身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

新年度、一年生になる皆さんにお知らせです

 

我孫子道院では

2026年1月17日(土)、2月7日(土)、3月7日(土)に

少林寺拳法 親子体験会を開催します

(いづれも午前9時30分~11時00分)

 

「もうすぐ一年生」といっても、新小学生に限らず、中学生、高校生、大学生、社会人でも大歓迎!
もちろん、一年生以外でもウエルカムですし、
子どもと一緒に親御さんもぜひ一緒に体験してみてください

 

新生活に向けて、少林寺拳法の稽古で、かしこい身体と

勁い(つよい)こころ、そして強運を目指しましょう

 

これからの時代を生き抜くためには、運の良さが欠かせません

 

経営の神様といわれた松下幸之助には、採用面接で「あなたは運がいいですか?」と聞き、「はい、運がいいです」と答える人を採用したという逸話があります
これは、物事をポジティブに捉え、困難を乗り越える力を持つ人材を見極めるためで、運は生まれつきではなく、考え方と行動次第で「作れる」ものという哲学に基づいていたそうです

 

また、日露戦争の海軍司令官であった東郷平八郎が抜擢されたのは、海軍大臣の山本権兵衛が、「東郷は運の良い男ですから」と明治天皇に奏上したからとされています

 

ここでいう「運」は、決して他力的な運ではありません

 

「幸運の女神は、準備万端でいる人のもとにだけ訪れる」

という言葉がある通り、

「有意注意」、目的をもって真剣に意識を集中させることで、
ミス防止や問題解決能力の向上につながるわけです

 

東郷平八郎の強運も

技術への着目と先見性

徹底した訓練と戦術の革新

に支えられたものだったはずです

 

武道の稽古もまさにそれ

危機を察知し、事前に回避できる、身体感受性の錬磨こそ

修行の要諦になるわけです

 

身体からの声が聞こえる、洗練された身体感覚を身につけられることを、私たちは「かしこい身体」と呼んでおります

 

そうした強運になれる身体づくりには、武道の稽古が一番!!!

 

新年そして新年度に向け、少林寺拳法に取り組んでいただき、
一緒に強運を目指しましょう!

※体験会の参加費は無料です

※新一年生以外でも、6歳以上でしたらどなたでも参加可能です

※上掲の1月17日(土)、2月7日(土)、3月7日(土)以外の日程をご希望の方は、ご一報ください

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『126』

金剛禅総本山少林寺 元代表役員 鈴木義孝先生が
12月15日にご逝去されたそうです
長年、開祖にもっとも近いところででお仕えし、開祖からの信任も厚く、開祖の志と金剛禅の教えを全身全霊で我々に伝えようとしていた鈴木先生
浅学ゆえに、初歩的な質問をさせていただいたことも多々ありましたが、そのたびに懇切丁寧に答えてくださいました
また恐れ多くも、我孫子道院にもご来院いただき、法話を拝聴する機会にも恵まれたこともあります


もう、あの力強い、大きなお声を聞けないかと思うと寂しくてなりません


それでも、たびたび先生の謦咳に触れ、多くのことを学ばせていただくことができた我々は幸運でした
これからは、先生から学んだことを仲間で共有し、しっかり後進に伝えていくのが使命だと心得ております
鈴木先生、本当にありがとうございました
心から哀悼の念をあらわすと共に、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます
再拝 再合掌



12月7日は年内最後の昇格考試

我孫子道院からは、2名の拳士が少拳士二段を受験し、

見事合格することができました

 

武道を学んでいる人は、とりあえず初段、黒帯をひとつの目標にしている人は多いのですが、初段を允可されるとそこで一区切りとして、道場から足が遠のいてしまう人も少なくありません……

 

正確なところはわかりませんが、初段から二段まで修行を継続する人は、初段允可者のうち10人にひとり、あるいは20人に一人といったところではないでしょうか?

