日本語と朝鮮語は全く関係ない! | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

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日本語の起源は古代朝鮮語であるとか、特に百済語であるとの説があり、多くの証拠を提示されている。

少なくない研究者は『「百済王朝の亡命者は王朝語」を大和朝廷にもたらし、それらの言葉は「大和王朝の宮廷語」になり、「万葉歌」は主としてそれらの言葉で書かれたのである。「万葉歌」に使われている言葉のほとんどは、「現在の大和言葉」に含まれているので、大和言葉は「百済から持ち込まれた王朝語」を水源としていることになる』と、考えている。

万葉集の歌は高等学校などて教えられるが、現代日本語を喋る我々でも、どうにか理解出来て古代日本語として素直に受け入れられる。これに対し、現代日本語と現代朝鮮語とはまるきり関係ない間柄であり、1500年も遡れば合流するとは到底考えられない。

実は、古代朝鮮語、特に百済語と言われるものは日本語であったのである。現代朝鮮語から中期朝鮮語まではどうにか遡れるようだが、古代朝鮮語と考えられている少数の語彙の断片は現代朝鮮語や中期朝鮮語とは関係なかったのである。

大陸では民族の興亡や移動が激しく、現代韓国・朝鮮人や中国人の祖先が現在の居住地域に数千年前から定住していたとは考えられない。実は、三韓時代の朝鮮半島には現代朝鮮人の祖先は居らず、彼らの朝鮮語は別の地域から移動してきたと考えらる。

北畠親房の「神皇正統記」では『「日本は三韓と同種」と記され、白村江の戦いの敗戦以降、だんだん言葉が通じなくなり、通訳が要るようになった』としている。すなわち、朝鮮半島の外から異民族が侵入して、先住民の歴史に背乗りしたのであった。


注意

現代の言語学では日本語と朝鮮語はともに孤立した言語とされ全く独立した言語とされている。

単に文法が共にSOVの膠着語であるだけで、日本語も朝鮮語も共にウラルアルタイ語族に属すると考えるのは誤りである。


参考

① 「万葉集」は「古代朝鮮語」で書かれた(2014.12.31、参考)、、、ここで多く証拠を上げて、古代朝鮮が古代日本に影響を与えたかを例示しているが、古代朝鮮語とは古代日本語であると言えても、現代朝鮮語との関係を証明していない。




② 日本語の起源、、、日本語を喋る人々は東アジアに広がっていた(参考)


③-1 百済人、高句麗人、扶余人は殷人の末裔で日本語を喋った(参考)


③-2 実は東夷諸国は原日本語を喋っていた(参考)。

ただし、現在のロシア沿海州にかつていた粛慎・挹婁・勿吉・靺鞨、、、と呼ばれた民族は例外で古代朝鮮語を喋っていた。


④ 現代の韓国・朝鮮人のルーツはロシアの沿海州あたりの悪魔の門洞窟の人骨に遡り、Y染色体ハプログループC2bで、現代のエベンキ族、古代の挹婁・靺鞨と同族であった(参考)。