「人に出会う旅」ということで九州に行ってきました。
その旅レポの第3弾です。
第1弾、第2弾はこちら
人に出会う旅①~九州・福岡編~
人に出会う旅②~九州・武雄編~今回の九州旅行は、福岡~武雄~諫早 と3都市を巡り、
観光地でも無い、食べ物や工芸品でもない、
そこにいる人に出会うための旅。
そこにあるのは、目的地ではない、
敢えて呼ぶならそれは目的人(モクテキビト)を訪ねる旅。
福岡では、第1目的人の福岡市役所の今村寛さんに出会い、
そして、彼が運営する「明日晴れるかな」という
市役所のオフサイトミーティングに参加させていただき、
市役所で頑張っておられる皆さんだけではなく、
地元で頑張っている民間の方、大学の方、
他県から参加してくださった公務員の方々と出会い、
第2目的人である武雄市の中尾雅幸さんとも出会いました。
(人に出会う旅①~九州・福岡編~)
武雄では、第3目的人(ラスボスともいうw)の
諫早市の村川美詠さんと出会い、
白石町の眞﨑さんとも再会し、
武雄温泉で活動している面白い地元の方々や
武雄市の中尾さんの児童支援の現場を訪ね、
武雄図書館も見学させていただきました。
(人に出会う旅②~九州・武雄編~)
そして、旅は終着地点の諫早へ。
いや~、何でしょう、この不思議な車中(笑)。
武雄市の中尾さんの運転で、
助手席にさいたま市の島田が乗り、
後部座席に諫早市の村川さんを乗せ、
武雄市から諫早市に向かっています。
しかも、私とお二人は初対面、
中尾さんと村川さんも2度目か3度目の対面(?)。
でも、話も弾んで、妙に居心地がいい。
何の話をしていたのか、あまり具体的に憶えていないけど(笑)
そんな車中から見えてきたのが、

遠浅のきれいな海を背景に、
町の入り口で出迎えてくれたフルーツバス停。
「長崎県の玄関口として訪れる人たちの心を和ませるために
当時の小長井町が整備したもの」(諫早市HPから引用)
なんだそうです。
諫早市HP
おとぎの世界の「BUS STOP(バス ストップ)」・フルーツバス停
こちらも一応公式(?)
諫早もりあげGIRL's ブログ(末尾のクレジットにご注目ください)
なんというフォトジェニックな(思わず撮りたくなる)バス停!

中尾さんと@メロン
諫早では、村川さんにこちらに連れて行っていただきました。
ここは、役所の役人が、従前の施設の分類に従って
簡単に表現すれば、「児童館」。
父母が子どもを連れてきて、遊具やおもちゃで遊ぶ場所。
既存の分類に、無理やり当てはめればそんな施設。
でも、多分、そうじゃない。
・ここは危険があることを意識してもらい、
家族で安全に過ごす方法を考えてもらう
・スタッフは子どもたちとキチンとぶつかり合い時には叱り、
父母も子どもたちもお客様扱いはしない
・子どもたちにリスクをとって挑戦させる
そして、それらの結果として
・子どもたちは好きなスタッフに会いに来る
・子どもを連れてきているように見えて、
実は大人もスタッフに相談しに来ている
スタッフと利用者(子どもも大人も)との
この距離感の作り方が、とても感動的。

