はじめましての方はコチラ
「業者のシュミレーション」
と
「NEDOシュミレーション」
そして
「返済比率」
について考察します。
今年の和歌山の8月は
序盤は順調だったのですが
中盤の台風到来から
天気が崩れだし
後半は苦戦しました![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/064.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/064.png)
8月度
1kwあたりの発電量
121.1kwh/月
シュミレーションとの結果は
達成率で算出していきたいと思います。
『達成率』=「実績値÷目標値×100」
まず
・業者様のシュミレーション
「ソーラープロ」前提条件不明
日影考慮無し!
達成率86.8%
んー、やはり想定通りの
"盛り盛りさん"で
シュミレーションに届かずですね😅
続いて
・パネルメーカーのシュミレーション
「MAXIFIT」前提条件不明
日影の考慮無し!
達成率81.1%
これは"酷い盛り具合"ですね
"オール晴天"を想定しているのか?
メーカーも自社製品の販売を優先しているのでしょう😱
次は「信頼性が高い」とされている
「NEDOシュミレーション」です。
ここでは2種類紹介します![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
・NEDO MONSORA-11
一般的によく紹介される
シュミレーション方法ですよね。
「地点の平均日射量/日」ロス率20%
達成率90.9%
これは、んー
まぁ、そういう年もあるのか?
ここで、あまり他のサイトでは紹介されていないシュミレーションソフト
NEDO 『STEP PV』
を紹介します。
EXCEL形式のフォーマットで
「ユーザーインプット」のワークシート
で、各項目を入力します。
日射量計算情報として
地点(設置場所)
アレイの間隔・方位角・傾斜角
基本情報として
定格値(kw数)
モジュールの種類
PCS定格容量
所内負荷設定情報として
冷却方式
配線条件設定情報として
直流配線の電圧降下率設計値
交流電圧
交流配線の電圧降下率設計値
※分からなければ電気施工屋さんに聞いてみてください
などを入力すると
自動で計算してくれ
月ごとだけでなく
1日単位で算出してくれます![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
個人的には
一番信頼性が高い
と思っています。
しっかり厳し目に算出してくれるので
結果は
達成率94.8%
以上の様にシュミレーションは
"マルマルモリモリ"の
「メーカーや業者が出してくるもの」を
鵜呑みにせず
ここまでしっかり出しておけば
後で
えっ!予定より発電してない!![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
なんて事は無くなると思います。
今回はまだ8月のみの
「単月試算」なので
引き続き、月毎の試算を行っていこうと思います![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
「返済比率」は低い方が良いが
次に
返済比率を試算すると
63.0%でした。
『返済比率』=「返済額÷売電収入×100」
(100%を超えると赤字です)
で算出します。
例えば売電が100に対して
返済額が60ですと
返済比率は60%になります。
太陽光の場合
大体60%後半
(信販を使っている人は70%台も)
が多い様です。
比較対象として
不動産投資の返済比率は
40%以内が通例です。
それは、太陽光に比べて
空室リスクと管理費・修繕費等の
「ランニングコストの違い」
からです。
太陽光の基本的な返済比率の考え方としては
返済比率60%台以下が望ましい
とされています。
先に自己資金をたくさん入れておくと
「返済比率を下げる事は可能」ですが
草刈りやメンテナンス
修繕や補強などの
「運営コスト」
がなるべく掛からない様に
あらかじめ建設しておけば
そこまで気にする必要は無いと個人的には思っています。
※冬場は売電収入が返済額を下回る可能性があります。
特筆すべき点は![虫めがね](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/140.png)
![虫めがね](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/140.png)
設計ガイドライン2019年版
「アルミ架台の補強」です。
「補強の義務化」
となれば費用負担は痛いですよね![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
ただ、太陽光は返済が終わると
一気に回収出来る所は魅力的ですよね![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
それまでに
なるべく「不要なコスト」を掛けず
上手く運営していく事で
最終の手残りを多くしていきたいですね。
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