男子バレーなど中学部活動の部員増加 漫画やトップ選手の活躍影響か





少子化や習い事の多様化に伴い、中学の部活動でスポーツに励む生徒は減少している。県の調査によると、昨年度、県内の中学で運動部活動に所属していた部員は1万6911人。記録の残る2001年度と比べて1万人以上も減った。こうした中、近年になって部員数を増やしている競技もある。どんな背景があるのかを調べた。

 全国的に部員数が増加傾向なのは、男子はバレーボールとバドミントン、女子は軟式野球とサッカー。県内では他にも、男子のハンドボールや男女のホッケー、ラグビーが伸ばしている。
 全国、県内ともに最も増加幅が大きいのは男子バレー部だ。昨年度、県内は566人。13年度の370人から10年間で約200人増えた。全国では約1万人も増加した。
 県中学校体育連盟の衛藤浩志バレーボール専門部長(50)は「ずっと減り続けていたのに、この5年ぐらいで急に多くなった。日本代表が力を付けたことや、バレーの漫画が人気を集めていることが理由ではないか」とみる。
 「漫画」とは、週刊少年ジャンプで12~20年に連載された「ハイキュー!!」だ。小柄な少年が高校バレーで大活躍する物語。アニメ化され、今年2月には映画版も公開された。
 別府市の北部中で男子部員に聞いてみると、多くが親や兄・姉の影響で始めたものの、「ハイキュー!!」を読んで入部を決めた人もいた。

本田他人さん(3年)と一宮優真さん(同)は「部員以外の人も日本代表の話をしていてバレー人気を感じる。サッカーや野球を超える人気競技になってほしい」と話した。
 他の部活動はどうか。ホッケーは、優れた身体能力を持つ選手を見いだして育成する県教委の「チーム大分ジュニアアスリート発掘事業」の競技に21年度まで入っていた。19年度には玖珠町のくす星翔中に男女の部が新設された。
 ハンドボールは10年ほど前から県内で男子の日本リーグの試合が開かれている。県協会は「観戦した子どもがダイナミックなプレーに憧れを抱き、競技を始めるきっかけになっているのではないか」と推測する。
 この他、「男子のスポーツ」「女子のスポーツ」といった競技ごとのイメージがなくなってきているのも特徴。サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」や、バドミントンの男子選手の活躍など、世界のトップレベルで競う日本人選手の姿が影響を与えているようだ。
 県中体連は「男女混合で大会出場ができる仕組みができたことなどで、小学生年代から性別にかかわらずやりたい競技をできる環境が整ってきている。その結果が中学生の部活動選びにも表れているのではないか」と述べた。




マンガの影響は、

凄いものがありますよね。

サッカーのキャプテン翼

バレーボールのハイキュー


バスケのスラムダンク

野球はたくさんあります。

水泳は?


あまり聞かないてすね。