12月3日(土)講演:「ポイ捨て・不法投棄ゼロを目指す、6年間の軌跡」、ゴミ拾い活動体験を予定通り開催しました。
さて、大津市の産業廃棄物対策課さん、環境政策課さんからいただいた資料の報告・発表に続いて、ゲスト講演者のお一人、滋賀県循環社会推進課さんからの発表。テーマは、「滋賀県の散在性ごみ問題とその対策」として、滋賀県ごみの散乱防止に関する条例(クリーン条例)について、ご説明いただきました。
クリーン条例と言うのを初めて知りました。いつも、ポイ捨て条例って言ってました。平成4年が条例施行され、平成14年に罰則規定導入、環境美化監視員の設置などを入れて、改正施行したとのこと。美化推進地域や自動販売機自主規制地域というのも設定されているとのことで、我が新大宮川の地域の近隣の坂本周辺、琵琶湖岸は入っているのに、なんと肝心の新大宮川地域はどちらにも入っていない。いつも思うのだけど、なんでこんな中途半端な条例を作るのかな?県も市も全地域の美化を進めればいいのに。滋賀県でも、散在性ごみの定点調査をやっていて、やはりタバコの吸い殻が半分以上を占めている。廃プラがそれに続き、紙くず、飲料容器がほぼ同率で続く。琵琶湖岸の漂着物の調査(重量ベース)もされていて、プラゴミ36%、ガラス・陶器類18.5%、ゴム類17.8%、木(木材等)12.3%、・・・とのこと。こちらは、プラゴミが大問題。滋賀県の管理する道路や河川敷、湖岸などを対象にしたアダプト・プログラム(清掃ボランティア支援)制度の淡海エコフォスター制度や「美しい湖国をつくる会」を紹介してもらうが、既に何度も利用、加入を検討しているが、当会には、ハードルが高いのか?条件が合わず、未だ未利用、未加入です。何とか、利用、加入できるように、検討と循環社会推進課さんにお願いして行きます。
ゲスト講演者のもう一人は、滋賀県大津土木事務所さんからです。新大宮川(一級河川大宮川・足洗川)の管理者になり、いつも当会はお世話になっています。どんなことをしている御部署なのか分かりづらいので、いつもご担当されている事業の概要をご紹介くださいます。今回は、特にご管轄の河川・砂防事業、河川砂防維持管理事業をご紹介いただきました。当会も、また、私も関わりのある「ふるさとの川づくり協働事業」や「河川管理パートナー制度」についてや、新大宮川だけでなく、河川管理パートナーである私の担当する近隣一級河川の巡視報告(不法投棄や河川施設損壊など)や大津土木事務所さんが、今までに当会のご協力いただいた魚道づくり事業や外来植物駆除事業などもご紹介いただきました。事業の範囲が広いにもかかわらず、人員体制、予算などもぜいたくではないようで、いつも苦労されているように思います。川づくりのパートナーとして、これからもご協力いただきますが、こちらもこれからも応援し続けます。
ゲストでご講演いただいたお二人、滋賀県循環社会推進課様、滋賀県大津土木事務所様、ありがとうございました。
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