最近、私が何をやっている人間なのか、どういうことを目指しているのか、あまりキチンとお伝えしていなかったので、たまには自分で当たり前だと思っていることも改めて文字にしてみようと思います。
ということで、今回は私の活動の一つである『公務員キャリアデザインスタジオ』についてご紹介いたします。
1.団体の形態
公務員キャリアデザインスタジオは、任意団体です。NPO法人ではありません。また、時々同じ業界(公務員)の人に間違われることがありますが、自主研究/自主研修活動(自主研)でもありません。
2.実際の活動
大きく2つの活動の柱があり、1つ目は大学生など就職を控える若者に公務員のリアルを伝える活動、2つ目は若手公務員のモチベーションアップに繋がる活動です。
前者としては、大学での講義に加え、現役公務員と公務員志望者との対話の場『公務員と語る、公務員を語る』、月イチの現役公務員と公務員志望者とのおしゃべりの場『公務員おしゃべりカフェ』があります。
後者としては、『公務員のためのキャリアデザイン学習会』をはじめ、過去には『夏のWelcome Party』といった交流企画も実施しました。(あまり“お勉強”じゃない感じの交流企画、またやりたいな~
)
3.設立の経緯
私が主に埼玉県内の自治体職員の人たちに設立の構想を発表するとともに参加メンバーを募り、私を含め4名で設立準備をし、2015年3月8日に設立しました。
また、構想を発表するまでに、県内の自治体職員や大学の先生にも協力してもらい、実際に大学生らと公務員の対話の場を設け、「公務員のリアル」を伝える場のニーズなどを確認しています。
4.なぜこんな活動を
―― 私が働き始めて2~3年目の頃から感じていた“違和感”。
“新しいことへの挑戦”ではなく“余計な仕事を増やしやがって!”と評価されてしまう雰囲気。必死だったり、熱く仕事に向き合うことに対するしらけた目。そして、入庁する若手をそういう雰囲気に染めようとする同調圧力。
当時の私は、僅かに被害妄想気味だったかもしれないけれど、確かに感じたアノ違和感。あれは幻じゃなくて、確かに手ごたえのある圧力だった。もしかしたら私の置かれた場所が、たまたま特殊な“ムラ”の中だっただけかもしれないけど、あの時の係長が導いてくれていなかったら私は“やる”という方向に突き抜けることはできなかったかもしれない。
そんな体験から、ずっと
「公務員はもっと充実した気持ちで、前向きに、そして幸せに仕事に向き合えるようになった方がいいのではないか?」
そんな風に何年間も考えてきました。
少なくとも自分が住んでいる地域の公務員には、一人の住民として、そうあって欲しいなと願う自分がいます。
その思いを抱えたまま内閣府へと出向しました。
いや、抱えていることすら忘れていたかもしれません。それまで環境政策の激務の中で仕事のことしか考えられなかった日常から少しだけ“ギアチェンジ”ができて、加えて全国から集まってきた同じ出向者のみんなにも刺激を受けて、
「出向中の2年間は、やりたいと思ったことは片っ端からやってみよう」
そう思って、自分がやりたいことを思い浮かべたときに真っ先に頭に浮かんだのが
「公務員はもっと充実した気持ちで、前向きに、そして幸せに仕事に向き合えるようになった方がいいのではないか?」
という思いを具体的な行動として表すことでした。
そして、大学生など就職を控える若者に公務員のリアルを伝える活動、と若手公務員のモチベーションアップに繋がる活動からなる公務員キャリアデザインスタジオという団体の構想を作りました。その後は、設立経緯にあるとおりです。
5.これまでの実績
これまで平成27年度、平成28年度の2期にわたり活動してきました。その間、6大学でのべ約1,300人ほどの学生に「公務員のリアル」を伝える講義をしてきました。(平成29年度も引き続き継続中です)
また、「公務員と語る、公務員を語る」(3回)や「公務員おしゃべりカフェ」(5回)など公務員志望者と現役公務員の対話の場を作ってきました。
若手公務員のためのモチベーションアップの仕掛けとしては、「公務員のためのキャリアデザインスタジオ」(2回)、「貿易ゲーム」(1回)、「ミライ☆課長塾」(2回)、「夏のWelcome Party」(1回)など、様々なスタイルの勉強会やイベントを試みてきました。
※( )内の数字はこのブログ執筆時点での実施回数。
6.そして、これから
もちろん、これだけで急に公務員の業界が変わったりはしていません。330万人いる公務員の業界の規模に比べて、私たちのやっていることはあまりに微力です。
でも、無力では無いと信じています。
私たちの活動から刺激を受けて公務員の実態を伝える場づくりに挑戦している人がいます。私たちの活動を参考に学生との対話のイベントを企画しているグループがあります。
私たちが直接関われる学生さんや若手公務員は限られるかもしれませんが、公務員試験を受ける前に現役公務員と対話して公務員のリアルを知ることが当たり前になったり、公務員が働くにあたってキャリアデザインを考えることがもっと広まってほしい。
そうやって、公務員キャリアデザインスタジオとしてやっていることが当たり前になり、もはやこれ以上やるべきことが無くなってしまえばいい。
いつか、そんな日が来たら・・・・・・そのときは私が公務員キャリアデザインスタジオを卒業するときなのかもしれません。
ここまで読み進めていただき、ありがとうございます。
「3分間で分かる」というタイトルを付けたのですが、3分間で読み終えることができたでしょうか。
もっとコンパクトに書くつもりが、思いのほかたくさん書いてしまいました。
公務員キャリアデザインスタジオは今度の3月で3期を満了いたします。
それまでに社会に対してどのような価値を生み出せるのか。そして4期目以降にどのような活動をしていくのか。
ぜひ、一人でも多くの皆さまに注目していただけたら嬉しいです。
今後とも、私たち公務員キャリアデザインスタジオを何卒よろしくお願い申し上げます。


私と同じ公務員を対象にした学習会。参加者募集中です。
100年人生時代にも自分のチカラで、公務員として主体性を発揮して働くということが学べるプログラム(私の解釈)です。
おかげさまでたくさんのお友達に、SNSで拡散していただきました。おかげさまでジワジワとお申込が伸びてきました! ありがとうございます!
まだまだ参加者募集中ですので、周りの公務員の人たちにご紹介いただけると嬉しいです!
10月9日(祝) 第3回公務員のためのキャリアデザイン学習会(現役対象)
どのような場所に置かれても、
めげず腐らず、
自分のチカラで
自分のモチベーションを整えられる職員になる!
第1回、第2回ともに参加者のほとんどが「モチベーションの向上」を実感した柴田朋子さんの「公務員のためのキャリアデザイン学習会」、今年も開催いたします!
自分で考え手を動かすワークとキャリアコンサルタントの柴田さんによるレクチャーで、自分が主体的に働けるようになる方法を学べるプログラムです。
【日時】2017年10月09日(13:30~18:30)
※終了後、会場近くにて懇親会を開催します。
【会場】与野本町コミュニティセンター第3・4集会室(埼玉県さいたま市中央区本町東3-5-43)
【参加費】2,000円(税込、講師謝礼、会場費等として)
【定員】30人(先着順)
【お申し込み】こちらからお申し込みください(http://kokucheese.com/event/index/480576/)