
我が家の近所で毎年綺麗に咲き誇る朝顔。
昨年は12月まで咲いていました。
最近、思うこと。
在るのは「正しい」という事実ではなくて、
「正しいと思う」という評価であるということ。
いつの時代もこれが正しい、って言ったりするけど、
正確には、
いつの時代もこれが正しい、って多くの人が思っている、
ということなのかもしれない。
世の中に、正しいものと正しくないものがあるとすると、
当然、自分が選んだものが正しいのかが気になるところ。
その瞬間から、
自分が正しいものを選んだのかどうか、
という不安との闘いが始まる。
でも、そもそも正しいものなんてないとしたら、
その不安も、その闘いも、意味がないのだけど。
何故か、小さい頃から正しいものを選ぶと褒められ、
正しくないものを選ぶと減点される社会で生きてきて、
大人になってからも、
努力をすれば正しいものを選べると信じたくなるけど、
世の中が、正しいものと、正しくないもので構成され、
そのどちらか(できれば正しいものを)選びながら
生きていくんだというのは、大いなる錯覚だと思うんだ。
私たちにできるのは選んだものを正しいと信じること、
正しいと信じられるものを選ぶことも、きっとできる。
そのことに気付けず、
あたかも正しいものと正しくないものがあって、
正しいものを選び取らなければならないって
圧力を感じてしまうから辛くなるのに。
何かを選ぶとき、決断するとき、実行するとき、
それが正しいかどうかではなく、
私はそれが正しいと信じられるかどうか
そう考えて、ことを進めたらいいのに、最近強くそう思う。
そんなことを言って、
信じて選んだものが正しくなかったらどうするの?
その問いに。
逆に問いかけたい。
選んだものが正しくなかった
って、つまりはどういうこと?
例えば、お金を失うことになったとか、
友人の信用を失うことになったとか、
そういうこと?
そういう忌むべき事態を
事前の選択に起因する最終結果である
と決めるのは自分。
それは、選んだもののせいで、
最終結果が忌むべき事態になったのではなく、
忌むべき事態が最終結果だと自ら決めている。
その、財産を失ったとか、信頼を失ったとか、
それって事前の選択から始まった
長い旅程のまだまだ途上かもしれないよ。
多くを失ったことによって導かれた結果、
失ったもの以上の何かを得るかもしれないよ。
その谷底は、すごく深い場所かもしれないけど、
目の前でそのカーブは上向き始めてるかも。
選んだ道が正しいという事実なんてないから、
選んだ道が正しいと信じられる自分でいたい。
道を選べる局面に出会ったら、
自分が正しいと思える道を選べる自分でいたい。
その道が間違っていたと
最初に断ずるのは、いつだって自分だったのなら、
その道は正しいと
最後まで信じられる自分に変わればいい。
私が、あなたが、望むような自分に変わることを
妨げられるものなんて、何一つ無いはず、そう思うんだけど。
副業っていうのは、
17時で仕事が終わってから
飲食店でアルバイトしたり、自宅で内職したり、
最近増えているクラウドソーシングなんかで受注するのもNG。
もちろん法的に根拠があって禁止されているのですが、
法令に定めてまで禁止する理由は何か?
いろいろと考え方はあるのでしょうが、
よく言われるのが、
守秘義務
職務専念義務
信用失墜行為の禁止などでしょうか。
これらを犯さないために、
営利企業に有償で従事したり、
企業の経営に参画することを
法令で禁止しています。
今日の本題はここからです。
では、副業ではない課外活動は
公務員であることでどう制約されるのでしょうか?
