こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今回の記事は。
お稲荷さんには。
油揚げをお供えしますが
それは、なぜなのかについてです。
お稲荷さんと言えば。
狐の好物は「お揚げ」だからでしょ
と思われがちですが。
実は、
芋類が好物なのです
それなのに。
油揚げが供えられるようになったのは
お稲荷さんは。
五穀豊穣の神様で
その起源は。
天照大神の食事係である豊受大神、
倉稲魂神(うがのみたまのかみ)です
(豊受大神と倉稲魂神は古事記では別個の神になっていますが、穀物神というのは共通しています)
食べることに困りませんようにとの願いで。
稲の豊作を願う意味で。
「食」は。
「医」に通じるということで。
健康の神様にもなっていったのです。
揚げは。
大豆で出来ています。
大豆は非常に栄養価の高い食べ物の代表なので
食べることの大切さを。
心配りする意味で。
大豆に手を加えた油揚げが。
供えられるようになったのです
ただ。
神道では。
お米や野菜などを
生のまま、調理しないで供えるのが一般的です。
それなら。
大豆を生のまま供えれば良いのではと思いますが
これは、昔。
祭式の授業で習ったことなのですが。
神饌には。
生の物をそのまま供える生饌(なません)と。
調理した物を供える熟饌(じゅくせん)とがあって
熟饌を供える方が神様に丁寧だとされていて。
大きなお祭りでは。
生饌と熟饌の両方をお供えすることがあるのです。
栄養価の高い大豆に手をかけて。
油揚げをお供えすることは。
神様に礼を尽くすという意味になるのです
今年の6月以降に。
神社仏閣巡りのジャンルで、人気記事ランキング1位になった記事です
ご興味のありそうなものがございましたら、どうぞ
鎌倉 円応寺のえんま様が「寿命が決まっている人といない人の違い」を伝授してくれた
鎌倉 円応寺のえんま様が「来世の寿命は何歳位で決まるのか?」を伝授してくれた
神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
現在、神奈川県川崎市麻生区で対面鑑定、電話鑑定を行っております。
最寄駅は小田急線新百合ヶ丘です。
算命学・気学・西洋占星術による鑑定です。
鑑定料は60分11000円です。
ご興味のある方は、aries@mx1.ttcn.ne.jpまでお問い合わせいただくと、数日以内に詳細をご連絡致します。
鑑定のご案内は、こちらをどうぞ
ぶんか社の「あなたが体験した怖い話」で「陰陽九気占い」を連載中です。