古代中国の思想家や皇帝や原初神や仙人達は髭が濃い縄文人であった!? | 日本の歴史と日本人のルーツ

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孔子など古代の思想家の肖像画が皆、豊かな髭を蓄えている。秦の始皇帝の兵馬俑の兵士達がほとんど口髭や顎髭を持っていた。原初神の伏羲も口髭があった。

孔子の先祖は殷人であり、Y-DNAハプログループD2の縄文人と同族であった。また、秦の始皇帝と兵士達も同族でY-DNAハプログループD2であった(参考).。さらに、古史古伝の一つ宮下文書では中国の原初神は縄文時代の富士高天原から移住したとされている。

その他の老子とか荘子らの思想家達のルーツは未確認であるが、ほぼ全員の肖像画が長い髭を蓄えている。もしかすると、全員がY-DNAハプログループD2の縄文人であるかも知れない!?

ただし、漢民族の皇帝とされる肖像画も長い豊かな髭を蓄えており、皇帝とか偉い思想家は長い豊かな髭を持つものとして、全員、髭を濃く描いたと思われる。また、仙人が描かれた絵も検索してみると、ほとんど皆、長い髭を蓄えていた。古代の偉人は豊かな髭を生やしていると言うイメージが定着していたようだ。

それに対して、現代の漢民族や現代の朝鮮民族は大体、髭や体毛は無いか薄いようだし、はるか昔からムダ毛を忌み嫌っていたようだ。また、高級ホテルより下のクラスでは剃刀などの髭剃り用具は準備されていないようだ(参考1参考2)。


雑談

体毛から関心を外して瞼の一重か二重について着目すると、兵馬俑の兵士達は約8000体全員、一重瞼であると言い、現地の研究者は訝しがっている。⑴顔料の色落ち説、⑵手抜き説、⑶ 元々が一重瞼説の3説がある(参考)。

一重瞼は東アジアで見られる特徴であるが、一重瞼は両親から受け継ぐ劣性遺伝であり、二重瞼が優性遺伝となっており、民族特有に決まっているわけでは無く、第⑶の全員一重瞼説は考え難い。また、第⑴や⑵も説得力が乏しい。ここでは第⑷の説として、作陶したギリシャ人が秦人は皆、一重瞼の小さい目と思い込んだと言う説を提案したい。例えば、戦前の日本人は出っ歯、吊り上がった一重瞼の目、そして背が低い容姿で描かれている西洋の風刺画があった。


① 孔子(wikiより)(殷人の末裔、Y-DNAハプログループD2、参考)



② 老子(wikiより)



③ 荘子(wikiより)



④ 春秋戦国時代の諸子百家(参考)



⑤ 兵馬俑の兵士達(秦氏はY-DNAハプログループD2、参考)

始皇帝の顔か?(参考)


⑥ 中国の原初神の伏羲と女媧(wikiより)

伏羲の拡大、口の周りに髭



⑦ 現代中国・韓国人の代表(Y-DNAハプログループO2またはO3)、、、髭剃りや化粧をしたせいかも知れないが、髭剃り後の毛根が見えなく、スベスベ肌



例外

中華民国を建国した孫文や台湾に逃れた蒋介石は、現在の大陸の中華人民共和国の共産党員とは気質や価値観が異なっており、厳密な漢民族では無いかも知れない。Y-DNAハプログループを調べてみたいものである。

孫文

蒋介石


⑧ 現代日本人の代表(Y-DNAハプログループは不明)、、、髭を生やしているか、例え髭を剃っても鼻の下の毛根が黒い



参考

①-1 現代の世界の毛深さマップをみてみると…(参考)


https://www.reddit.com/r/MapPorn/comments/1oy6i5/percentage_of_the_population_with_androgenic_body/

このような世界の毛深さマップを見つけることができた。まさに、黒い場所は、毛が濃い人のエリアである。北海道や東北の一部と、南ヨーロッパ、北アフリカなどのエリアが同じ色になっているのをおわかりいただけるだろうか?

