旧高宮貝島家住宅、福岡市南区高宮 | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツを解明します。

基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

ご質問などはコメント欄にお書きください。

学術研究の立場にあります。具体的なご質問、ご指摘をお願いいたします。

炭鉱経営で麻生家、安川家とともに「筑豊御三家」の一つとされた貝島家の「旧高宮貝島家住宅」の主屋と茶室を福岡市登録文化財にした。

かつて、貝島炭鉱の本社が下関市唐戸の旧英国領事館の北側の旧ジャーディン・マセソン商会の建物にあり、貝島太市邸が下関市長府侍町1丁目6−19、貝島太市別邸が下関市前田1丁目13−23の前田砲台跡地にもあったことがある。

{DDDB09CD-C63F-49ED-8082-9BC0D892559E}
旧高宮貝島家住宅

{0517BA46-D452-45C6-A6B1-28E34AA69DFC}
中央: 福岡県福岡市南区高宮5丁目16


参考

福岡市の「旧高宮貝島家住宅」 主屋と茶室を登録文化財に [福岡県]

西日本新聞(2017/05/27、参考)

{C208DDCA-1FA1-4FA0-A50D-0B0D53BF8F8A}

福岡市は26日、炭鉱経営で麻生家、安川家とともに「筑豊御三家」の一つとされた貝島家の「旧高宮貝島家住宅」(福岡市南区高宮5丁目)の主屋(おもや)と茶室を市登録文化財にすると発表した。大正期に建てられ、昭和初期に現在地に移築された市内有数の近代和風建築。所有する市は、保存整備した上で、市民が利用できる活用法を検討している。登録日は6月1日の予定。

市によると、主屋(建築面積約510平方メートル)は瓦ぶきの木造平屋。15畳の本座敷には鳳凰(ほうおう)の欄間が掲げられるなど、工夫を凝らした様式や意匠が随所に見られる。1990年に主屋から切り離された茶室(同約70平方メートル)は、円形の窓や壁を半円にくりぬいた装飾などが施されている。

住宅は1915年、貝島鉱業を興した貝島太助氏の弟嘉蔵氏の邸宅として直方市に建設。27年に移築され、引き継いだ子孫が2005年に市に寄付した。

当時の寄付者代表で、太助氏のひ孫である貝島忠夫さん(75)=東京都=は「整備された上で継承されるのをうれしく思う」とのコメントを市に寄せた。福岡市の登録文化財制度は実際に活用しながら保護するのが目的で、今回の登録で20件になる。