クマ家の事実はいつも小説より奇 | 白クマの妻は今

白クマの妻は今

外国の白クマを夫にしたら予想外のイケメン子グマが2匹も出てきた。どぉする?

猫好きな読者の皆様は、クマ家シアトル支部のにゃんずは

どうしているのかと思われていないでしょうか?

 

もしくは、このブログを長く、もしくは遡ってまで

読まれてしまった方々は、シアトルにゃんずが

やってきた経緯に何か疑問と不安を抱いていないでしょうか?

 

*クマ家の猫メンバー注意報発令中*

(本日のブログは、ほぼ猫です。地球の反対側の

よそんちの猫に興味のない方は1回休みをお勧めします)

 

過去のクマ家にゃんずに関するブログへのリンク:

 

猫キターーーーーー!!(5月16日)

 

シアトルにゃんずの現状報告:問題ありあり(5月20日)

 

花の名前と猫の名前(5月24日)

 

私はどこかで何となく何かが変だと感じていました。

でもまあ、猫は来ちゃったわけだし、

とりあえず元気に育ってくれれば良いなあと、

白クマと子グマ兄弟をふわふわと癒してくれれば良いなあと

思っておったわけですよ。

 

そして、私も8月末に会いに行くと決まったのですから、

それを楽しみにしようではないかと。

 

血統書付きのメインクーンはアメリカだって

本当はものすごく高い猫です。

 

それが2匹も、白クマの母、クマ母の絵1枚で物々交換になる?

クマ母の絵は確かに大きいと何千ドルかの値が付きますけどね。

 

何度尋ねても出生日がはっきりしない?

血統書はなかったの?

え、もらったおぼえがない?

 

オスとメスと言われたけれど、

メスのメリーよりオスのピピンが小さい?

もしかして何か障害でもあるのかも?

 

血統書付きの猫のブリーダーからもらったというのに、

2匹とも猫砂トレーニングができてない?

それはありえないでしょ?

 

それでも2匹は徐々に雄グマ達にも慣れ、

5匹でそれなりにおだやかに楽しく暮らし始めたようでした。

 

 

さあ、ここからが急展開ですよ~。

 

注:繰り返しますが、このブログは99.9%脚色なし、

まんま、赤裸々に事実を吐露しております。

 

私はとにかく早めに2匹を動物病院へ連れて行き、

きちんと予防接種なども済ませるようにと指示しておりました。

 

なにせ誕生日もわからないくらいで、

最初の接種と去勢なども終えているという話でしたが

書類が見つからず、元の飼い主に問い合わせても

返事がないと言うのですから、変だなあと思っておりました。

 

何か変。これですよ。久しぶりに出ましたね。

 

それでやっと白クマがその重すぎる腰を上げて

病院へ連れて行った先からのメッセージが、

家族全員のグループチャットに入ったのです。

 

「それでな。もうメリーとピピンじゃないんだ。

ピピンよりピッピだな」<白クマ

 

「ああ、そう。て、どゆこと?」<子グマ兄

 

「ピッピは妙に腹が大きくなってたろ?

それはピッピが妊娠してるからなんだ」<白クマ

 

「はあ。くそ」<子グマ兄

 

「来月あたりに出産予定だ」<白クマ

 

どゆことーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!??

 

予防接種より何より、ピピンの(ピッピか?)お腹が

妙に大きくなり始めたので、変な虫でも沸いてるのかと

心配になって2匹を病院に連れて行ったのだそうだが、

超音波でお腹に心音を確認されてしまったと。

 

この2匹がいた家では何匹もの純血のメインクーンだけが

飼われていたので、それらのどれかとかかったのだろうと。

 

しかし、飼い主はそこまでわかっていなかっただろうと。

 

それで何が理由か売れ残った2匹を

クマ母にうまいこと押し付けたのだろう、と。

 

それが妊娠で来月出産となると、色々と考えるところがある。

 

まず、話がむちゃくちゃだ。

 

兄妹ではなく姉妹だったのだ。

そして去勢はされていない。

 

嘘八百じゃん。

 

血統書はないし、これからも見込めないが、

それでも純血種のメインクーンの子猫ならば、

簡単に引取り手が、もとい、買い手がつくだろうと

獣医も太鼓判を押したそうだ。

 

そりゃそうでしょう。

 

と言うか、これからメリピピと子猫たちの

(何匹出てくるのかわからないけど)去勢費用や

予防接種費用をうちが出さなければいけないわけであるから、

そりゃもう子猫を売ったお金に頼るしかないでしょうよ!

 

話が違うんだから!

 

「獣医も言うんだよ。こうなると、この妊娠出産は

その元の飼い主には言わない方が良いかもね、と」

 

言うな!

クマ母にも言うな!

あの人に言ったら二日で島中に広まるに決まっとる!

 

そうか。

でもそうなると、私が8月末にシアトルに里帰りすると、

そこはメリピピ&子猫でまみれているタイミングなわけだ。

 

うおお。

なんか怖い。

 

「あなた達ね。間違っても、子猫の1匹はキープしようよ、

とか言い出さないようにね。2匹で十分なんだから」<クマ妻

 

「1匹?もうこの際、産まれたの全部キープして

俺が猫キチおじさんになるという手があるぞ」<白クマ

 

「やーめーてーーー」

 

というわけで(どういうわけなの?)これから雄グマ達は

未体験ゾーンである猫の出産と子猫育てという

一大プロジェクトの夏が来ることになった。

 

「まあとにかく写真とか期待してるわ」

「まかせろ」

「ブログのネタをありがとう」

「ははは」

 

おかしいと思ったのよ。

オスのピピンがメスのメリーより小さいとか。

純血のメインクーンが2匹も売れ残って、とか。

 

もう6月も終わるわけで、春猫ではないわ。

夏猫なんて聞いたことないわ。

 

もうこうなると一生、解き明かされない謎ばかりだけど、

しょうがないわ。

 

ピッピの無事の出産を祈るだけだわ。

 

今すぐシアトルに帰りたいわ。<笑