北海道と東北は、昔から京都などの朝廷に反対する勢力である蝦夷がいた土地である。その蝦夷は、毛人とも呼ばれていたことからも分かるように、毛深いことがわかる。


上の地図でも日本列島の北海道と東北の色が関西などに比べて違うのはそのためだろう。


①-2 日本人に存在するハプログループDと、毛深さの関係(参考)

ハプログループDが強いアイヌ民族には毛深い人が非常に多い。これは、以下の記事にも書かれていた。


この記事ではアジア人(東アジア人のこと)はなぜ体毛がない人が多いのか?というような内容になっていて、日本のアイヌ民族は毛深いということが書かれていた。

つまりアイヌ系のハプログループDが入っていない韓国人や中国人は毛深くない人が多く、日本には毛深い人が多いということを言いたいのだろう。私が言いたいことと全く同じだ…。

で、そのアイヌが持っているハプログループDは、現代日本人のほとんどにもみられるハプログループなので、何かしらアイヌ(縄文人の末裔と言われている)の血を引いている人が多いという証拠にもなるようだ。


② 縄文人と弥生人のイメージ(参考)

ここでの縄文人はアイヌ人(Y-DNAハプログループD2)の顔をモデルとし、弥生人は呉系弥生人(Y-DNA O2)として朝鮮民族の顔をモデルにしている。

斉系弥生人や古墳時代の渡来人の秦氏はここには提示されていないが、Y-DNAハプログループD2で、兵馬俑の兵士達の様な容貌に近いと考えられる(参考)。


③ 漢民族の体毛(atwiki、参考)

体毛は華北で一部(いわゆるコーカソイドとの混血により)毛深い者もいるが、体毛は基本薄い。
・華南も体毛は薄くほとんど生えない。


④ 中国人男性は体毛が薄いし、体毛を忌み嫌っていた(参考)

中国人男性は、日本人の女性も羨むほど、肌がツルンとして、体毛が薄い人が多い。夏にハーフパンツで街を闊歩する男たちのすねは、一様に毛が目立たないのだ。なぜだろう?

 
アデランスの豊田さんは、「アデランスでは具体的にデータを集めたわけではないので、解説は難しいですが」と前置きした上で、体毛についてコメントをくれた。


「人類学的には日本人も中国人もモンゴロイドと呼ばれ、体毛は基本的に少ない人種なんです。司馬遼太郎の『街道をゆく』などにも書いてあったと思うのですが、日本では大陸からやってきた北方系のモンゴロイドと、体毛の濃い南方系のアイヌ人の血が混じったので、体毛がより目立つようになったのかもしれません。中国は北方民族が何度も統治してますし、体毛のより少ない北方の性質が、中国人に出ているのかもしれませんね


人種以外の角度からも見てみよう。


平安時代の医家・丹波康頼(たんばのやすより)が、中国の唐代以前の医学書を引用し編纂した医学書『医心方』に興味深い記述がある。


同書の巻二十八房内篇に、中国古代の観相術の手引き書『太清経』を引き、「腕やすねに粗い毛のある女は男を害する」と記載しているのだ。また、同様に引用されている六朝時代の医書『玉房秘決』には、男性が女性を選ぶ際には「ワキの毛はないか、あっても細くなめらかでなくてはならならない」とあり、さらに「上唇や頬にヒゲのような長い毛がある女は男に害をなす」という話も載る。


古代中国人は、ムダ毛を忌み嫌っていたのだった。


この基準に合わせて相手を選んでいくと、自然と体毛が薄い人が優勢となっていくのは自明の理。人種と文化…2つが入り交じり、中国人の体毛は薄いのだ。?



⑤ 縄文人のY-DNAハプログループD2は東アジアに広く分布していた!日本語の起源(参考)


⑥ 秦の始皇帝の肖像