科学者たるものは広く普遍的な自然科学全体について総合的に学ぶという姿勢で研究に臨むべきである.ところが,世界の先進諸国の科学技術者の多くはそのようなスタンスで研究はしていない.このことはこのブログの立ち上げの際に述べた.

 


 地球文化の唯物主義偏重科学者は200年程前にユダヤ系金融資本主義者連中が築いたこの歪な社会の競争原理の下で,如何にして他のライバルよりも優秀な成果を得るかを念頭に日々研究に取り組んでいる.しかし,このライバルを打ち負かそうという闘争心こそが宇宙の真理に照らすと大間違いである.この根本的な間違いを認めず,自称大学教授や名誉教授という特殊な人種は自らの狭い領域に埋没して視野を狭くし,ほぼ毎日肉食をして威張って過ごしている.その特定の分野では研究成果を論文として発表し,如何にも深くまで分かったような気分で生きているが,所詮唯物思想に基づいた研究なので本質に到達しないのである.これは実に哀れな姿である.本質とは何であるかについても以前説明した.

 

 

このような幼稚な科学技術者や広く地球人類に対し,嘗て,神がどのように説教をしていたかについて今回は学ぶことにしよう.

 御神示No.11「科学信仰者の未来」 取次の神より

 今日の地球人類の精神性甚だ未熟にして,「他を生かす者は生かされん」と神が申す宇宙の大法則を知らざるなり.己耳*1有利に生きんと為し,地球列国も地球社会も個々人も全て利己主義に基づきたる思考より活動為すなり.故に戦争・闘争,犯罪,事故,矛盾等混乱苦患*2甚だ多く,今日の人心の頽廃*3目に余るもの有り.
 斯く,人間の精神愈々頽廃為すに,他方邪神の画策にて愈々物質科学振興成り,地球社会の発展,延いては地球未来の理想郷は科学の進歩にて達成されると思う者達多きなり.是,大いなる誤りなり.先に申せし如く,宇宙間の牢獄に閉じ込められし地球人類の宇宙計画は甚だ宜しからざるなり.近年地球大国の宇宙計画の失策多きは,親星なる太陽より地球に送られる波動の高まりに拠るものなり.地球人類の宇宙計画は宇宙の法則に反するが故に愈々失敗多くなるなり.
 地球人類の中に科学振興の者達甚だ多く,宇宙計画の推進,人工衛星の打ち上げ成功を見ては地球科学の未来に夢を抱く者達多きなるも,是大いなる誤りなり.人間の精神性の向上を置き去りにしたまま科学力を駆使せん事は,其の破壊性の増大耳*4を許し,人間の攻撃性を縮小するものに非ざるが故に甚だ危険なり.
 地球の科学信仰者達は斯くなる道理を認識する能力なき者達なり.是を愚者達と申すなり.此の愚者達の一部が地球社会を支配し,また一部は先端技術と申す科学力を開発し,また一部は宇宙開発や人工衛星,原子力等の科学力に敬服する等,科学振興の愚者達仲々多きなり.
 此の愚者達神を否定し,霊魂を否定し,人間の精神の何たるかを知らぬ者達なり.斯くなる者達は唯物思想の者達にして精神性甚だ低劣なる者達なり.人間の精神性の向上の必要性を認識せず,唯科学科学と申す者達は自らを破壊の深淵に追い込まんとする耳ならず,神霊の存在を知る者達にまで悪影響を及ぼす輩なり.故に波動の高まりつつ有る地球には合致せざる存在となるなり.
 地球上の全ての混乱は,地球人類の精神性低きなるが故に起こるなり.利己主義なるが故に起こるなり.唯物信仰なるが故に起こるなり.科学信仰なるが故に起こるなり.地球は最早や従来の地球には非ざるなり.日に日に波動高まりつつある新たなる地球なり.此の新たなる波動に相応しき*5人間は生かし有るも,相応しからざる低級人間は何時迄も地球に生かし置く訳には参らざるなり.先ず宇宙学を勉強し,「洗心」に努め,高級なる地球人になられんことを望むなり.
  昭和62年5月13日未明  神 示


*1 おのれのみ
*2 くげん 意味:苦しみ悩み
*3 たいはい 意味:道徳や健全な気風が崩れること
*4 のみ
*5 ふさわしき

 今回の御神示でも実に多くのことが述べられた.特に,「…科学信仰者達は…愚者」であるとは真に手厳しい.要するに,霊魂の存在を無視した唯物主義偏重科学を信仰する人々はその研究者も含めてかなりバカであるということである.そして,そういったバカ者達は今後この地球には不要の存在となる.ということは,今現在,このコロナ騒ぎでワクチン接種者が多くいるが,唯物思想の者達はワクチン副反応により命を落とすということになるのかもしれない.神は今回のイベントで選択的にそういった愚者を別の低級な惑星か衛星の霊界に移し,一から修行させることを考えていらっしゃるに違いない.
 邪神の画策が功を奏し,未だに見えない世界の存在に気付かないジジィ・ババィの集団が政界やビジネス界・教育界の上位に君臨している.こういった頑迷固陋な人々を如何にして引き摺り下ろすかが,早くに気付きが始まったこれからの若者にとっての難題となるだろう.
 では,真の理想郷は何処にあるか?それはロシアの響き渡る杉シリーズ「アナスタシア」の世界であるように思う.アナスタシアは俗世間を離れ,ロシアの大自然の中で動植物と共に暮らしている.超能力を発現させ,人間が本来持っている真の頭脳を使ってスーパーコンピュータよりも早く世界情勢を分析し,テレポーテーションで瞬時に移動し,他星の状況をテレパシーで知る等,将に超人的な能力を発揮して幸せに暮らしている.大手マスコミがロシアを叩く理由の一つはアナスタシアの世界の存在を覆い隠す為ではないか?アナスタシアについては何れここで話題にする.

引用=城戸 縁信:科学信仰者の未来,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.176,(1987).