副業ではない課外活動とは、ここでは、
活動の対価としてお金をもらわない
業務時間外に行われる活動としておきましょう。
これ、国家公務員法はあまり詳しく読んでいませんが、
地方公務員法の副業禁止規定(第38条)では、
禁止してる活動には当たらないと思うんですよね。
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○地方公務員法(抄)
副業でない課外活動として、
具体的にどんなものがあるのか例示してみます。
①職員が集まっての勉強会
②大学での講義
③任意団体として有料イベントの主催
④NPOの代表理事としての活動
もちろんどの活動も前提条件である、
活動の対価としてお金をもらわない
業務時間外に行われる活動という範囲は守られているものとします。
そうすると、これらはすべてOKだと思うんですよね。
どれも共通するのは、
営利は目的とせず、現に利益の配当などは行われない
(事業に必要な財源としてNPO等が利益を得るのはOK)
公務員個人として報酬をもらっていない
という点。
この時点で、地方公務員法第38条で禁止している
副業には当てはまらないと考えるのが妥当。
しかし、
①職員が集まっての勉強会
②大学での講義
③任意団体として有料イベントの主催
④NPOの代表理事としての活動
この4つすべて、
所属する市役所などで人事当局(人事課や職員課)に相談すると、
止めておいたほうがいいと思います
と助言されるケースがあるそうなんです。
ナンデ!?
これは人事当局への確認の仕方に問題がある場合と、
人事当局の課外活動へのスタンスに問題がある場合とがあり、
(両方同時に起こっている場合ももちろんある
)相談するときにこちらから人事当局の担当者に
「(任意団体として)
有料イベントを主催しても大丈夫ですか?」
とか訊いちゃうんですよね、きっと。
もちろん、訊き方のテクニックで切り抜けようという
抜け穴講座ではありませんので、そこは念のため

訊かれた人事当局の担当者は、
有料でイベントを主催する
↓
儲けが出る
↓
主催した人の収入になる
↓
副業になるのでダメ!
って思いますよね、それが自然だと思います。
もし、上記の人事当局担当者の思考が事実と異なるなら、
キチンと事実を伝えるべきです。
有料でイベントを主催することになるのは、
その開催に会場費や印刷費、講師謝金などの経費を
参加者に負担していただくからであること。とか。
ちなみに
①職員が集まっての勉強会 については、
自分に近しい職員を集めて徒党を組んで、
庁内で幅を利かせようという魂胆か!?
という、
ちょっと想像を絶する心配をされて
止められるケースがあるとか無いとか・・・

②大学での講義 については、
これは確かにちょっと微妙なところがありまして、
無償でやっている限り副業如何で止められることはありませんが、
市や省庁の名前を名乗って講義をすることが、
業務外でどの程度許されるのかという問題はあります。
「こないだ○○市の人が、○○って言ってた」
というようなリスクに対応するために、
大学側にあくまで個人としての活動であること、
講義の内容も個人としての見解であり組織を背負ってないこと
などは丁寧に伝え、
講義の際にも学生にキチンと説明すべきだと思います。
④NPOの代表理事としての活動 についても、
人事当局に相談すると難しい問題があるようです。
これは一つには、営利企業ではないにもかかわらず
団体の代表(=経営に携わる)という点でNGと言われるケースと、
NPOの活動如何によって、代表となることで
信用失墜行為につながる可能性を危惧されるケースがあるようです。
この④の場合については、
人事当局に水面下で取材をしてみないと分かりませんが、
③の場合と同様、説明する際に正しく説明できているかどうかと、
人事当局の担当者が関係法令を誤って解釈していないかどうかを、
丁寧に解きほぐして相互に事情を理解する必要があると思います。
課外活動をはじめよう!
