こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
かなり前なのですが。
秋田書店という出版社から。
「サスペリア」という雑誌が出ていて。
私は、その雑誌の「霊障診断」のコーナーをレギュラーで担当していました
どういうことをやっていたのかというと。
読者の方から。
ご自身や周りの方が体験した。
その体験をマンガ家さんがマンガ化して。
私が。
何が原因で怖い出来事が起こったのかを。
中には。
ご自分のやってしまったことのお悩みを寄せられる方もいらっしゃいました。
今日の記事は、その話で。
お悩みを寄せられた方は、Aさんという女の子で。
当時は、高校生でした
Aさんのお悩みは。
私は、焼き味噌を使って。
貧乏神を呪いに利用してしまった
というものでした
焼き味噌とは、何かというと。
味噌を杉板などに塗り付けて。
遠火で炙った料理のことで
お酒のおつまみやご飯のおかずにするものです
そして。
貧乏神はなぜか。
焼き味噌を異常に好むようで
大阪の船場では。
明治10年頃まで。
それは。
毎月末に。
船場の商人の家で味噌を焼き
それを皿状にしたものを。
番頭が持って家々を回り。
香ばしい匂いがあちこちに満ちた頃。
その焼き味噌を二つに折り。
こうすることで、好物の焼き味噌の匂いに誘われて家から出てきた貧乏神が。
焼き味噌の中に閉じ込められるので。
自分も貧乏神を招かないように。
味噌の匂いを落としてから帰宅をする。
という神事です。
Aさんは。
母方のお祖母さんが大阪の出身だったので
お祖母さんから、この話を聞いていました。
そして。
Aさんには、霊感があり。
「私の家の物置には、貧乏神がいる」
と、子供の頃から確信していたそうです。
中学生のころまでは。
貧乏神の姿が視えていたそうで
最近は。
姿は視えないものの。
「気配」は、ハッキリ感じるのだそうです
実際。
Aさんの家は。
お父さんが。
仕事が続かない上に、お酒とギャンブルが好きで
常に借金があり。
お母さんが、パートで何とか生活費を稼いでいるという感じで。
いつもお金に困っていて。
お金のことが原因での夫婦喧嘩が絶えませんでした
Aさんは。
家から貧乏神を追い出せば、少しは生活が楽になるのでは
とずっと前から思っていて。
「焼き味噌を使った儀式をやってみたい」
とお母さんに言ったことがあるのですが。
お母さんは、相手にしてくれませんでした
それが。
少し前に。
親戚に不幸があり。
両親が揃ってお通夜に行くので。
帰宅するのが遅い時間になるという日があり
Aさんは、この日の夜に。
自宅から、貧乏神を追い出す「儀式」をやってみよう
と、決めたのでした。
それで。
焼き味噌を作ろうと思ったのですが。
杉板がないので。
フライパンにお味噌を入れて。
油を少し加えて。
お味噌を弱火で、焦がさないように煮詰めて
料理酒を加える。
という作りやすいやり方で。
焼き味噌を作って。
それを紙皿の上に乗せ。
物置の戸を開けて。
戸の前の床に、焼き味噌の乗った紙皿を置いたのです。
Aさんは。
焼き味噌の匂いにつられて
貧乏神が味噌にやってくるのを待っていました。
すると。
間もなく。
貧乏神が、やって来て。
味噌に移った瞬間があり
Aさんは、すぐに。
紙皿を二つに折って。
貧乏神を閉じ込めると。
ビニール袋に入れ。
袋の口を紐で厳重に縛りました。
Aさんは、そのまま。
自宅のゴミ箱に。
ビニール袋を捨ててしまうつもりでした。
でも。
そのとき、Aさんに。
それは。
「この貧乏神を。Bさんに憑けることは、出来ないだろうか」
というものです。
Bさんは、Aさんの同級生の女の子で。
特別に親しくもないし。
仲が悪いわけでもありませんが。
Aさんは、クラスは別だけれども同じ学年に。
C君という好きな人がいて。
Aさんは、以前にC君に告白したことがあったのですが。
フラれてしまったのです
それが、最近。
BさんとC君が付き合っているということを知り。
