おはようございます
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
お盆の時期に、墓相に関する記事を投稿したら
お読みいただいた方から。
「亡くなった人に戒名を付けないと、成仏が出来なくなるとお坊さんに言われたのですが、それは本当なのですか
」
と、ご質問をいただきましたので。
今日は、そのお答えを記事に致します。
答えを先に言ってしまうと。
戒名を授かるか、授からないかで成仏の度合いが決まるのではなく。
亡くなった人が、戒名をどのようにとらえていたかがポイントなのです
生前に。
「私は、死んだら戒名を付けて欲しい」と望んでいた人が。
死後に、付けてもらえなかった場合は。
現世への執着となり
成仏の妨げになります。
逆に。
「戒名などいらない」と思って亡くなった人は。
戒名が、無くても。
成仏出来ないことはないのです
それなので。
戒名が必要か、不要かは。
故人の希望で決めると良いのです
戒名のランクに付いてもよく話題になります。
これは。
宗派による違いもありますが。
戒名に「院殿」や「院」が入ると。
格が高い戒名ということで
当然、高額になります。
それで、格が高い戒名をいただくと。
死後に高い次元に行かれるのかというと。
これも、同様に。
死者の意識によって決まるのです。
「ランクの高い戒名を付けて欲しい」
と願っていた人が、付けてもらえないと。
現世に恨みを残すのですが
「戒名の格など、どうでもいい。院号など、あってもなくても構わない」
と、とらわれずに亡くなった人は。
どんな戒名であろうと。
あっさり、成仏していくのです
戒名とは、本来は。
「いましめ」ということで。
悟りを目指して、個人でがんばる名前という意味なのです。
そして。
仏の弟子になったことを表わす名前でもあり
仏の元では、人間は平等なので。
元々は、誰もが二文字だったのですが。
江戸時代の檀家制度の影響で。
お寺に貢献をした者が。
「院殿」や「院」などの文字が入った。
格の高い戒名を授かるようになっていったのです
戒名の「格」については。
祖父と父とのランクを揃えなければならないのか
といったお悩みを伺うことはあるのですが。
戒名の「格」は。
本来の意味からすると。
生前のお寺への貢献度で決まるので。
先祖を同一の「格」に揃えなくても良いのです
ただ。
お寺によっては。
「戒名は、いりません」とか、
「先祖と戒名の格を揃えなくても良いです」というと。
余り良い顔をされないこともあります
今日の記事は、ここまでです。
今年の６月以降に。
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それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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