※【ktウィズパーク観戦記】の続きになります。
ktウィズパークでの観戦を終え、長安門近くまで戻って来ました。このあと夕食をいただきたいと思いますが、日本で刊行されている中で最も詳しいガイドブックと言われる「地球の歩き方」でさえも、レストランの情報がわずかしか掲載されていないスウォン。そのため事前に旅ブロガーさんのブログ等をチェックして、複数の方が美味しいと挙げていたこちらの ポヨンマンドゥ というお店にやって来ました。
19時を回ったところというのもあり、お店の前には10名程の行列。10分ほど待って中へ入ることができましたが、お店の中にも行列ができてました。こちらは韓国の蒸し餃子「マンドゥ」が美味しいと評判のお店ということで期待も高まりますが、メニューが全てハングルで読めません(苦笑)
並んでいる間に注文を記入するシステムでした。店員さんに(たぶん)これに記入してと伝票を渡されましたが、さすがにこれは無理(苦笑) 結局、iPhoneでブロガーさんがUPしていた写真を店員さんに見せて記入してもらいました。
待ち時間25分程で席に案内されると、すぐに注文した マンドゥ が出てきました☆ 焼き餃子でもなく水餃子でもなく「蒸し餃子」ですが、これが何とまぁ美味しい!
餃子とは言っても、日本の餃子のように野菜のシャキシャキ感はなく、ほぼ肉の旨味でした!イメージ的には形の変わった小籠包といった味だったように思います。これホントに美味しかった!
そして韓国の巻きずし「キムパプ」も注文。日本のものとほぼほぼ同じに見えますが、酢飯ではなくごま油で味付けしているのが特徴です。
こちらももちろん美味!やっぱり実際に現地を旅したブロガーさんの情報は素晴らしいなと感動した、この日の夕食でした☆
食事を終えてお店を出る時もほぼ満席状態でしたが、外の行列はほぼなくなってました。ホントに美味しかったのでおすすめです☆
お店からすぐの、ライトアップされた長安門の夜景。ホントに素敵ですね♪
のんびりと大通りを歩きます。ソウルやプサンと違って日本人や外国人観光客とすれ違うこともなく、リアルな地方都市という印象です。
ハングルのネオンが並ぶ通り。この時点で20時頃ですが、さすがに寝不足と疲れでこのあとはホテルへ戻って早めに就寝。おかげでたっぷりと睡眠をとることができました。
翌日、5月12日(日)。たっぷりと睡眠が取れたことですっかり体力も回復!11時前にホテルをチェックアウトし、この前日に歩いた大通りを再び南へ歩きます。
途中で見付けた、本棚の絵が描かれたビル。おしゃれですね~
この日も長安門を抜けて、反対側まで歩きます。
何かの鐘がありました。
やって来たのは、水原華城の八達門の近くにある スウォン・チキンストリート!この前日に偶然見付けて、ホテルに戻ってからネットで情報を検索してみたのですが、韓国名物のフライドチキンのお店が10軒以上並び、夕方から夜には若者で賑わう通りになるそうです。当初は昼食には好物のビビンバをいただくつもりでしたが、かなり興味を惹かれたので予定を変更して来てみました♪
まだ11時過ぎころということで人通りは少ないですが、こういう海外のローカルな繁華街を歩くのは大好きなんですよね~
一応ネットで何軒かのお店をチェックしていたのですが、今回はこちらのお店に入ってみようと思います!