Aさんは、Bさんに嫉妬の感情が芽生えていたのです
Aさんは。
Bさんの家の住所を知っていて
そこは、自宅から歩いても。
ほんの十分位のところでした。
Aさんは。
貧乏神を閉じ込めたビニール袋を持ったまま。
住所を頼りに、夜道を歩き
Bさんの家が分かると。
Bさんの家が豪邸だったので。
恋愛面とは別の。
嫉妬心が生じ
ビニール袋から焼き味噌の皿を取り出すと。
Bさんの家の敷地の前に置き。
心の中で。
「貧乏神さん、Bさんの家にお住み付き下さい」と念じて
ビニール袋に味噌が付いていたので。
ビニール袋もそこに置いて。
自分の身体に焼き味噌の匂いが付いていないことを確かめると。
自宅に帰りました
翌日の朝。
登校する前に、Bさんの家の前を通ると
焼き味噌の皿も、ビニール袋も片付けられていて。
貧乏神がBさんの家に定住したのかどうかは、分かりませんでした。
ただ。
それ以来。
Aさんの家の物置の「気配」は明らかに変わり。
貧乏神がいなくなったのが。
Aさんには、分かりました
そして。
不思議なことに。
その後、間もなく。
お父さんのお酒の量が減っていき
これまで、仕事に行ったり行かなかったりしていたのが。
仕事を休まなくなり。
夫婦喧嘩も、ほとんどなくなり。
家の中の空気が。
本当に。
穏やかになっていったのです
ただ。
それと、ほぼ同時に。
Bさんのお父さんが病気になり。
入院しているということを
同じクラスの友達から、たまたま耳にし。
Aさんは。
「貧乏神が、Bさんの家に移ったからか・・・」
と、思ったのです。
しかし。
Aさんは。
自分がやったことは。
もしかすると。
今のところ。
Aさんの家庭は落ち着いているけど。
呪いが返ってきて。
悪いことが起こるのか
それとも、偶然なのか
もし、呪いをかけてしまったのだとすると。
自分はどうすれば良いのかが気になり
私が担当していた。
ご相談をされてきたのでした。
私が。
Aさんにした診断は。
Aさんの自宅に貧乏神がいたというのは。
本当だったと思われますし。
焼き味噌を使って。
貧乏神を自宅から追い出そうとしたことは良いことです
けれども。
Aさんは。
貧乏神を閉じ込めた袋を。
そのまま捨てれば良かったのですが。
Bさんの家の前に。
明らかに。
貧乏神は。
憑いた家の人を。
貧乏にするとは限らず。
病気にすることもあります
私が、視たことろでは。
Bさんのお父さんが病気になったのは。
貧乏神が憑いたのが直接の理由ではなく。
Bさんのお父さんの運気が弱っていたことが根本的な原因なのですが
Aさんが、貧乏神を移したことで。
病気の発動に。
火を付けてしまったと感じられました
Aさんは。
時間の問題で。
「罰」を受けると思いましたので
私は。
悪いことをした後に。
ただ。
罪の大きさによっては。
Aさんにも。
その点をご注意してお使いくださいと。
お伝えしました
今日の記事は、ここまでです。
今年の5月以降に。
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ではでは、今日も最後にプライベートネタです
昨日は、昼間に。
鷺沼に用があったので。
外出しました
それで、まっすぐ帰宅するつもりだったのに。
又、フラフラと。
サイゼリヤへ
一昨日も。
来たのですが
又、同じように。
白ワインとプチトマトのサラダと
ムール貝のガーリック焼きと
白ワインをお代わりして
ミニキュウリのピクルスを追加
最後に。
ガーリックトーストを食べました
サイゼリヤはワインが安いので、
ついつい立ち寄ってしまうのですが
どうしても
500ml飲んでしまいます。
寝る前にも、日本酒をコンスタントに飲んでしまうので
この習慣を何とかしなければ
(と、何年も、いえ何十年も前から言っています)
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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