こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
神社やお寺で、おみくじを引いたとき
「凶」が出ると、
ドキっとしたり、
落ち込んでしまいやすいですし
「大吉」が出ると、
やはり嬉しいものですが
「大吉は凶に還（かえ）る」
ということわざがあります
このことわざは、
＜吉は縁起が良いけれども、それが過ぎて大吉になると、かえって縁起が悪い＞
という意味で、
似たことわざに、
「過ぎたるは猶（なお）及ばざるが如（ごと）し」
「最上は幸福の敵」
があります。
最高の状態になり、
最高だ
と、思ったとたんに落ちることを意味しているのです
反対に、
最低の状態になっても、
感性を研ぎ澄ませて、
希望を持てば、
最高の状態になるということです
これは、
最高と最低は、
地続きだということを表わしているのです
そうであるからこそ、
最高の状態のときには、
いつ落ちてもいいように心の準備をしておき、
その状態をいつでも手放せるようにしておく、
精神状態になれることが望ましいですし、
逆に、
最低の状態のときには、
次は最高になるかもしれないという
希望を失わないことが大切という意味です
最高のときに、
手放しが出来る境地になり、
最低のときに
希望を失わない心の状態になるというのは、
言うのは簡単ですが、
実際に、
その境地に達するのは、
大変なことだと感じます
しかし、
このことわざには、
呪術が隠されているのです
他にも、
これに似たことわざは多く、
「勝って兜（かぶと）の緒（お）」を締めよ」とか、
「人間万事塞翁（さいおう）が馬」とか
「好事（こうじ）魔多し」などにも
呪術が隠されているのです。
これは、
＜物事は全て波であり、サイクルとなって流転する＞
という象意で、
何事にも、一喜一憂（いっきいちゆう）する必要はないという教えなのです
易でも
「窮（きゅう）ずれば通ず」といって、
行き詰まって困り切ると、
かえって活路が見いだされる場合があると説いています。
追い込まれると、
変化をするし、
変化をすると通じることがあるからです。
陰陽道の
万物は、
一日が昼と夜を繰り返すように 
陰が極まれば陽に、
陽が極まれば陰になることを繰り返すという
思想が、
ある種のことわざには、
呪術となって隠されているのです
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昨年の１０月以降に。
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それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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