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音・出力インピーダンス
◎ 出力インピーダンスは152Ωを達成
(出力インピーダンス測定は「抵抗置換法」 at 1KHz)
「ProbeⅡ」型トランス式MEMSマイク試作機「V-5」
これでもう1本の「ProbeⅡ」としてトランス式の「Probe-T」の完成が見えてきた。
音質の同一性を重視・確認し実験を進めた・・・ここにたどりついた。
そして「試作V-5」では「ProbeⅡ」との音質差を発見することは難しいでしょう。
仮にそれがあったとしても肯定的なファクターのはずです。
しかしまだ先がある。
それでは実験を追いかけましょう
実験を追う
(試作 V3) 出力インピーダンス(Z‐out)=183Ω
* トランスのP(プライマリ)、S(セコンダリ)を反転させてみた
目標はクリアした、音は上質だがやや「モッサリ」した違和感が気になる。
あらためて巻線タップはCT(センタータップ)じゃないのではないか、とふと感じた為、考えを改めファンタムフィードの方法をXLR2番・3番からの抵抗分圧型にしている、その上で目標値をクリアした「183Ω」を実現・・・・・いやいやもう少し欲を出して探ってみよう。
いや、その前に「モッサリ」感の原因は・・・
(試作 V4) Diffential-OUT使用
(試作 V5) Single-Out使用
仕上げの音作りは聴感とスペクトラム、同一音を追いかけた、いま95点。
たかが600Ω:600Ωトランスだが使い方にコツがある。
メーカーのデータシート上の同相指示マークは誤りです。
そこを除いて「SMD ED8」というマイクロ・トランスはきわめてスグレモノであることがわかりました。
※入手先の怪しさの点は個人責任だとしても150円~200円で入手できるこのサイズでこの性能のトランスは驚異的でしかない。
(4Pのタップなしと5Pのタップ付きがある、ここでは5Pのタップ付きを使用)
以上「試作完成真近」、ここまでたどり着いた。
しかしながら肝心なEMC確認・考察は未着手につきまだやり残していることがある。
そう、マイクロホンは「ちゃんと音が出た」「目標スペック到達」でも「完成」というわけではない、まだ先がある。
特にオフマイク特性を重視したマイクロホンではEMC評価が必須、対策後はまだ変わるだろう。ここは音の入り口、オーディオの1丁目1番地なのです。
完成まであと一息 ここからが肝心。
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