悪霊祓いの不思議な祭り「虫送り」とは?(老将軍の怨霊鎮めの祭り?) | 白川葵の開運秘伝 神社仏閣超不思議紀行

白川葵の開運秘伝 神社仏閣超不思議紀行

教派神道の神職の資格を持つ占い師のブログです。
出雲大社の系列の巫女を経て、大学の神道学科へ。
算命学・気学・西洋占星術・タロットを習得し、占い館や催事出演で延べ2万人の方を鑑定。
テレビに地上波で50回以上出演。雑誌へも執筆・掲載多数。

こんにちは~晴れ

 

出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。

教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です絵馬 キラキラ

 

本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。

 

初めての方も、よろしくお願い致します。

 

 

春から夏の

これから農繁期を迎えようとする時期の夜に、

「虫送り」という祭りを行う地域があります真顔

 

松明を焚いてメラメラ

悪霊を追い払うと共に、

その年の豊作を祈りますお願い

 

地域によっては、

悪霊に見立てたわら人形を持ち、

行列を組んで、

鉦(かね)や太鼓を叩きながら歩き、

つかまえた害虫と共に、

川や海に流すことで波

「追い払う」ところもあります。

 

他の土地の人からみると、

「奇祭」かもしれませんが、

「虫送り」は、

農作物に付く害虫を追い払う

地元の人たちの

大切な伝統行事です真顔

 

 

霊は、

虫に憑依しやすく、

死者の霊はおばけ

特に

蝶やトンボや蚊などに憑いてちょうちょ

縁のある人の所に、

やって来ることがありますが、

 

「虫送り」は、

悪霊が虫に憑いて

農作物が不作にならないことを

祈願するのですお願い

 

「虫の知らせ」とか気づき

「虫の居所が悪い」という言葉もムキー

虫が霊的な存在であることを

意味しているのです。

 

 

さらに、

農作物に祟る悪霊の正体は、

武将だったという説もありえー

虫送りの際に、

「サイトウべットウ」と、

掛け声をかける風習のところもあります。

 

サイトウベットウとは、

「平家物語」や「源平盛衰記」に登場する

平安時代末期の平家の武将・

斎藤別当実盛(さねもり)のことです。

 

実盛の最後は壮絶で、

年老いた身でありながら、

平家の一員として

篠原(しのはら)の合戦に出陣しますがメラメラ

老齢であることを隠すためにおじいちゃん

白髪を黒く染めていたそうです。

 

 

実盛は、

奮闘むなしく、

木曽義仲(きそよしなか)の兵によって、

討ち取られてしまいますチーン

 

しかし、

首実験をしても、

誰の首なのか分からず、

「髪を染めていた」という情報を得た義仲が、

池で洗わせると、

白髪が現れ、

実盛だったと分かるのですが気づき

 

実は、

実盛は義仲のかっての大恩人で、

義仲が

駒王丸と呼ばれていた幼少期に

殺害されるところを

実盛から

逃されていたのですびっくり

 

 

その実盛の怨念が

稲を食い荒らす害虫の

稲虫になったという伝承があります。

 

乗っていた馬が馬

田んぼの稲株につまずいて倒れたため

実盛は、

源氏の兵に討たれたと

されていて、

その恨みが稲虫となり

死後、

稲を食い荒らすようになったと

伝えられているのです。

 

 

西日本では稲虫や

特にウンカを

「実盛虫」と呼びます。

それで、

虫送りを

実盛の霊を鎮めるために

行っていたともされています。

 

「虫送り」を地域によっては、

「実盛送り」

「実盛祭」

「実盛さん」と呼ぶことも

あるそうです真顔

 

 

参考記事

 

 

 

 

 

それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございましたニヤリ

 

神社 キラキラ クローバー 流れ星 絵馬 流れ星クローバー キラキラ神社

 

現在、神奈川県川崎市麻生区で対面鑑定、電話鑑定を行っております。

最寄駅は小田急線新百合ヶ丘です。

 

算命学・気学・西洋占星術による鑑定です。

鑑定料は60分14000円です。

(90分21000円・120分28000円です)

 

ご興味のある方は、aries@mx1.ttcn.ne.jpまでお問い合わせいただくと、数日以内に詳細をご連絡致します。

鑑定は8月初旬まで満席になりました。

ただ今のお申込みですと、8月中旬以降の鑑定になります。

(8月13日~15日はお盆休みをいただきますので、鑑定は休みます)

 

鑑定のご案内は、こちらをどうぞ

                  下矢印