
昨日、10月1日は、習志野市の『パラレルキャリアスタートアップ講座』でお話をさせていただきました。
習志野市は男女共同参画の視点から、P.F.ドラッガー提唱の『パラレルキャリア』を市民の皆さんに知っていただきたいということで、これまでも『経営戦略全史』などの著書があるK.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授の三谷宏冶(みたに こうじ)さんを招いてシンポジウムを開催するなど、男女共同参画センターが中心になって活発に活動されています。
今回の講座の対象は、
「ボランティアや社会貢献活動に興味があるけど、なかなか始めるきっかけがない。仕事も忙しいし・・・」と思っている方
私はパネルディスカッションに実践者の一人として、自分が
パラレルキャリア
=2枚目の名刺
=志事(こころざしごと)
をどんな風に実践しているかをお話しする役目。
パネルディスカッションに先立って、NPO法人 二枚目の名刺の代表の廣さんから基調講演があり、
パラレルキャリアや2枚目の名刺と副業の違い、
二枚目の名刺の活動についての説明に加え、
様々な立場の人たちの2枚目の名刺の物語、
といったお話で参加者にまずは“インプット”をしていただきました。
廣さんとは一緒にNPO法人 二枚目の名刺の活動をしているので、これまでも打ち合わせなどで彼の考えを聴いてきましたが、改めて基調講演というカタチで聴くと、二枚目の名刺の活動や社会的な背景など頭の整理ができて、私もとても勉強になりました。
今日お聴きした中で、書きとめておきたいキーワード
隠れてやらず宣言することで応援してもらえる
社会との関わりが自分にも返ってくる
誰かに決めてもらうのではなく自分で決める
2枚目名刺を持つと越境して飛び越えることに抵抗が無くなる
こんなお話を聴いていただいたあとで、同じく廣さんにコーディネーターを務めていただいてのパネルディスカッション。(私はここからが本番!
)
パネルディスカッションでご一緒させていただいたのは、地元を中心にご活躍の
安田 晋(やすだ すすむ)さん
TIS株式会社勤務、夢こむさ習志野 メンバー
椿原 千里(つばきはら ちさと)さん
病院勤務、習志野市民団体Donna Popolo スタッフ
のお二人。
安田さんは、会社員として勤めるかたわら『歌って踊れるクリエイター』として、歌も歌い、おやじダンサーズに参加し、楽器を作って売っちゃうというクリエイティブと行動力が爆発しちゃってて、活動をとことん楽しんでる(もちろんご苦労もあるのでしょうが)様子が印象的なお話でした。
好きなものをつきつめていくと、
最終的に社会的な活動に繋がっていく
という言葉が印象的でした。
椿原さんは、看護師として病院に勤めながら『市民団体Donna Popolo』のスタッフとして、ママ向けイベントのお手伝いなどをしています。
パラレルキャリアで市民団体のスタッフをしていることのメリットとして、つながりや知識、経験はもちろんのこと、地域に対する思いが強くなったというのは、市役所職員の私としてパラレルキャリアというものを考える新しいキーワードだと感じました。
ちなみに私からは、実際の活動として、NPO法人 二枚目の名刺での活動や公務員キャリアデザインスタジオの活動などを簡単にご紹介しました。
十数名の参加者の方からは、色々なご質問が出ました。
印象に残っているのは、以下のようなご質問。
子どもが1歳くらいの小さいときは、どうやって活動していたのか
パラレルキャリアに踏み出したキッカケは?
どうやって仲間を作ったらいいか
私からの回答は
時間がなくても手が離せなくても、例えば1日15分間、やろうと思えば何かしらできる。でも、無理に今やる必要は無い。
環境の変化と人とのつながり
自分がやりたいことを外に発信する。出会う人に伝える。でも、無理に仲間を作る必要は無い。
また、参加者の皆さんからの感想やご意見で印象的だったのは、
2足のわらじを履きたいけど、やりたいことをカタチにする難しさを感じている
内発的な動機付けになる対象を見つけたら、すかさず捕まえたい
地域のために何かやりたい。行政を巻き込みたい
といったもの。
パラレルキャリアというものに関心のある人が多いものの、もしかしたら具体的に『コレをやりたい!』というところまで至っていない人も多いのかもと感じました。
私は、仕事のほかに自分がやりたいことをやっていたら、後から「これってパラレルキャリア(2枚目の名刺)なのかもな~」と思ったクチなので、やりたいことが漠然としている中でパラレルキャリアに関心があるという気持ちは、実はよく分からなかったりします。
でも世の中の人たちの関心として、先にパラレルキャリアがあって、その具体的な活動内容や興味のある分野をそのために探すという流れがあるのだとしたら、この「私がやりたいパラレルキャリア」を探すお手伝いというのは、今後必要な役割なのかも。
もちろんNPO二枚目の名刺の“サポートプロジェクト”や、それに先立ってのNPOと社会人のマッチングの場である“コモンルーム”にもその機能は備わっていますが、ワークショップなのかコンサルティングなのか分かりませんが、その本人から引き出すようなプログラムがあってもいいんだろうな~って。
この領域は、ワークショップデザイナーとしても、NPO法人 二枚目の名刺の活動としても、ちょっと気に留めておきたい部分だなって気が付きました