コロナによる温泉への影響度は少なめで、5類移行前の2022年後半には殆どの規制が撤廃され、入湯出来た気がします。
その為なのか、昨年は年初からコンスタントに入湯し、年間のべ回数も50湯を超えました。
実に週1回、どこかの温泉に浸かっていた計算となります。
さらに昨年は、初めて入った温泉が多かった年でもありました。
そこで今回、今までブログにアップしていない温泉を中心に、2回に分けてお届けします。
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昨年も触れましたが、しばしばブログに登場する「信州物味湯産手形」(以下「手形」)について、再度説明しておきます。
私が利用している「スタンダードプラン」は、指定温泉施設44ヶ所のうち、12湯への「手形」入浴が可能で1980円です。
「手形」の利用可能施設は随時増減しますが、購入日から1年間有効で、非常にリーズナブルとなっています。
さて、以下に(★)がついている温泉は、昨年「手形」を利用して入湯しました。
「手形」利用のない平日昼間の大人料金についても、わかる範囲で併記しましたので、ご参考になさって下さい。
●戸倉国民温泉(千曲市)2023/01/17(★)340円
2021年版「手形」の有効期限が迫っていたので、ひと風呂浴びに。現在は「手形」利用が出来なくなりました。
開業して60年余りというレトロ感満載の温泉です。下駄箱もかなり使い込まれており、昭和の匂いがプンプンしています。
完全放流式かけ流し(使い捨て)、加水なしの天然温泉です。
浴室の床にある数ケ所の小さな穴からは、常時お湯が流れており、タイル貼りの床も温かくなっています。
これぞ毎分250リットルという、ふんだんな湯量があるからこそ出来るサービス。
10個ずつあるカランやシャワーも源泉のまま。お湯だけで水は出ません。
泉温は40度前後とやや低めですが、よく温まります。
●ふれあいさなだ館(上田市)2023/02/01(★)500円
温水プールやトレーニングジムも併設(見学せず)され、売店や食堂もある「健康ランド」です。
戦国武将の真田氏の館をイメージしたという施設の瓦には「六文銭」があしらわれており、強いこだわりが感じられます。
アルカリ性単純温泉で、源泉は38度しかなく加温しています。
若干の硫黄臭とヌルヌル感があるお湯で、平日昼間でも地元の高齢者で混んでいました。
●角間温泉 越後屋旅館(山ノ内町)2023/02/19~20
恒例?となった「角間温泉」ですが、目の前にある共同浴場には入る事が出来ず、指をくわえて見ているだけの2年間でした。
しかし、同温泉の3旅館のいずれかに宿泊すれば入湯出来る事がわかり、2023年に初めて「越後屋旅館」へ。
昔ながらの格調高い外観もさることながら、全て貸切で利用出来る3つの内湯も趣がありました。
●角間温泉 3つの共同浴場(山ノ内町)2023/02/19~20
「越後屋旅館」で鍵を借り、夢にまで見た共同浴場に入湯。
「大湯・滝の湯・新田の湯」の3つの外湯は、素朴そのものでしたが、お湯は煮えたぎる程に熱かった!
●角間温泉 角間荘(山ノ内町)2023/02/20~21
「角間温泉」の締めは、やはり自炊宿の「角間荘」でした。
到着時は殆どなかったものの、夜間から降り始めた雪が積もり、翌朝は「雪見風呂」を楽しみました。
●黄金の湯 松代荘(長野市)2023/02/22(★)600円
「角間温泉」から戻った翌日、またまた温泉に行く事に。知人を城下町松代に案内した時、立ち寄った国民宿舎です。
ここは私が足しげく通った「加賀井温泉」の近くにあります。
大浴場と露天風呂がひとつずつあり、それとは別に宿泊者専用の浴室も完備されているようです。
加熱せず、加水せず、循環ろ過もなし。100%かけ流しの温泉で、よく温まります。
屋外には「ガス抜きタンク」が設置されており、ここで温泉に大量に含まれる炭酸ガスを抜いて、湯舟に流しているとか。
タンクは温泉成分がこびりつき、茶色に変色しています。お湯もずばりこんな色です。
●久米川温泉(飯田市)2023/04/20~21
畑の真ん中にある一軒宿で、阿智村の「花桃の里」見学の前日に宿泊しました。
2020年に「飯田線秘境駅」巡りをした時にも利用しており、ブログでチラッと紹介しています。
源泉は25度と低く循環加温していますが、pH10以上でつるつるの温泉です。
●大芝の湯(南箕輪村)2023/05/24(★)500円
「フクロナデシコ」の花見と種購入の為、南箕輪村を訪れた帰りに立ち寄りました。
露天のジャグジーや岩風呂も良かったけれど、何と言っても超微細気泡装置が白く泡立たせる「源泉ミルキーバス」が最高。
低温ながら気泡が肌にまとわりつき、ヌルヌル感が凄い!
以上、2023年に入湯した温泉の前半部でした。











