回顧!!2023年「信濃路の旅」を振り返る(3)温泉編② | 信濃路てんこ盛り

信濃路てんこ盛り

「ウー」が綴る信濃路の魅力発信ブログ

「温泉地数」が北海道に次ぐ、全国第2位の192ヶ所(令和3年度温泉利用状況…環境省)を誇る「温泉王国・長野県」。

 

その恩恵を受け、日々有難さを実感しながら、入湯しています。

 

湯に浸かった瞬間の、あのほっとする感覚。そんな感覚を味わいたくて、また温泉に出掛けたくなるのです。

 

それでは引続き、2023年後半に入った温泉をお届けします。

 

 

******************************


 

前回のブログ記事と同様に、記載内容の詳細は以下の通りです。

 

●温泉名(所在市町村)入湯年月日

(★):「信州物味湯産手形」を利用して入った温泉

金 額:平日昼間の大人料金(「手形」を利用しない場合)

 

●南相木温泉 滝見の湯(南相木村)2023/06/19

(★)500円

 

「七福神の滝」巡りと「南相木ダム」見学を終え、お疲れモードの中、帰路に就く直前に入湯しました。

 

「滝見の湯」という名前の通り、温泉からは7滝のひとつである「犬ころの滝」を眺める事が出来るようです。

 

 

「犬ころの滝」から「滝見の湯」は見えました。しかし、その露天風呂から滝はわからず…

 

温泉は加水・加温・循環ろ過ありですが、きれいで広々としています。

 

浴室入口付近には、ウォーターサーバーが設置されています。無料の冷水が美味かった!

 

●信州平谷温泉 ひまわりの湯(平谷村)2023/08/11

800円

 

平谷村のシンボルである「ひまわり」観賞に行ってきました。

 

暑い日でしたが、満開の花を堪能してから、道の駅「信州平谷」に併設されている待望の温泉へ。

 

しかし、スマホが不調で「手形」利用が出来ず。「イオンマークのカード」提示で100円引きになりました。

 

 

pH8.6の重曹泉で、ぬるぬると肌にまとわりつくお湯は、噂にたがわず素晴らしい泉質でした。

 

●布引温泉 御牧乃湯(東御市)2023/09/01(★)510円

 

こちらも、道の駅「みまき」に併設された日帰り温泉です。

 

30年ぐらい前に一度入りましたが、今回は「手形」を利用して久しぶりの入湯。

 

 

露天からは「千曲川」をはさんで「浅間山」が見えます。

 

清潔感のある温泉ですが、脱衣場が狭く、湯上りにちょっと休憩する場所がほしいところです。

 

●大江戸温泉物語 ホテル木曽路(南木曽町)2023/10/01(★)870円 

 

実家へ帰省した復路、寄り道して南木曽町から阿智村へ向かう途中、山の中に突如として現れた近代的温泉ホテルでした。

 

日帰り入浴の開始が土日祝日は12時半からだったので、豪華ホテルのロビーで受付を済ませ、一番風呂へ。

 

 

脱衣場から内湯、露天風呂まで仕切りがなく、半端ない開放感です。とろみのあるお湯も最高!

 

また「シャンプーバー」に置かれていた6種類の中から、好みのシャンプーが使用出来ました。

 

私は「バー」にあったものではなく、カランそばに備え付けられていた「馬油シャンプー」で洗髪。

 

買収により、温泉旅館がチェーン化され、個性が弱まり画一化されていくのでは…

 

と危惧していましたが、この独自サービスはうれしい!

 

今回、買収の悪いイメージが払拭されました。まさしく、ここは山の中にポツンと立つ「温泉リゾートホテル」です。

 

●みづほ温泉 湯楽里館(東御市)2023/11/16(★)510円 

 

「湯が楽しみな里」ネーミングが素晴らしい、東御市のブドウ畑の真ん中に立つ温泉です。

 

 

全面ガラス張りの内湯からは、外の景色が見えるはずでしたが…寒かった為か、雲っていて何も見えず。

 

露天からは北アルプスや八ヶ岳が一望出来るようです。

 

当日は今ひとつの天気だったものの、稜線は見えました。天気が良ければ、さらに素晴らしい景色が広がっていた事でしょう。

 

ヌルっとしたお湯ですが、露天の泉温は40度もなく寒かった。

 

 

施設の2階には「ワイン&ビアミュージアム」があり、無料で見学出来ます。

 

展示の他、同市産ワインの試飲や販売も行われているとか。

 

●地蔵温泉 十福の湯(上田市)2023/11/30(★)750円

 

上田市から長野市松代に抜ける「地蔵峠」に近い、標高975mの地に湧く温泉です。

 

30年前は何もなかったと記憶している地ですが、よくぞこんな場所にこれだけの施設をつくったという感じです。

 

県内最大級を誇り、日本庭園を思わせるような広々とした露天風呂は、開放感抜群です。

 

内湯は日替わりでヒノキ風呂と石風呂が切り替わるようですが、通算4~5回入っているのに、石風呂しか経験していません。

 

露天や内湯の他、寝湯・壷湯・水風呂・サウナまであります。

 

その他、館内にはレストラン・カフェ・売店・マッサージ・ヘアサロンもあって、一日過ごせそう。

 

平日昼間でも、かなり混んでいます。

 

●戸倉観世温泉(千曲市)2023/12/16(★)300円

 

以前、里山会で行った「森将軍塚古墳」に知人を案内した帰りに入湯しました。

 

加温・加水なし、完全かけ流しのエメラルドグリーンに輝く温泉で、内湯が2つ(タイル張りと木製)あります。

 

 

カランとシャワーには水のレバーがなく、湯温調整は出来ませんが、適温でした。

 

シャンプーやボディソープはありません。ドライヤーも3分20円!(30円に値上げ?)

 

私の好きな少し温めのお湯で、軽めの硫黄臭も漂っています。

 

営業時間は4:30~23:00!そんな早朝に誰が入るの?

 

●須坂温泉 古城荘(須坂市)2023/12/20(★)600円

 

「蔵の町並み」散策で須坂市を訪れたものの、渋滞等に時間を奪われ、慌ただしい旅となりましたが…

 

それでも、温泉の時間だけはしっかり確保して入りました。

 

 

休止中を含めて5つの湯舟があるようですが、当日は「音羽の湯」(内湯1・露天1)に入湯。

 

源泉は25.5度しかなく加温していますが、滑らかな肌触りの温泉です。露天風呂はあまり広くなく、4~5名が限度か?

 

100円バック式のロッカーは隅の方にあり、狭く感じられました。(鍵なしは別にあり)

 

ドライヤーも1台しかなく、古くからある温泉旅館が一般の人に温泉を開放して、日帰り入浴を始めた感じがします。

 

以上、2023年に入湯した温泉の後半部をお届けしました。

 

まだまだ信州には入った事がない、又はその存在すら知らない温泉がたくさんあるものと思われます。

 

今年も時間の許す限り、入湯するつもりです。