そう思う動機やキッカケは人様々ですし、
実際の活動の内容もいろいろとあります。
その中で、私なりに考えていることを
ツラツラと書かせていただきましたが、
その上で、以下について
ぜひ気に留めていただければと思います。
自分がやろうとしている課外活動がどういった活動になるのか、特に金銭面で整理すること
課外活動が公務員としてどのような制約を受けるのか、
その課題は収益など金銭の流れが致命的になることが多いので、
まず自分がやろうとする課外活動の金銭面の流れについて、
キチンと整理しておくことが大切だと思います。
自分単独で他者と一切の金銭のやり取りが無いものなのか、
それとも活動の経費の一部は参加者に負担してもらうのか。
NPOになればそのあたりは関係法令でも定められるので、
“ヌカリ”は無いはずですが、個人や任意団体の活動になると
つい行き当たりばったりになってしまいがち。
ぜひ、事前に金銭のやり取りがある様々な場面を想定し、
整理しておくことをお勧めいたします。
人事当局側に課外活動に関する相談をする際には、キチンと事実を互いに伝え合うこと。
課外活動やそれに対する制約の元となる関係法令の理解は、
おそらくその役所ごと、そして担当者によっても差があると思われます。
自分がやろうと思っていることがどんなことなのか、
そこに金銭の流れが生じ得るのであれば、
その金銭はどういう意図でどのように流れるのか、
その活動に対する自分の立場はどういったものなのか、
その内容を事実としてキチンと伝えること。
そして、人事当局として何らか制約があるという見解があれば、
それがどういった法令に基づく、どういった解釈に基づくものなのか、
それも目の前で法令を示してもらって説明を受けること。
何よりも自分が本当にやりたいことをやることこんな言い方をすると元も子もないのですが、
最後は自分自身の“覚悟”です。
例え人事当局に止められたとしても、
より明確な解釈を求めたり、別の方法を探したり、
それは自分自身が本当にやりたいことだからできること。
本当にやりたいことであれば、法令の制約もクリアし、
自分のキモチも、人事当局も納得できる方法を
きっと見つけられるはずです。
だからこそ、やるなら本当にやりたいことを。

副業禁止規定との関係で少し整理をしてみました。
この社会をよくしていこうと思ったとき、
公務員が地域に飛び出して業務外の活動をすることは、
きっととても大切な意味を持つことになると思います。
これから、2枚目の名刺を持って
課外活動をしてみたいと思っている公務員の皆さんの
参考にしていただければ幸いです。
【免責事項】
私自身、まだまだ勉強中のところもありますので、
この記事だけを根拠にして活動されるのではなく、
ご自身でもキチンと関係法令など確認し、
所属する機関の人事当局ともよく相談していただき
活動していただきますようお願いいたします。
この記事だけを根拠に活動され、
如何なる損害を被った場合も私は責任を取れませんので
ご承知おきください。
「人に出会う旅」ということで九州に行ってきました。
その旅レポの第4弾(=最終話)です。
第1弾~第3弾はこちら
人に出会う旅①~九州・福岡編~
人に出会う旅②~九州・武雄編~
人に出会う旅③~九州・諫早編~前の日に、諫早軍団の皆さまとあれだけ遅くまで飲んで、
“こんな時間に”あごダシラーメンとトルコライスをいただいたのに、
ホテルの部屋の空調がイマイチだったせいか、
旅の興奮が冷めやらぬためか、さほど熟睡できず目覚めた朝。
朝食も摂らず(そもそも素泊まりだし)、チェックアウト。

そのまま、朝日の中の諫早神社に
今回の旅の御礼をしに行ってきました。
二礼二拍手のあと、少し時間をかけて、
目を閉じて今回の旅で出会った皆さんのお顔を思い浮かべ、
最後の一礼をしました。

今回の九州旅行は、福岡~武雄~諫早 と3都市を巡り、
観光地も食べ物も目指さず、目的地を訪ねるのではなく、
会いたい人~目的人(モクテキビト)~を訪ねる旅でした。
【一度きりの贅沢な旅】
それはとても贅沢な旅でした。
どんなにお金を積んでも、
私とは異なる人が、今回の私と同じ出会いを同じ気持ちで
経験することはできませんし、
私自身も、今後どんなにお金を積んだところで、
今回出会った皆さんと同じ気持ちで出会い直すことはできません。
今村さん(福岡市)や中尾さん(武雄市)、村川さん(諫早市)と、
「今日が初対面なのにネ~、ガハハハ~」
と笑い合う夜は、再びは手に入れられない経験です。
単に手に入らないだけではなく、
一度手に入れたら再び手に入れることができないこの経験を、
最高のおもてなしで経験させていただけたことこそ贅沢の極みでした。
【人と出会うことを目的とした旅】
今回、そういった、出会うということを目的に旅をしてみて、
人と出会うことを目的とした旅の可能性も強く感じました。
モノではなく経験を売れ!
