「アナスタシア」というと歴史上の人物でロシア皇帝ニコライ2世の第4皇女であるとか,或いは,ミュージカルの主人公として知られている.現存しているロシアの森に住むアナスタシア本人について知っている方はあまり多くないのではないか.もう何年も前から名著「響きわたるシベリア杉 シリーズ アナスタシア」が書店に並んでいるのだが....私はこの本を読んだときに,現在の権力者集団が何としても隠蔽しておきたい存在の筆頭が間違いなくこのアナスタシアであると感じた.
本の紹介について,次のように記されている.
「ロシアで100万部,全世界で1100万部を突破!多くの読者のライフスタイルを変えた世界的ベストセラー!シベリアの森の美女,アナスタシアの教え.1995年,鈴の音が響きわたるシベリア杉【リンギング・シダー】の謎を追っていた実業家ウラ ジーミル・メグレ.オビ川のほとりで孤高の美女アナスタシアに出会い,タイガの森の奥深くで不可思議な3日間を過ごす.類稀な美貌と叡智と超能力を備えたアナスタシアが語る,人間と自然,宇宙, そして神についての真実.アナスタシアの思想と実践が世界に広がれば,これまでの私達の浪費的で暴力的なライフスタイルが見直されるでしょう.貴方の生き方を変え,地球を救う一冊!」
また,著者の紹介として,
「ウラジーミル・メグレ Vladimir Megre.1950年,北ウクライナのチェルニゴフに 生まれる.ノヴォシビルスクを拠点とする シベリアの起業家.80年代終わりに河川用汽船による通商を始め,1995年にオビ川沿いの土手でアナスタシアと出会う.タイガの森の奥深くで3日間を共に過ごし,その経験を元に,1996年にAnastasiaを自費出版.The Ringing Ceders シリーズ(現10巻)を刊行する.大きな反響を呼び,10年間で百万部を超え,20か国で翻訳出版されている.」
とある.ロシアのアナスタシアが凄いことについてはこれまでこのブログで以前から度々話題にして来た.
今回はアナスタシアが有している多くの能力の裡の一つについて述べる.人間の脳こそが実はスーパーコンピュータであるという考えについてである.アナスタシアが著者のウラジミール・メグレと会話をしている一場面を抜粋して次に示す.
「私はコンピュータとかに興味がない」と彼女は答え,「あれはとても原始的で屈辱的なものに見える.コンピュータと競走するのは,えーと,…まるで人工の腕とか脚とかと競う感じ.しかも,その腕とか脚とかの全部じゃなくて一部と.コンピュータには一番大事なものが欠けている.一番大事なのは気持ちよ....」
要するに,ロシアの大自然の奥地で動植物達と共に過ごすアナスタシアからすると,都会に住む我々が有している科学技術など全く幼稚で使い物にならないらしい.この本を深くまで読んでいくと,スーパーコンピュータで大規模演算解析をして漸く辿り着けるほどの高度な解を,アナスタシアは数時間で計算してみせたといった場面がある.前後の文脈からしてこの女性の能力は確実に本物であると私は感じるのである.
以上,兎に角,我々が認識しているこの都市生活の常識が,アナスタシアなどの「世捨て人」からするとかなりの非常識である可能性について,今後も話題にして行きたい.この「アナスタシア」に関する話題はシリーズ化して,これまで私が重要視して来た「御神示」「サイ科学」「波動の法則」の内容とも照らし合わせながら,綴っていきたい.
文献
1) ウラジーミル・メグレ著:アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1),ナチュラルスピリット,(2012).