METAL ROBOT魂 <SIDE MS> ウイングガンダムゼロ レビュー | @in's Hobby Room

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ヒイロ、このガンダムは最高の出来だ!

バンダイスピリッツ METAL ROBOT魂<SIDE MS> ウイングガンダムゼロ レビュー

 

「METAL ROBOT魂<SIDE MS> ウイングガンダムゼロ」

 

「新機動戦記ガンダムW」より、ウイングガンダムゼロがROBOT魂版より9年の歳月経て、METAL ROBOT魂にて堂々リニューアル。

EW版(所謂ゼロカス)でもなく、プロトゼロでもなく、正真正銘TV版のウイングゼロ。

ウイングゼロはただ作品が世代というだけでなく、ガンダム系ROBOT魂としても私が初めて購入した機体なのでとても感慨深いものがあります。

 

ROBOT魂→METAL ROBOT魂へは本体の造形を流用することが多いですが本商品は完全新規造形。気合入ってます。

 

なんといっても頭部の出来が秀逸で、アンテナや耳もかなりシャープな形状に。横顔は後期OPのそれを髣髴とするイメージに見事仕上がっています。

若干角度が限定される気も。

 

胸部ゼロシステムは内部のメカも造形されており、クリアーパーツの裏からしっかり確認できます。

内部モールドは不規則な位置に造形されていますがこれは仕様だと思います。

指は設定通り丸指の造形になっています。

 

本体のカラーは旧ROBOT魂同様にホワイトの差し色に薄いグレーを採用、新たにデザインされたマーキングもプリント済みで再現されています。

 

ウイングバインダーもシャープな形状にアレンジされています。・・・しかしながらMETAL ROBOT魂をもってしても翼のヒンジ部分は外側に露出させざるを得なかったご様子。(それでもかなり目立ちにくいよう工夫されていると思いますが・・・)

 

可動。

アクション性も高く、特に肩は後述するギミックの関係で直接引き出すことこそできませんが、胸部ブロックを引き出すことで腕を前方に向けることができます。

腰部は前後の動きに弱く、あまり屈めないようです。

 

付属品。

 

もちろん台座は専用デザイン。

本商品で唯一といっていいほど残念だったのが、この台座とガンダム本体の接続パーツが非常に外れやすく、ヘタに使用すると本体落下の危険があることです。個体差かもしれませんが・・・。

 

ウイングバインダーはもちろん差し替え無しで展開可能、内部もディテールも細かい造形アレンジが加わっており、密度が高まっています。

バインダーもフレキシブルに可動します。

 

なんと両肩のマシンキャノンは差し替え無しで展開可能。

設定通りバレルが回転して露出。肩の可動込みでよくここまで再現できたと驚きました。

胸部の放熱パネル(?)も展開できます。

 

肩部ビームサーベルラックも差し替え無しで展開し、サーベル抜刀が可能。

内蔵バーニアも動かすことができます。

 

ウイングゼロの代名詞、ツインバスターライフル。

内側に2つの引き出しジョイントを設け、ズレることなく連結できます。

 

シールドの打突機能も再現。

 

そしてネオバード形態へも変形可能。

 

これまた驚きなのが脚部の変形を差し替え無しで再現されている点。

旧ROBOT魂では差し替え、近年のガンプラでさえ再現不可だった(MGプロトゼロに至っては機構ごと替えられた)部分だけにこれは嬉しいポイント。

・・・こうなるとウイングバインダーのヒンジといい、脚部の変形といい、いくらサイズが違うとはいえ本放送時時点でしっかり再現していた旧1/100ガンプラの完成度にも改めて驚かされます。

 

ネオバード専用の台座接続パーツ。こちらは安定したディスプレイが可能でした。

 

旧ROBOT魂との比較。

なんというか・・・随分と鍛え直したな・・・。

 

贔屓するわけじゃないですが旧版も決して見劣りしない出来に思えます。だいたいこのあたりを気にROBOT魂ガンダムタイプのクオリティが良くなってきたイメージがあります。

スケールに関しては合わせているわけじゃないからまぁしょうがないか?と。

 

以下、ポーズ集。

 

「怖いんだね?死ぬのが・・・。だぁったら、戦わなければいいんだよ!!!!」

 

「心配するなリリーナ、命なんて安いもんだ。・・・特に俺のは!」

 

「さよなら、リリーナ!」

 

「俺は・・・俺は・・・俺は・・・・・ 俺は死なないぃッッッ!!!!!」

 

「任務、完了・・・」

 

以上、METAL ROBOT魂ウイングゼロでした!

 

思い入れのあるアイテムが最新技術と完全新規造形で見事リニューアルされた様は間違いなく私の心を撃ち抜いてくれました(笑)

 

発表時から兼ねてより期待していましたが、現物はそれ以上の感動を味わえる出来栄え。

旧商品より大型化こそしていますが、F91と違って特に気になることも無く(笑)

 

やはり頭部造形の良さやディテールの密度、マシンキャノンや脚部の変形を差し替え無しで再現させてきたのは大満足です。

 

なんとガンダムエピオンもMETAL ROBOT魂化が決まり、来年の発送を待つかたちに。

ウイングゼロEW版もいずれはMETAL化しそうなものですが、主役5人のガンダムも是非これで揃ってほしくなってしまいます。

 

■商品

 

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