と言われるようになって久しい昨今ですが、
人と出会う旅というのは、その最たるものかもしれません。
素人の私がマーケティング的な分析はいたしませんが、
お金で買えない
他の人に出来ない
自分の内側に響くこういう商品って、なかなかありませんよね。
とはいえ、
これを販売できる商品に仕立てるのは簡単ではなく、
これは企業が売る商品ということではなく、
地域が売る“魅力”であり“強さ”にあたるのかもしれません。
そこでどれだけ面白い人が、面白い活動をしているか、
それはどのくらいの密度と多様性を持っているのか、
そのことがどんな繋がりで地域の外に発信されているのか。
その結果として、今回私がお会いしたような、
福岡での今村さんのオフサイトミーティング「明日晴れるかな」や、
武雄での中尾さんの「居場所づくり」の活動であったり、
諫早での村川さんの「おこしの会」や地元の「こどもの城」であったり、
そういった活動をしている彼らのことを知るキッカケがあり、
そういった活動をしている彼らに会いに行く旅が成立しました。
意図して作れる“商品”ではありませんが、
地域を人が訪れる目的として、
今後はこんな人を訪ねる旅は存在感を増していきそうです。
【直接会うことの大切さ】
今回、会いたいと思って一番最初に連絡を取ったのは、
福岡市の今村さんでした。
でも、実は今村さんには、九州まで行かなくても、
関東でお会いするチャンスがたくさんあります。
彼のライフワークになっている財政出前講座であったり、
担当業務の出張などで少なくとも数ヶ月に一度は、
多いときは毎月のように関東に来ているはずです。
その機会を使って、私が今村さんにお会いしなかった理由、
それが直接会うことの大切さ、にあります。
イベントや勉強会で講師として来ている人との出会いは、
こちらが30人で受講していれば、
自分自身は30人の中の一人になってしまいます。
もちろん名刺交換をして、交流会でもお話をして、
その後も連絡を取り合うようになり、
その30人の中で一番仲良くなるかもしれません。
それでも、年間30のイベントに登壇する人から見れば、
30のイベントのうちの一つに過ぎません。
でも、人は、新幹線や飛行機に乗って、
「自分に会いに来た」と公言する人を
なかなか忘れることはありませんよね。
私だったら、そうやって会いに来てくれた人のことは、
強烈に思い出に残りますし、一緒に何かをやりたいと思います。
私は、今村さんとは、そういう出会い方をしたかったので、
30対1の出会いではなく、直接会う方法を選びました。
もちろん、人に会うことそのものに価値の軽重はありません。
でも、一番最初の出会い方によって
お互いの中での相手の存在が変わるのなら、
出会い方を選ぶという戦略もありますよね。
【それでも公務員と会う意義】
今回の旅では、その多くが同業である公務員との出会いでした。
私自身は、意外と思われるかもしれませんが、
公務員だけで群れて、仲良しこよし な感じで、
俗世を離れて交流するような活動は、
元来あまり好きな方ではありません。
むしろ、NPO法人 二枚目の名刺の活動も、
SAITAMA TOMIN LABOの活動もそうなんですが、
業種・業界や立場が多少ゴチャゴチャと混ざってた方が