お店に入ってすぐのレジのおじさん(たぶん店長さん)がすごく親切な人で、こちらが外国人と分かると丁寧にテーブルまで案内してくれました。そのあと女性の店員さんが注文を聞きに来たのですが、こちらが英語で話すと別の若い男性の店員さんと交代。
メニューがハングルのものしかなかったので、この店員さんが片言英語ですごく丁寧にメニューの説明をしてくれました。お店に入る前は言葉が通じなかったら普通のフライドチキンでいいやと思っていたのですが、おかげで2種類のチキンと生ビールをオーダーすることにしました♪
まずは取り皿とフォーク、そして専用のトングが運ばれてきました。
韓国のビールと言えば「CASS」か「hite」が有名ですが、こちらのお店では「Max」という銘柄。ちなみにビールは韓国語で「メクチュ」と言いますが、チキンとビールを楽しむことを「チメク」と言い、韓国では大衆文化として根付いているとか。
そして注文したチキンが運ばれてきました!こちらがスパイシーチキンですが、店員さんの説明通り辛さは控えめでどちらかと言えば甘辛い味付け。これがめちゃめちゃ柔らかくて最高に美味!日本でも似たビジュアルのチキンは食べれますが、全く別物と言っていいくらいの美味しさでした☆ 丁寧に説明してくれた店員さんに感謝♪
そしてこちらがノーマルのチキンですが、色んな部位が入っていて違う食感が楽しめるのが特徴☆ 衣の食感は日本のとり天に近かったかもしれません。
これをソースに付けていただきます。先程の店員さんがまた丁寧に説明してくれましたが、色々試してみたら個人的には塩でいただくのが1番美味しかった!このチキンストリートでの食事は予想よりも遥かに満足したものになり、ホントに来てよかったです☆
…レジで会計を済ませると、先ほどの(たぶん)店長さんに笑顔で「Have a nice day!」と言われたので、「カムサハムニダ!」(ありがとう)と返しました。こういうちょっとしたコミュニケーションが、海外ではホントに楽しかったりするものですね。
昼食後に向かったのは徒歩数分のところにあるこちら。
広場の奥まで歩いて来ました。
チケットを購入しようと思ったら、何故かこの日は無料でした。理由はわかりませんが(笑)、ありがたい限りです♪
こちらは 華城行宮(ファソンヘングン) という、かつての仮宮殿の跡。この前日に歩いた水原華城は街をぐるりと囲む城壁ですが、こちらはその城壁で囲まれた街の中心部近くにあります。
こちらが「新豊桜」という、華城行宮の入口。さっそく散策をスタートしたいと思います!
華城行宮はもともとは王が水原に来た時の施設として造られたそうですが、そのほとんどの建物が消滅したそうです。1990年代から復元工事が始まったそうで、韓国のドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の撮影はここで行われたそうですね。
更に門の奥へと入って行きます。
何となく平べったいお堂が見えました。こちらは「奉寿堂」といい、王の行幸の際に正殿として使われた建物だそうです。日本統治時代に撤去されたものを、1997年に復元したそうですね。
中には当時の部屋の様子が再現されていました。
何かの行事のシーンだと思いますが、詳しくはわからず。
重厚な瓦の屋根が連なる様子はとてもフォトジェニックです♪
こちらは接見の場所として使われたとか。
日本の建築様式にも似てますが、色の使い方が独特ですよね。
何となくですが、昨年訪れたソウルの景福宮を小さくしたような雰囲気に感じました。
ここが1番奥に当たる場所のようです。
当時の様子を再現したものでしょうか。こういう小さな部屋がたくさんありました。
「入ってはいけません」でいいのではないかと(苦笑)
私は韓流ドラマのことはほとんどわからないのですが、ドラマの聖地としても有名のようで、韓国の地方からと思われる観光客の姿が多かったです。
こちらは北側のエリアになりますが、突然古い門が姿を現します。
門の中へ入ると古いお堂がありました。華城行宮の隣の敷地になるので詳しいことはわかりませんが、もしかしたら建築された時代が違うのかもしれないですね。
中の様子。
これで一通りの散策を終了。かなり見応えがありましたが、ソウルの景福宮と比較するとかなり小さく、40分ほどでほぼ全てを回り終えました。
この庭からは、水原華城で最も高いところにある「西将台」が見えました。昨日は主に時間の関係で途中で断念しましたが、ここから観れたのでよしとします(笑)
最初に入って来た「新豊桜」まで戻って来ました。
来る時には目線が先の方を向いていて気が付かなったのですが、華城行宮の前に広場には巨大な絵が描かれてました。
…ということで、この日の最初の目的地である華城行宮の散策が終了。このあとはこの前日に時間が足りずに回れなかった水原華城の残りの箇所を少しだけ散策し、ソウルへ戻ります。
※【スウォン旅行記⑤】に続きます。
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[スウォン旅行記]
2019.05.11 【ソウルから水原(スウォン)へ。名物のスウォンカルビを堪能☆】
2019.05.11 【城壁で囲まれた李氏朝鮮時代の街。世界遺産・水原華城を歩く☆】
2019.05.11 【広大な水原華城。東北空心墩から巨大な八達門までを散策する☆】
2019.05.11 【イ・デウンのKBO先発登板に1日遅れで立ち会えず…☆ktウィズパーク】
2019.05.12 【激ウマなマンドゥとチキンストリートから、華城行宮へ☆】 ⇒ この記事
2019.05.12 【スウォンに別れを告げてソウルへ。平壌冷麺で旅を締めくくる☆】