コーチこと館長の池田さんのギターに合わせてみんなで合唱。
・言葉にできない(オフコース)
・桜(コブクロ)
・さんぽ(井上あずみ) などなど
館内を見ているときにも、
突然利用者のお母さんとハグする館長にドキッとしていたら、
そのお母さんも何らかの困難を経験して、
そこにこの施設と池田館長は寄り添っていて、
自然な気持ちとして利用者と館長がハグをする。
ここはそんな施設。
その利用者との関係性は館長だけではなくて、
どうやらスタッフは皆さん、そういった利用者との距離感を持っていて、
そういえば、若い男性のスタッフさんが、
小学生の女の子から告白されて困っているとおっしゃってました
そんな施設とスタッフの皆さんの様子を見て、
行政というシステムも
一般の行政マンの概念も追いつけない場所に、
この施設もスタッフの人たちもいる、
そういう感覚を覚えて、ちょっと鳥肌が立ちました。
私が感じたポイントは、
どんなミッションを設定し、それに自覚的であるか
どのようなリスクをどの程度引き受ける覚悟を持つか
そして、
そのリスクをありのままではなく最小限で引き受けるために、
人から与えられたオペレーションではなく
現場で最適なオペレーションを組み上げる
こういうことに真剣に取り組むことが、
ココ「こどもの城」のような場所を作るために必要なんだと、
改めて学ぶことができました。
ちょっとカッコよく言えば、
多様化する地域の課題や、顧客ニーズに対して
行政は法令に基づく事務の領域を超えて、
どこまで手元のリソースでそれらに応えられるのか。
その最先端の現場の一つがココなんだろうな、と。
「この施設、福祉や子育て部局ではなくて、
政策振興部に所属しているんですよ」
あ~、そうなんだ。
やっぱりというか・・・。
そんな施設を一手に任されている池田館長は、
講演などで引っ張りだこで、全国を飛び回っていますし、
最近はスタッフの方々もそこに引っ張り出されているとか。
スタッフの皆さんへのお礼の言葉、
感動と混乱でキチンと言えませんでした。
後日、池田館長がFacebook上で付けてくださったコメント。
いつ来ても、「素(す)」しか見せません。また、お越しください。
こどもの城は、「おかえり」の場所です。
さて、「こどもの城」での時間が濃密過ぎて、
少々紙面を割き過ぎました
諫早のメインは、夜
ということで、
諫早駅前のビジネスホテルにチェックインを済ませ、
村川さんはじめ諫早市の方々、
武雄市の中尾さん、
に加え、
諫早に帰省中の上天草市役所のHさんが実家を抜け出し、
さらには宮崎へ帰省中だった福岡市役所のSさんが、
福岡に戻る途中で寄ってくださったり。
つまりは、メチャクチャ

一応、飲んだくれるだけではなくて、
そもそも私が何者なのかを説明させていただきました。
私が誰かよく分からず、
一緒に飲もうとしてくれた皆さん、素敵過ぎますけど(笑)
やはり同じ公務員ということもあって、
公務員キャリアデザインスタジオの活動の話や、
福岡でも盛り上がった二枚目の名刺の話は、
諫早でもとても関心を持っていただけました。
諫早では、村川さんやこの日集まってくださった
吉田さん、大久保さんらが中心となって、
「おこしの会」というオフサイト活動を行っているのですが、
そのメンバーの問題意識もやはり、
もっと公務員が元気を出して、一所懸命働くことが
もっと地域をよくするに違いない、という点にあって、
そこは公務員キャリアデザインスタジオとして、
私たちが目指しているところと同じ!ということで
さらに意気投合し、お酒も進むという(笑)
上天草市役所のHさんと、福岡市役所のSさんは、
二枚目の名刺の活動にも強く関心を持ってくださって、
後日のFacebookでのやり取りでは、
何かしら自分の2枚目の名刺を持ってみたい
といったことも言ってくださっていました。
福岡に引き続き、ここ諫早でもこの関心。
九州に、2枚目の名刺の風が吹くかも!?

そして、〆はアゴだしラーメンとトルコライス。
ここ諫早の名物だそうですが、
もちろん私一人で全部食べたわけではありません
「こんな時間に」シリーズ発祥の地で、
記念すべき「こんな時間に」ラーメンとトルコライス。
この先、トルコライスを食べるたびに、
暖かかった諫早の皆さんのことを思い出しそうです。
残念なことに、
予約したビジネスホテルの門限が25時だったので、
少し早め(!?)の解散となってしまいましたが、
少し名残惜しいくらいが、また会いたくなる!
再会を約束して、皆さんとお別れいたしました
やはり、九州で“飛び出している”公務員の中で
台風の目と言われる諫早軍団のパワーと暖かさは
事前にいろいろな人からお聞きしていた以上で、
あんなに離れた地に、
「また帰ってきていいよ」と言ってくれる場所があるなんて、
とても不思議で、とても幸せな気持ちになります。
実家が市内にある私にとっては、
突如、九州に親戚の家が見つかったような気分。
泊まったビジネスホテルで眠れない夜を過ごして、
翌日には無事に埼玉に帰るのですが、
そのあたりの話は、次の最終・総括編で。



