昨夏は猛暑で生きものを商売にする会員さんは非常に苦戦した。

犬の繁殖をやっている事業者さんもたいへんだったらしい。

山代地鶏の養鶏業者さんも昨年秋、農商工連携マッチングで訪問した際には

「鶏が全く卵を産まんようになった。」と嘆いておられた。

それがここに来て絶好調になったとかで商工会へ持って来られた。

「山の中を駆けまわらせて育てちょるけえ旨いよ。

食うてみんさい」


知る人ぞ知るで昨年の軽トラ市では1個百円であっという間に売り切れた品物だ。

黄身がまっ黄色でしっかりしている。

卵かけご飯にすると旨みが抜群。


よーしこれなら、洋菓子屋さんとの農商工マッチングが可能だ。

さっそく動こう。


山口県 やましろ商工会

山口県 やましろ商工会

昨年11月 美和にオープンした農産品直売所「ふるさと市場」を中小企業診断士T先生と県連K課長と共に訪問して状況確認と今後の対応等をオーナーと協議した。

T先生は応援センター事業での対応。

我々は農商工連携マッチングコーディネート事業での対応。

農産品生産者(農家)や加工品製造者とふるさと市場のつなぎ役だ。

・安定的な品物の供給体制

・農家への加工品製造における保健所の許認可指導

・誘客

・広域的な供給

・接客術

・店長のマネジメント

などの課題が浮かび上がった。


ふるさと市場に寄ってみるとカートがすっからかん。

正月明けとはいえさびしい状況だった。

出荷者が白菜を持って来られたが並べるのと売れるのが同時な状況だった。


山口県 やましろ商工会

1月5日 事務局5人でやましろ商工会 会長・副会長・代表理事さん及び岩国市美川総合支所へ年始の挨拶回りに伺った。


本郷町の代表理事さんより

「おい ちょっと待ちんさい。猪肉をあげるから持って帰って分けんさい」

と4kgもの最高級の猪肉をいただいた。

ありがたいお年玉ならぬ おシシニクになった。


山口県 やましろ商工会


新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

皆様には、健やかに初春をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。

商工会では「商工会は行きます 聞きます 提案します」のキャッチフレーズのもと、会員増強・組織率向上にむけた「会員満足向上運動」を強力に進めております。

長い景気の低迷や政府の事業仕分けによる応援センター事業の廃止などの影響もありますがやましろ商工会は地域経済の核としてハイレベルな経営支援体制の確立に向け一丸となって頑張る決意でおります。何卒よろしくお願い申し上げます。

                  やましろ商工会 会長 藤村利夫



山口県 やましろ商工会

年末から降り続いた大雪は山陰地方に大きな被害をもたらした。

この山代地方も雪に覆われた。

箱根駅伝をテレビで応援しながらお屠蘇を一杯という正月だった。

ハチが低い位置に巣をかけると大型台風が来る

(昨年は蜂が低いところに巣をかけていたが台風は来なかった)

カメムシが多いと大雪が降る

(珍しくカメムシがいない年末だったが大雪になった。)

このように昔からの通説が通用しない昨今の気候になってきている。

予想がつかない環境が続くが政治もどうやら荒れ模様だ。

新年を迎え、やましろ商工会もこのような状況をしっかりとしたビジョンでのりきっていきたい。

それには足腰の軽さ=機動力だ。

ウサギのように素早いダッシュ力と箱根駅伝の早稲田の粘り。

がんばろう。



山口県 やましろ商工会
12月28日夕刻 やましろ商工会の大納会