誕生日を迎えました!
歌に生きると決めてから、音楽一筋の道を歩んでまいりました。そして、これまでたくさんの方々に支えられ励まされてきたことを心から感謝致します。
私は常に「いつ死んでも悔いはない」と思って生きています。それほど自分の人生に確かな自信と誇りを持っています。
一日一日「今」という時間を大切に自分が信じた歌と共に人生を歩んできましたから、これほどの幸せはないと身に染みて感じています。
唱うこと演じることは、自分を生きること。長年芸術と真摯に向き合ってきたことで得た、自分が本当に求めていた本質と答え。それをこれから未来を担う若者たちのために、きちんと伝えていかなけばならないと思っています。
『人生死ぬまでオーディション』
芸術の道は、決して尽きることはありません。歌手として更に歌を磨き上げ他者へ自分の全てを捧げること、指導者として自信のある確かな高い技術をご提供していくことが私の使命です。
皆様ご声援の程よろしくお願い申し上げます!
島倉 学
第3回元住吉ミュージック・フェスティバル(MMF)2024
超異次元「4回転の神」イリア・マリニン
先日、録画していた「世界フィギュアスケート選手権2024」を見ました。
やはり、私が注目したのは「4回転の神」イリア・マリニン氏です。
フリー最終滑走の登場から、彼の精神は自信に満ち溢れた(執着心を捨て去った)状態で、冒頭の4回転アクセル(4回転半)を完璧に決めた後、5種類の4回転を見事に決めた。計6本の4回転の構成だけでも驚異的なのに、更に生まれ持った抜群の美しいスタイルと華やかなヴィジュアルを武器にした豊かな表現力も本当に素晴らしかった。
あまりの超異次元の演技に魅了され、感動して涙が出ました。
マリニン氏は、フリー歴代世界最高得点をマークし、ショート第3位から逆転第1位という伝説に残る新記録で王者へと輝きました。
彼は、これまで誰も成し得なかった4回転アクセル(4回転半)を決めましたが、目標は高く既に5回転の練習も始めているという。
たかが半回転されど半回転。例えば私と同じ歌手の方ならよく分かると思いますが、半音高く音域を伸ばすのは並大抵ではありません。発声でその高さを出せても歌でその高さを使えるかは別の話です。当然フィギュアスケートも演技で決めるには相当の努力が必要です。彼が目標にしているのは、そんな高次元の世界です。
私は、今回の「世界フィギュアスケート選手権2024」におけるマリニン氏の演技が、とても刺激になりました。改めて、歌手にも必要な向上心と努力の重要性を学びました。
心から感謝致します。そして、今後も応援させて頂きます。
島倉 学