今、住んでいる家は
お気に入りの家ですか?
私は結構気に入っています。
それは、引っ越しを決めた
「きっかけ」にあるかもしれません。
2017年の正月番組
「ぐるない!おもしろ荘」出演をきっかけに
爆発的な知名度を誇った
『ブルゾンちえみ』
連日、テレビで見ない日がないほどで
うちの子たちも
「35億♬」と振り付きで踊ったりしていた。
2017年当時。
わたしは、46歳。
主人が亡くなって、
2年半が過ぎていた。
ある日のこと。
「洋服とか食べ物とか
どんな家に住むのかも
妥協しちゃダメって
ブルゾンちえみが言ってたよ」
…と、子どもたちから聞いて
私のココロは、ザワついた。
え?
お笑いで
ブレイクしたばかりの子が
妥協しちゃダメって?
どーゆうこと??
「妥協しちゃダメ」という一言が
私の心に 引っかかった。
毎日、悶々と暮らしていた。
なにか、
スッキリしない気持ちだった。
何かを変えないと、
何も変わらない。
でも、
何をどうしていいかもわからない。
ただ、
今のままじゃだめな事はわかっている。
そんな
「焦り」にも似た気持ち。
長男が
小学1年生になる直前に
引っ越した家だ。
その頃は主人と
「自分たちの店を出す」という
夢を実現させるため。
開業資金や、
当面の生活費を貯めるため。
切り詰められるところは、
とことん切り詰めた生活をしていた。
固定費で大きな「家賃」を
安くするための引っ越し。
子供が大きくなり、
店が軌道に乗ったら
広い家に引っ越せばいいから…
と、30㎡・2K
ビルを改造して
居住用にした部屋への
引っ越しを決めた。
家族5人で暮らすには
少し狭めだけど、
主人はほとんど店で泊まり込み
帰ってくるのは夜中~朝方。
三兄弟は、まだ幼児だった。
家ではお風呂と食卓と
布団で寝る場所さえあればいい。
レトロな木の窓枠。
昔ながらの押入れ
段差のある水回り。
不便だけど、
それなりに工夫して
楽しく暮らしてきた。
それから5年がたち…
店が軌道に乗ってきた頃・・・。
主人が急死し
私の人生設計は
大きく書き換えられた。
その間に
子供たちはすっかり大きくなり
三人とも学校へ通うようになった。
今では 身長も追い抜かれ
靴も大人サイズになった。
靴箱からはみ出す
大きなサイズの靴たち。
布団を敷き詰めると
いっぱいになる部屋。
教科書やランドセルで
ぎゅうぎゅう詰めの本棚。
大人サイズの洗濯物は
あっという間に洗濯カゴ山盛りになる。
ああ、これかもしれない。
狭い空間にぎゅうぎゅう詰めにされてる
オイルサーディンのような気分。
「家賃が安いから」
「住み慣れてるから」
…って、妥協してるのは私。
妥協してるから、悶々とするんだ。
「仕方がない」…って
自分自身をあきらめてるから
こんなにも 悶々とするんだ。
子供が大きくなったら
引っ越すんじゃなかった?
主人がいなくなっても
私がしっかり、このチームを、
子供たちを引っ張っていくって
決めたんじゃなかった?
私は、本当は、
どんな暮らしがしたいと思っているの?
本当は、何を望んでいるの?
まずは、
不動産業の友人に電話した。
なぜなら
シングルマザーは
入居審査に通りにくい。
安定した収入がある人に、
部屋を貸したいと
家主が思うのは当然だ。
でも、絶対引っ越すんだ…って決めた。
たくさんの周りの人たちの
協力があって実現した引っ越し。
切り詰めるための引っ越し
ではなく
家族みんなが
成長するための引っ越しが実現した。
もう、
子供たちが巣立つまで
引っ越すことはないだろう。
そのくらいの覚悟で
この引越を決めた。
広さが倍になった分
家賃も・・・倍になった。
妥協しないで
住みたい家に住もう。
住めるだけの収入を
しっかり手に出来る生き方をしよう。
自分をあきらめないで
やりたい事をやれる人生にしよう。
出来ないかもしれない
じゃなくて
出来るかもしれない
って、生き方をしていこう。
そんな気持ちが
決断させたのだと思う。
ブルゾンちえみの一言が
私の人生を大きく変えたように
きっかけは
身近なところに
たくさんあるんだ。
シングルマザーだから
○○出来ない…っていうのは
自分が自分に
妥協しているってことじゃないかな
って、私は思っている。
シングルだからこそ
これからも
自分が選んだ道を歩んでいく。
今までも これからも
人生は 自分で選んでいくものだと思っている。
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幸せトレジャーハンター♡塩入和代
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