近頃,テレポーテーションの映像がTwitterやYoutubeで偶に投稿されている.普通の人は「ただのCGさ」,と切り捨てるかもしれない.しかし,サイ科学的観点からするとこのテレポーテーションは当然存在する現象として分析しなければならない.その映像とは次のようなものである.
Se fue y regreso. Todo tranqui. pic.twitter.com/v0aZjN6R1l
— Conspiraciones (@ConspiracionESP) August 26, 2023
急に上空に吸い上げられるようにして瞬間移動し,数秒後にまた地面に戻って来た.
また,次の動画は飛行機が一瞬で姿を消した様子である.56秒から
うわー、これはすごいね‼️
— m2ensen (@m2ensen) August 24, 2023
行方不明のMH370便について奇妙なことが発見されました。 それは少し前の出来事で、ここでご存知の方も多いと思いますが、これはつい最近発見されました。
私は専門家ではありませんが、これは飛行機の衛星写真のようなものだと思われます。… pic.twitter.com/HGl33fQXBF
2014年当時は行方不明のこの航空機MH370便が一体どこに消え去ったのかがネット上では大いに話題になった.
嘗て,日本サイ科学会を創設した故関英男先生は論文誌「サイ科学」で次のような理論を提唱された.
テレポーテーションの理論的考察
関 英男
1. はじめに
Nash博士の定義によれば
(1) 物体が一転から他の天へ超常的に移動するような現象を"teleportation"といい,
(2) もし,開放された入り口が全くなく,壁で囲まれた室または箱の中に物体を移動させるような現象ならば,これを"apport"という
とされている.我々人間は三次元的な肉体の他に,四次元以上の高次元の構成体より出来ているので,幽体離脱は肉体を元の位置に残したまま,高次元の構成体だけが移動する現象であって,明らかにteleportationと異なるものである.これに関しては従来の何の科学的説明も,仮令仮説の形でも,行われていない.そこで,筆者はかなり突っ込んだ仮説を立て,科学的に考察してみた.
2. 考え得る仮説
筆者はteleportationを第三者の仕業と考えているのであるが,同じ第三者でも,1871年にマクスウェルの考えた第三者はMaxwell's demon(マクスウェルの魔神)と呼ばれるものであったが,これは,唯,分子の速度を瞬間に見分けて二つの室の境にあるドアを開閉して,熱力学の第二法則を破るようなものであった.
今,筆者はteleportationの説明の為に考えるdemonはそれに比べて非常に敏速で知能の高いもので,その記憶容量は莫大なもので,teleportしようとする物体を構成する分子の位置を悉く記憶し,粒子をエネルギーの形に変え,他の場所でそのエネルギーを粒子に変える能力を持っているものとした.空間にある粒子は全て,極微の磁気単極の流れの渦であって,常識で考えるような粒子ではないから,渦を消滅させればエネルギーに変えるものと考えている.そして,demonは移転先の場所に行って,記憶した位置に従って渦を配列して行くと考える.つまり,下図に示すように,物質の位置情報をdemonが記憶し,一旦物質化されたものを遠方の場所で,渦を記憶通りに再生配列して物質化することでteleportationの現象が完結するのである.
物質 → 非物質化 → 物質化
(情報化)
3. 記憶素子と記憶容量
この宇宙間の存在は無限小から無限大迄ある簡単に言われるが,実は,… (中略) ,一応,電子の寸法10^-12cmを規準にして素粒子を考えてみたところ,三次元並びに高次元で,次の表のようになった.今後,多少の修正は覚悟の上でここに発表するものである.
表1 記憶素子と記憶容量
そうすると,四次元の記憶容量は10^61ビットとなって,大抵の物質なら記憶可能である.もし,これで不足となれば五次元で10^122ビットというように,更に高い密度の記憶が可能であろう.
テレポーテーションには時間的なものと,空間的なものとがあるが,上の考え方を適用すれば,どちらでも容易に説明が出来る.
(後略)
要するに,テレポーテーションとは意識と意志を持つdemonとされる極微の粒子が,人間の肉体を物質化したりエネルギー体に変換したりと自在に操作することによって起こるものである.その意識を持つ素粒子に人間側からある種の意図を発信すれば,瞬間的に移動できるといった事なのだろう.
また,ロシアの森林奥深くに住むアナスタシアは超絶した能力を持っていることがウラジミル・メグレ氏の著書アナスタシア第4巻に記されている.その中で,彼女は他の惑星に住む宇宙人コミュニティへのテレポーテーションをメグレ氏に体験させた.信じ難いことだが,「純粋な意図を持って,意識エネルギーを使う」と瞬間移動が出来るようになるとのことである.アナスタシアが住むロシアの山奥の誰も人が住んでいない地域だからこそ出来る事なのかもしれない.
このように,テレポーテーションとは今後地球の次元上昇に伴って多くの人々が目にするようになるだろう.そして,肉体ばかりに執着することなく精神の方をより向上させれば,我々の多くがその瞬間移動の能力を発揮することが出来るように何れなるだろう.何故なら,我々の祖先の一部は数千年前に他の優良星からこの地球にUFOで移って来た時には,そういった超能力を備えていたのだから.
文献
1) 関 英男:テレポーテーションの理論的考察,サイ科学,日本サイ科学会誌,13(1),pp.30-31,1990年7月.
2) ウラジミル・メグレ著 にしやま やすよ 訳・岩砂 晶子 監修:改訂版共同の創造 アナスタシア ロシアの響きわたるシベリア杉シリーズ4,直日,(2015).