活動としては楽しいと感じるタイプです。
しかし、
地域がよくなるために、公務員がもっといい職業になること、
そのための活動は自分のライフワークだと思っているので、
公務員キャリアデザインスタジオはその筆頭ですが、
関東自主研サミット実行委員会なども
「公務員をもっといい職業に」という文脈で
公務員だけで構成された“場”で活動をしています。
このライフワークの活動で自分の中の火を絶やさないためには、
やはり様々な場面・地域で頑張っている公務員と交流するのが
最も効果的だなって最近は強く感じています。
公務員という職業を守る必要は全くありませんが、
民間とは異なる立場で、“公”を支える職業が
何かしら必要なんだと考えたとき、
役所を離れて地域で活動をしている同業者の姿は、
自分が何をやりたいのかを思い出させてくれます。
それに、今回のタイミングは、
二枚目の名刺での活動で公務員の看板を(勝手に)背負って、
民間のバリバリな皆さんと大いにやり合った直後だったので、
反動で同業の人たちと交流したい気分が高まっていた
という背景も無関係ではなかったと思います。
今回の九州・福岡~武雄~諫早を巡る
『人と出会う旅』では、たくさんの皆さんにかまっていただき、
本当にありがとうございました。
最初にご相談し、受け入れを快諾いただいた福岡市の今村さん、
今村さんからのお声掛けに応じていただき、
初日からずっとご一緒していただいた武雄市の中尾さん、
2日目、諫早軍団を率いておもてなししてくださった諫早市の村川さん、
今回は本当にありがとうございました。
関東におこしの際は、ぜひご一報ください!
そして、福岡で「明日晴れるかな」でご一緒した皆さま、
武雄温泉でお話を聞かせてくださった皆さま、
「子どもの城」でご対応いただいた池田館長はじめスタッフの皆さま、
諫早軍団(おこしの会の皆様、上天草・福岡からのお二人)の皆さま、
本当にありがとうございました。
皆さんとお会いして、皆さんからいただいた価値の分だけ、
こちらでの活動で新しい価値を生み出せるよう頑張ります。

あの日、早朝に諫早神社をお参りした後は、
そのまま特急かもめで博多へ向かい、
すぐさま到着した博多発東京行ののぞみ号に飛び乗りました。
諫早でも博多でも、
少しゆっくりブラついてもいいかなとも思いましたが、
人に出会う旅で、人に会うアポイントが無い以上、
無駄にブラブラしても仕方が無いですし、
時計を見ると、次の新幹線に飛び乗れば、
東京駅近くで開催されている
関東自主研サミット実行委員会の打ち合わせにも
途中から合流できるかもしれないタイミング。
一度は出席できないと伝えていた打ち合わせに、
九州帰りに飛び入り参加したら笑われるかもとも思いましたが・・・。
実行委員会の打ち合わせに出て、
夜は母親との久しぶりの夕飯デート、
そして、翌日からまた出勤。
そんな風にして、日常へと戻ってきました。
そこへ・・・。

諫早の姉さん、兄さんたちからビックリ箱が届きました!
白石町の眞﨑さんからいただいたお土産を
持って帰るのが大変だろうからと
送っていただけるとは聞いていたのですが・・・・・・(涙)
うないさんグッズも、ミカンバス停のマグカップも!