 

しかし、初段の「初」とは初心の「初」

武道の本当の修行は、黒帯になってからはじまるものなのです

 

「薫習(くんじゅう)」という禅語があります

「薫習」とは、布に香りが染み付くように、

時間をかけて教えが相手に伝わること

 

お寺のお香の香りが自然と周囲に染み込んでいくように

いつもそばにいる人、師匠や仲間、道場の気風が伝わり、

その影響を受けて、気が付かないうちに自分の行動、思考、習慣が変わっていくという教えです

 

 

しかし「薫習」には時間がかかるのです

初段になって、黒帯を締めても、その真新しい黒帯はまだ無臭

そこからさらに稽古を積んで、帯に香りが染み込んでくるのは、

ようやく二段ぐらいになってからでしょう

 

今回、少拳士二段に合格したN拳士とK拳士も

まだまだこれからですよ!

 

そういうわけで、修行にゴールはありません

二段になっても歩みを止めずに、励んでくれることを期待します

 

もっとも、良い友人や尊敬する人と付き合うことで、自分も感化され、成長するのが、「薫習」の教えですが、

同時に、いつもそばにいる人の影響を受けるのも「薫習」ですので、師匠のいい面だけではなく、悪い面も弟子に伝わり、移りやすいので用心・用心!

 

ちなみに二人の合格祝いは、地元で贔屓にしている焼肉屋さん

 

 

こちらは煙がモクモクで、髪の毛や上着にたっぷりニオイが染み込んで大変なことに(滝汗)

(味はとっても美味しいのですが……)

 

焼肉のニオイは簡単に染み込んでも、

少林寺拳法の教えや技法が染み込むのには時間がかかるのです!

 

とりあえず、合格おめでとう
乾杯!!!

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『109』

我孫子道院は、言うまでもなく少林寺拳法の道場ですが、
縁あって集まった拳士同士が、

稽古日以外に、他のスポーツや文化活動を楽しむための

道院内サークルがいくつかあるのが特徴です!

 

具体的には、スキー部、フットサル部、キャンプ部、
拳地巡礼部、温泉部、ロケット部、手打ちうどん部、英語部、etc.

 

そのなかのひとつに、マラソン部があり、

本日はそのマラソン部のメンバーが、

2025手賀沼チームラン・キッズラン 

うなきちカップ に挑みました~

 

うなきちカップは、1周約800mの手賀沼親水広場・特設コースを

1チーム/2~10名のメンバーが、リレー形式で4時間走り続ける耐久レース

 

我孫子道院マラソン部は、7名でチームを組んで、1周交代というストラテジーで出走

20代から50代までの男女混成チームで

4時間走り続けて63周を達成

見事ベスト10入りを果たしました!

 

 

メンバーの皆さん、完走おめでとう

ナイスランでした

 

少林寺拳法以外でも盛り上がれる、
素敵なメンバーに出会えるのが、我孫子道院です

趣味を広げたい人、趣味が広い人、地元の仲間が欲しい人、

何かやりたいけれど、やりたいことが絞れない人、

とりあえず、我孫子道院の拳士になってみませんか?

 

年末年始も、新しい仲間を募集中です
見学、体験のお問い合わせ、お待ちしております!

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』

11月7日は立冬 暦の上では冬到来ですが

そんな昨日から、我孫子道院に新しい仲間が増えました

 

 

社会人女性のM・Iさんです

登録は10月付だったので、919期生になります

 

雑学ネタで知ったのですが、

9月19日は、「うま919日=うまくいく日」だそうです

滋賀県甲賀市でホースセラピーなどの活動を行う一般社団法人うま919が制定)

 

語呂合わせですが、919期入門のM・Iさんの
少林寺拳法の修行もきっとうまくいくことでしょう!

(ポルシェ919ハイブリッドというレーシングカーもありましたが……)

 

なおM・Iさんは、ご家庭のご都合などで、稽古を早く切り上げ、帰宅しなければならない日もあるそうです

 

様々な事情でフルタイム参加できない方にも、柔軟に対応させていただきますので、M・Iさんのような主婦の方や、その他、お忙しい方で、入門したいけど、時間が……と、
二の足を踏んでおられるようでしたら、一度ご相談ください

 

余談ですが、今月、2025年11月に入門すると、入門期生は920期になります(一ヶ月で1期)
「920」の語呂合わせはピンとくるものがありませんでしたが、
エンジェルナンバー920は、協力関係から生まれる無限の豊かさを示しているそうです⁉

 

12月以降は、来年度、小学校に入学されるお子さんの
体験入門なども受付いたしますので、
幼稚園、保育園の年長の皆さん、ぜひ見学、体験にいらしてください

 

とくに親子での参加、お待ちしております!

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』