身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法 -2ページ目

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

毎年夏に日本武道館で開催される

全日本少年少女武道錬成大会に今年も参加してまいりました

 

 

お盆休みの三連休(8月9日)と重なってしまったため、全員出場とはなりませんでしたが、参加した少年部の拳士は全員優秀賞=

金メダルをいただくことができました

 

その入賞以上にうれしかったのが、

今回、開会式で行う鎮魂行の打棒係に、我孫子道院のS・O君が選ばれたこと

今は小学6年生、二級(茶帯)のS・O君ですが、

2021年に入門したときは、打棒の音が怖くて、
鎮魂行になって座禅を組むと、両手で耳を塞ぎ、本気で泣いていたんです
そのS・O君が、

4年後の今年、あの日本武道館で、全国169の道場から集まった拳士の代表として打棒を務めたのですから、感無量です!

 

 

「男子、三日会わざれば刮目して見よ」といいますが、

人はやはり「可能性の種子」

それぞれの可能性を信じて伸ばせる指導の大切さを再確認した次第です

 

また大会を運営するスタッフとして、門下生6人が協力を申し出てくれました

 

 

参加した拳士だけでなく、門下生全員と保護者の皆さんにも感謝します

 

大会終了後は、健闘を称え、打ち上げを兼ねた暑気払い

 

地元に戻って、

こまいぬブリュワリー柏ビール

で、クラフトビールを飲み比べ

 

 

出場した子供たちは金メダル
大会運営をサポートしてくれた大人の拳士は
黄金色の麦酒がご褒美に

 

 

人気メニュー、「ぐるぐるソーセージ」が

法衣の帯に見えてきたら、酒行がはかどりすぎかもしれません⁉

 

ちなみに、こまいぬブリュワリー柏ビールの店員さんから

「私も元拳士なんです。35年前、大学の少林寺拳法部に属していて、二段までいただいております」と声をかけていただきました!

 

いろいろなところに法縁があるものです

(感謝 合掌)

 

全日本少年少女武道錬成大会は終わりましたが、

8月は山の日(11日)を除き、お盆休みもなく、稽古を行っておりますので、厳しい暑さが続きますが、みんなで次の目標に向かって精進を重ねてまいりましょう

 

 

そうそう、日本武道館といえば、

日本武道館の正面玄関を入ってすぐの場所に

日本武道協議会の「武道功労者顕彰板」が設置されております

そこに我らが師父、石井宏明先生のお名前が刻まれております

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』

我孫子道院の公式ホームページ

従来のものに加えて、

ニューバージョンを公開しました!

 

 

 

 

 

強力な助っ人に制作を依頼し

デザイン、コンテンツともに

何段階もアップデート!!

 

見やすく、スタイリッシュで、我孫子道院や我孫子市の特色を生かした充実の内容に仕上がっていると自負しております

 

観光や飲食店など、周囲のおすすめスポットの情報なども掲載

 

この夏は、広報活動にも本腰を入れて取り組んでいきますので

これからの我孫子道院にご期待ください

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『102』

この度、我孫子道院の御朱印が完成いたしました!

 

 

出稽古でご来院いただいた拳士各位にお配りしたいと思っております

(志納料などはいただきません)

 

我孫子道院の門下生には、儀式や行事に参加した証として、渡していく予定です

 

しっとりとした質感の上質紙のラベル(シール式)なので、
御朱印帳にもにも貼りやすいはず⁉

 

お楽しみに

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『100』

小中学校の夏休みは、今週末からとのことですが、

一足早く、道院の夏合宿を行ってきました

 

 

合宿先は、例年通り

ロケーション抜群で、各種施設が整った

「千葉市少年自然の家」

 

ログハウスに泊まって、一泊二日

稽古とアクティビティで汗を流してきましたよ~

 

今年は新企画として、夕食を野外炊飯!

みんなでかまどでカレーを作り、ごはんも飯盒で炊いてみました!

 

 

例年通り、今回も我孫子道院単独ではなく、

千葉市海浜スポーツ少年団、千葉土気道院、千葉花見川道院、
千葉清見台道院と、4道院+1支部合同開催で、
カレー作りは道場ごとのオリジナル⁉

 

直前まで、

「合宿は自己確立と自他共楽の実践の場 食事作りはみんなで分業なので、道院長は口も手もあんまり出さないよ~」
などといっていたのに、いざクッキングがはじまると、ついつい陣頭指揮を……(大汗)

 

 

おかげでごはんの炊きあがりも、カレーの味付けもバッチリ
パーフェクト

(子供用のやや甘口のカレーと、大人用のスパイシーなカレーを別々の鍋で作ってみました!)

 

アクティビティでは、竹の筒を使って、水鉄砲づくりも

 

もちろん稽古もみっちり3コマほどやりました
 

 

 

武道を学ぶ意味はいくつもありますが、
現代において武道とは
サバイバル能力(知恵とスキル)を高めることともいえるでしょう
そして困難な状況でも生き抜くためには、
食べることと、寝ること そして他人と連携する力が欠かせません

 

合宿は、いつもとは違う環境で、他の道場の拳士と親睦を深め、みんなで食事を作って、みんなで寝ることを通じて、

生き抜く力が試される場でもあるのです

 

 

今回もまた、素晴らしい学びの場となりました

 

 

子どもたちはみんな笑顔
大人の拳士はそんな子供たちに圧倒され、
疲労感もあったでしょうが、それに勝る充実感もあったはず⁉

 

 

参加者全員にとって、夏のいい思い出となったことと確信しております

 

我孫子道院の拳士は、各々自主的に動き、

例年以上の連帯感も見せてくれて、とっても成長が感じられました

素晴らしいことだと思います

お疲れさまでした~

 

ご一緒させていただいた、道院長、支部長の先生方、
各道院の幹部拳士、参加拳士とそのご家族の皆さん、
どうもありがとうございました

 

また来年の合同合宿で、生き抜く力を磨きましょう

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『112』

7月5日に2025年前期の入門式を執り行いました

 

 

入門式は、入門した本人が修行の決意や心構えを確認し、
自分自身に誓うための儀式です

同時に、先輩拳士が入門者を仲間として迎え、絆を結ぶ手始めの儀式であります

 

一般に修行というと、滝に打たれたり、山にこもったり、断食をしたり、ひたすら坐禅を組んだりと、単独で行うイメージがありますが、
少林寺拳法の修行は「みんなの中で、みんなとともに」行ずるものです

 

アフリカの諺に

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」というのがありますが、

少林寺拳法の修行は単に肉体的に強くなるとか、黒帯になるといったことを目指すのではなく、
自己確立と自他共楽、そして人づくりによる国づくりが目的

 

入門はあっても卒門はないので、長い目で見て、自分の可能性を信じ、仲間と協力し、互いに高め合いながら成長していくことが肝心です

 

 

楽な稽古はありませんが、楽しい稽古であるのが少林寺拳法の特徴です

入門式を経て、晴れて拳士の一員になったからには、しっかりみんなと手をつないで楽しく修行を続けていきましょう

 

また、この日は鎮魂行(教典を唱和し坐禅を組む、精神統一の行)に使用する教典の巻物を自ら作る、「My教典づくり」も行いました

 

(完成!)

 

そして7月の昇級考試も行い、

白帯だったT・K君は、六級=緑帯に合格!

 

 

T・K君 おめでとう

さらなる精進を期す

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient)
 『106