*クマ家の猫メンバー注意報発令中*
(本日のブログは、ほぼ猫です。地球の反対側の
よそんちの猫に興味のない方は1回休みをお勧めします)
シアトルの白クマと子グマ兄弟がクマ母の画策で(?)
唐突に純血種のメインクーン2匹を飼うことになってから
地球のこちら側からやきもきとしているわけだが、
「写真送れー!」「どうなってんだー!?」と
メッセージを送ると、返信されてきたのはこんな写真。
どうもこの猫達は色々な意味で一筋縄では行かない
状態であるというのがわかってきた。
まずは背景がじわじわと見えてきた。
おそらくこの猫達には何らかの問題があって
生後7ヶ月の今までブリーダーの元に残っていたのだろう。
メインクーンは最近は日本でも知られるように
なってきたようだが、アメリカでは昔から人気の猫種で、
純血種となると探しても中々簡単に買えるものではなく、
1匹1,500ドル以上してもおかしくない。<23万円~
そんな猫が2匹もまとめてクマ母の絵1枚と
トレードというのは少々おかしい話であったのだ。
大体、子猫のやりとりというのは施設にいる迷い猫や
捨て猫、野良でない限り、生後6~10週で行われる。
何らかの理由でこの子猫達には飼い主(買手)が現れずに
この中途半端な7ヶ月まで来てしまっていたのだと思う。
予防接種と去勢は済んでいるようだというのが
それを物語っているのだが、まず、なんと
この猫達はまだトイレトレーニングがされていなかった。
元飼い主のブリーダーは田舎の農家のような環境で
暮らしているようで、この猫達は屋外で自由を満喫して
いたらしく、猫砂箱の使い方を知らない。
ひょえ~~~!そこからかい!?
また、同じ理由で生活も昼夜逆転しており、
昼間は延々と寝ていて夜になるとにゃあにゃあと
ひどくうるさいのだと言う。
そりゃ大変だ。
また、人間にだか白クマメンバーだけなのか、
まだ慣れられなくて逃げ隠ればかりしており、
容易にさわらせてさえくれないと言う。
ちょっと待て。
それじゃあブラシングもできないじゃないか?
「できないよ。やばいよ」
それはマジでやばい。
メインクーンの毛はあっという間にフェルト化するのだ。
また、名前すらまだ決まらないと言う。
「なんで?」
「子グマ兄弟と意見がまとまらないというのもあるけど、
まだ2匹の見分けもつかないんだよ」
「はああ?」
「多分、白っぽくて小柄な方がオスだと思うんだけど、
こいつの方はひとりでそっちこっちに隠れるんだよ。
それをもう1匹のメスが探していつも鳴いてうるさいんだよ」
あかん。
あかんがな。
これは色々と慣らすのに先が思いやられる。
「それで昼間は俺の仕事部屋に2匹とも入れて
ドアを閉めるようにしたら少し落ち着いてきたんだけどさ」
まいったね。
ああ、そこにいられない自分が歯がゆい。
雄グマ3匹と猫2匹のこれからやいかに???
(2匹一緒だとのんびり)
(多分こっちがメス。顔の毛色が濃いめ)
(こちらがオスだけど小柄。めずらしい)