どんだけ人を 九州 LOVE にしたら気が済むのかと(笑)
福岡も武雄も諫早も既に大好きです。
また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
「人に出会う旅」ということで九州に行ってきました。
その旅レポの第3弾です。
第1弾、第2弾はこちら
人に出会う旅①~九州・福岡編~
人に出会う旅②~九州・武雄編~今回の九州旅行は、福岡~武雄~諫早 と3都市を巡り、
観光地でも無い、食べ物や工芸品でもない、
そこにいる人に出会うための旅。
そこにあるのは、目的地ではない、
敢えて呼ぶならそれは目的人(モクテキビト)を訪ねる旅。
福岡では、第1目的人の福岡市役所の今村寛さんに出会い、
そして、彼が運営する「明日晴れるかな」という
市役所のオフサイトミーティングに参加させていただき、
市役所で頑張っておられる皆さんだけではなく、
地元で頑張っている民間の方、大学の方、
他県から参加してくださった公務員の方々と出会い、
第2目的人である武雄市の中尾雅幸さんとも出会いました。
(人に出会う旅①~九州・福岡編~)
武雄では、第3目的人(ラスボスともいうw)の
諫早市の村川美詠さんと出会い、
白石町の眞﨑さんとも再会し、
武雄温泉で活動している面白い地元の方々や
武雄市の中尾さんの児童支援の現場を訪ね、
武雄図書館も見学させていただきました。
(人に出会う旅②~九州・武雄編~)
そして、旅は終着地点の諫早へ。
いや~、何でしょう、この不思議な車中(笑)。
武雄市の中尾さんの運転で、
助手席にさいたま市の島田が乗り、
後部座席に諫早市の村川さんを乗せ、
武雄市から諫早市に向かっています。
しかも、私とお二人は初対面、
中尾さんと村川さんも2度目か3度目の対面(?)。
でも、話も弾んで、妙に居心地がいい。
何の話をしていたのか、あまり具体的に憶えていないけど(笑)
そんな車中から見えてきたのが、

遠浅のきれいな海を背景に、
町の入り口で出迎えてくれたフルーツバス停。
「長崎県の玄関口として訪れる人たちの心を和ませるために
当時の小長井町が整備したもの」(諫早市HPから引用)
なんだそうです。
諫早市HP
おとぎの世界の「BUS STOP(バス ストップ)」・フルーツバス停
こちらも一応公式(?)
諫早もりあげGIRL's ブログ(末尾のクレジットにご注目ください)
なんというフォトジェニックな(思わず撮りたくなる)バス停!

中尾さんと@メロン
諫早では、村川さんにこちらに連れて行っていただきました。
ここは、役所の役人が、従前の施設の分類に従って
簡単に表現すれば、「児童館」。
父母が子どもを連れてきて、遊具やおもちゃで遊ぶ場所。
既存の分類に、無理やり当てはめればそんな施設。
でも、多分、そうじゃない。
・ここは危険があることを意識してもらい、
家族で安全に過ごす方法を考えてもらう
・スタッフは子どもたちとキチンとぶつかり合い時には叱り、
父母も子どもたちもお客様扱いはしない
・子どもたちにリスクをとって挑戦させる
そして、それらの結果として
・子どもたちは好きなスタッフに会いに来る
・子どもを連れてきているように見えて、
実は大人もスタッフに相談しに来ている
スタッフと利用者(子どもも大人も)との
この距離感の作り方が、とても感動的。

コーチこと館長の池田さんのギターに合わせてみんなで合唱。
・言葉にできない(オフコース)
・桜(コブクロ)
・さんぽ(井上あずみ) などなど
館内を見ているときにも、
突然利用者のお母さんとハグする館長にドキッとしていたら、
そのお母さんも何らかの困難を経験して、
そこにこの施設と池田館長は寄り添っていて、
自然な気持ちとして利用者と館長がハグをする。
ここはそんな施設。
その利用者との関係性は館長だけではなくて、
どうやらスタッフは皆さん、そういった利用者との距離感を持っていて、
そういえば、若い男性のスタッフさんが、
小学生の女の子から告白されて困っているとおっしゃってました
そんな施設とスタッフの皆さんの様子を見て、
行政というシステムも
一般の行政マンの概念も追いつけない場所に、
この施設もスタッフの人たちもいる、
