恩田陸「日曜日は青い蜥蜴」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

 

日曜日は青い蜥蜴

恩田陸「日曜日は青い蜥蜴」

2020年11月 筑摩書房 235ページ
☆☆☆

○恩田陸「日曜日は青い蜥蜴」読みました
この10年あまりの著者の、書評などを中心に集めたエッセイ集です。「土曜日は灰色の馬」に続く同系統のエッセイ集となります。

 

書評でないですが、1番目に入っている「私の中高生時代」というエッセイが印象に残りました。初出が、「首都圏高校受験案内」というところですので、中高生に読んでもらいたいエッセイですが、今も著者は奮闘努力をしながら執筆されていて、努力をしないと次の限界を突破できない、努力をすると孤独になる、でも必ず見ている人がいる、というところに、励まされました。

著書の書評を読むと、ミステリーが好きなこと、幅広く読書されている方だなと改めて感心しました。

追記
これと同系統(書評中心)のエッセイ集「月曜日は水玉の犬」が、2021年に発売されるとのことでした。曜日シリーズですね。こちらも楽しみです。22721

 

 

 

土曜日は灰色の馬 (ちくま文庫)

 

恩田陸「土曜日は灰色の馬」 (ちくま文庫)

 

作家別のインデックスはこちらです。つけて、一覧にしています。

20冊以上レビューした本を中心に整理してあります。

 

インデックス:伊坂幸太郎  

インデックス:恩田陸

インデックス:貴志祐介

インデックス:司馬遼太郎

インデックス:東野圭吾

インデックス:村上春樹

インデックス:宮部みゆき  

 

 

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