。
農園は300ha、東京ドームが約64個も入る広さです。南米大陸に沿って北に流れる冷たいフンボルト海流と北からの温かいパナマ海流の影響で、日中は気温30℃以上、夜間は20℃程度という寒暖差と、アンデスの火山灰が堆積した肥沃な土壌が甘いバナナを育んでいます。
http://blog.kinki.coop/product_act/2012/02/post-110.html
(生協のHPより抜粋)
++++++++++++++++++++++++++
縁あってここで働く高橋さんとお知り合いになることが出来、農園をご案内していただきました。
まずは農園の食堂で朝ごはんを食べてから、
見学スタート。 野菜とツナたっぷりのサラダライス、おいしかったなぁ。
まずバナナ。
農園になっているバナナの木(正しくは木ではないらしいけど、便宜上「木」と表現させていただきます)がこんな感じで、

そこになるバナナは・・・

デカーーーっっ!!! 40-50本くらい?もっとかな??
とにかくものすごい数のバナナが1本のバナナの木になってるんです。
まずこれにびっくり。
さて、ここの農園では「土から作るバナナ栽培」を進めています。
今回案内して下さった高橋さんはこの分野の責任者の方で、田辺農園でのバナナ作りに欠かせない肥料についても丁寧に説明していただきました。

キーワードは「セミオーガニック」。
有機肥料などを用いて土壌の持つ力を活かしてバナナを育てています。
そしてこれがおもしろい、バナナ収穫時に規格外で廃棄されるバナナを再利用した肥料。

なるべく無駄を出さないように、自然循環型の農業を推進しています。
「自然との共存」というのももうひとつ大事なテーマだそうで、農園にはバナナ以外にも様々な植物が植えられ、たくさんの鳥たちが飛び交っていました。
それでは「1限:社会」のメインである畑の見学へ。

正解発表は後ほど。
最初に見てもらった30-40kgもある大きな大きなバナナ、あれを収穫するのはもっぱら人の手によるもの。

背中にクッションを背負って、畑の中に入っていきます。
そしてひとりが長い槍のようなものでバナナの根本を切り、もうひとりが下でそれを受け止める。
おれも収穫体験をさせていただきましたが、
重たすぎてとてもじゃないけど運べない・・・。全然バランスも取れてなくて、バナナが落っこちそう。

大切な商品なので、すぐさまプロに代わってもらいました。
いくら毎日やっているとはいえ、こんな40kgもあるものを担いで歩くとは・・・

すごいなぁ・・・。
収穫されたバナナは、畑の中に張り巡らされたケーブルに取り付けられ、
(これがクイズの正解vv)

というところでチャイム。「1限:社会」はここまで。
次回はパッキングハウスの様子をお届けします。
もう既にものすごい体験をさせてもらっている・・・けど、まだまだ興奮は続きます。
地球兄弟
我が家の弟が3月末で5年勤めた会社を退職し、日本一周原チャリのたびを始めました。
兄貴は海外、弟は日本・・・。
親は
「心配の種がまたひとつ増えた」
と頭を抱えております。笑
しゅんの日本一周バイク旅 ~25歳の男のバイクでの日本一周の旅の記録。~
「サブタイトルに『の』が多いな!」
と突っ込みたいところをグッと堪え、彼のたびも応援してあげてください。
温泉でのんびり、のはずが・・・
今日はバニョスに来た最大の目的、温泉へ。昨日の山歩きの疲れでも取りましょー。
と、その前に。朝目が覚めると、外がなんだか騒がしい。何かと思えば・・・
今日は日曜日。普段はサッカー場としてこどもたち・おとなたちの遊び場になっているところに市が出ている。
しかもこの屋根のしたぜーーんぶ市場。こんな小さな山間の村に、こんなに大規模の市が立つとは。ということでまずはメルカド探検。

エクアドルで人気の水だけで簡単に作れるゼリー。手軽でおいしい。
野菜がめっちゃ安くて、大量に袋詰めされたにんじんがわずか40円だった。
メルカドも堪能したところで、それでは温泉へ。
入場料は$2。湯温は前回のところとは違い、41-42℃程度でちょーどいい。
目の前に滝を見ながら。

それにしてもこの人・・・。
日曜だったので家族連れが多く、よく見ると浮き輪を浮かべているファミリーもちらほら。
「滝の音とこどもの声を聞きながら温泉に入れるなんて贅沢じゃないか」
とか
「いつかこどもを連れてプールとか温泉とか行きたいなぁ」
なんて思いつつ、微笑ましげに眺めていたんだけど・・・
まわりのこどもたち、泳ぐ、はしゃぐ、飛び込む、跳ねる。常にあっちこっちから顔に水が飛んでくる。
結果、せっかく温泉に来たのに全然落ち着けない!!!
きっとここは温泉というより、温水プールなんだと思う。たいていの人たちは温泉につかりに来ているというより、ここに遊びに来てるんだな。
平日ならまだしも、日曜というのがまた悪かった。
というわけで、少々ザンネンな思いを胸に帰宅したのであった。








