そういう感覚を覚えて、ちょっと鳥肌が立ちました。
私が感じたポイントは、
どんなミッションを設定し、それに自覚的であるか
どのようなリスクをどの程度引き受ける覚悟を持つか
そして、
そのリスクをありのままではなく最小限で引き受けるために、
人から与えられたオペレーションではなく
現場で最適なオペレーションを組み上げる
こういうことに真剣に取り組むことが、
ココ「こどもの城」のような場所を作るために必要なんだと、
改めて学ぶことができました。
ちょっとカッコよく言えば、
多様化する地域の課題や、顧客ニーズに対して
行政は法令に基づく事務の領域を超えて、
どこまで手元のリソースでそれらに応えられるのか。
その最先端の現場の一つがココなんだろうな、と。
「この施設、福祉や子育て部局ではなくて、
政策振興部に所属しているんですよ」
あ~、そうなんだ。
やっぱりというか・・・。
そんな施設を一手に任されている池田館長は、
講演などで引っ張りだこで、全国を飛び回っていますし、
最近はスタッフの方々もそこに引っ張り出されているとか。
スタッフの皆さんへのお礼の言葉、
感動と混乱でキチンと言えませんでした。
後日、池田館長がFacebook上で付けてくださったコメント。
いつ来ても、「素(す)」しか見せません。また、お越しください。
こどもの城は、「おかえり」の場所です。
さて、「こどもの城」での時間が濃密過ぎて、
少々紙面を割き過ぎました
諫早のメインは、夜
ということで、
諫早駅前のビジネスホテルにチェックインを済ませ、
村川さんはじめ諫早市の方々、
武雄市の中尾さん、
に加え、
諫早に帰省中の上天草市役所のHさんが実家を抜け出し、
さらには宮崎へ帰省中だった福岡市役所のSさんが、
福岡に戻る途中で寄ってくださったり。
つまりは、メチャクチャ

一応、飲んだくれるだけではなくて、
そもそも私が何者なのかを説明させていただきました。
私が誰かよく分からず、
一緒に飲もうとしてくれた皆さん、素敵過ぎますけど(笑)
やはり同じ公務員ということもあって、
公務員キャリアデザインスタジオの活動の話や、
福岡でも盛り上がった二枚目の名刺の話は、
諫早でもとても関心を持っていただけました。
諫早では、村川さんやこの日集まってくださった
吉田さん、大久保さんらが中心となって、
「おこしの会」というオフサイト活動を行っているのですが、
そのメンバーの問題意識もやはり、
もっと公務員が元気を出して、一所懸命働くことが
もっと地域をよくするに違いない、という点にあって、
そこは公務員キャリアデザインスタジオとして、
私たちが目指しているところと同じ!ということで
さらに意気投合し、お酒も進むという(笑)
上天草市役所のHさんと、福岡市役所のSさんは、
二枚目の名刺の活動にも強く関心を持ってくださって、
後日のFacebookでのやり取りでは、
何かしら自分の2枚目の名刺を持ってみたい
といったことも言ってくださっていました。
福岡に引き続き、ここ諫早でもこの関心。
九州に、2枚目の名刺の風が吹くかも!?

そして、〆はアゴだしラーメンとトルコライス。
ここ諫早の名物だそうですが、
もちろん私一人で全部食べたわけではありません
「こんな時間に」シリーズ発祥の地で、
記念すべき「こんな時間に」ラーメンとトルコライス。
この先、トルコライスを食べるたびに、
暖かかった諫早の皆さんのことを思い出しそうです。
残念なことに、
予約したビジネスホテルの門限が25時だったので、
少し早め(!?)の解散となってしまいましたが、
少し名残惜しいくらいが、また会いたくなる!
再会を約束して、皆さんとお別れいたしました
やはり、九州で“飛び出している”公務員の中で
台風の目と言われる諫早軍団のパワーと暖かさは
事前にいろいろな人からお聞きしていた以上で、
あんなに離れた地に、
「また帰ってきていいよ」と言ってくれる場所があるなんて、
とても不思議で、とても幸せな気持ちになります。
実家が市内にある私にとっては、
突如、九州に親戚の家が見つかったような気分。
泊まったビジネスホテルで眠れない夜を過ごして、
翌日には無事に埼玉に帰るのですが、
そのあたりの話は、次の最終・総括編で。






