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神使については、こちらをご覧ください。
鼠
現代では、干支の
「子」
としての方が有名ですね。
別名 ヨメゴゼ※ともいい、大黒天への取り次ぎをしてくれる神使です。
ご利益は、豊穣と安産など。
元々は、大国主神が、根の国の野原で、燃えさかる炎にまかれた時、
子連れの鼠が現れて、助けてくれた話に由来しています。
周りを炎に包まれ、もう駄目だと覚悟を決めた時、
土に開いた穴から鼠が出てきて、
「内は富良富良ーほらほらー。
外は須夫須夫ーすぶすぶー」
( = この下に空洞があるよ。鼠の巣穴は、入り口は狭いけれど、中は広いよ。)
と言ったので、穴を踏み抜き、中に落ちて隠れ、
火が通り過ぎるのを待ちました。
火の勢いが収まり、外に出られるようになると、
鼠が鏑矢を拾ってきてくれたので、
大国主は、無事に帰ることが出来たのです。
この鼠は、大地の神の使いとされ、
異界を行き来する神様を助けると考えられてきました。
やがて、縁の出来た大国主神の神使となります。
また、大黒天の
「黒」
は、陰陽五行では
「北」
を指し、
十二支の
「子」
は、
「北」や「冬」
を表すことから、
大黒天の使いも、
「子 = 鼠」
と考えられていました。
時代が進み、大国主神が、大黒天と習合したことによって、
「子 = 鼠」
は、大国主神と、大黒天両方の神使となったのです。
※ ヨメゴゼ
丹波地方の方言 嫁御前。
熊本などでは、嫁女ーよめじょー。
嫁が君ともいい、鼠を指す関西地方の方言らしい。
関西地方の方言・・・初めて聞いたΣ(・□・;)
嫁御前は、お嫁さんを敬って呼ぶ言葉なので、
昔話の
『ねずみの嫁入り』
に、因んでいるのかと思っていたら、
「ヨメ」は、「夜物ーよものー」が縮んだ言葉で、
「夜に活動する動物」のことを言い、
主に、鼠・狐・狸などを指すそうです。
夜に、穀類・蚕などを食べ荒らされないように、
「様・御前・君」などを付けて、危害が及ばないように、
言霊を用いたようです。
画像は、大豊神社の狛ねずみ。
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