こんばんは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
伊勢神宮の御正宮では、
「金運の上昇」や「良縁祈願」などの
個人のお願い事をするのはNGとされていて
お賽銭箱がありませんよね
神宮には、
おみくじもなく、
参拝が出来ただけで大吉というとらえ方を
します。
なぜ個人の祈願がNGなのか
は
伊勢神宮は、
皇室の祖廟なので、
太陽神に感謝し
日本の国をお守りいただけるように
祈願をするところなので、
個人の御利益を願うのは、
霊的に相応しくないのです
そして、
伊勢神宮は、
構造上も、
隅々にまで、
何か特定の運を得るようには、
風水的に
設計されていないのです
神宮の構造をみていくと、
建物の柱の高さも、
門の幅の寸法も、
地面に敷く石も、
「ニュートラルとは何か」ということを
徹底的に研究されて
場が作られています。
ニュートラルとは、
偏りのないことですが、
神宮は、
波動の高い良いものが
非常に調和して、
「癖のない場所」になっています。
それは、
永遠、普遍的に
参拝をする者の
意識や陰陽の「気」のバランスを
ゼロ点に戻すように
設計されているのです
例えば、
伊勢神宮の堅魚木（かつおぎ）は、
１０本ですが、
１０の「０」は、
ゼロ点に戻すことの象意です
そして、
「０」は霊（れい）でもあるので、
視えない霊の世界に通じることも
意味しています。
さらに、
１０は、
漢字では「拾」ですが、
「拾」の字は、
手へんに合わせるで
構成されていますし、
「十」は、
「｜」が天と地を表わし、
「一」は
人を象意し、
天地人が融合することを
示していて、
十本の堅魚木には、
人が手を合わせて
神に祈ることとで、
天地に通じ、
ゼロ点に戻り、
霊の世界にも通じるという
いくつものシンクロがあるのです
このように、
内宮の本殿の
堅魚木だけでも、
伊勢神宮では、
ゼロ点に戻すように構成されています
神宮は、
パワースポットと言われていますが
個人的な、
祈願をして、
「特定の運を得る」場所ではなく、
自分の陽のエネルギーと
陰のエネルギーのバランスを取る場所なのです
陽のエネルギーは「活性化」、
陰のエネルギーは「鎮める」、「落ち着かせる」ですが、
人の「気」も意識も陰か陽に偏りやすいです
それが、
伊勢神宮のような
ニュートラルな場所に行くと、
自分の癖に気付くことが多いです
白い石が
一面に敷いてあったりすると、
自分の偏りや癖が分かってきて、
欠けているところや
逆に良いところも分かるのです
それが
神宮からいただける
最大の
御利益でもあるのです
なお、
個人的なお願いは、
御正宮ではＮＧですが、
別宮の
荒祭宮では◎です
参考記事
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ご興味のありそうなものがございましたら、どうぞ
神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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「大金運の法則 ２０２１」に掲載されました
