LIFE SHIFT読書会~あなたがこの本を読んで、誰かと語り合いたくなったのはどんなこと? | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

 

私が初めて『LIFE SHIFT』を読んだとき、無性に誰かと話したくなったことがあります。

 

 

 

それは、

 

地方公務員でもできる

LIFE SHIFTって何だろう?

 

ということ。

 

 

 

 

『LIFE SHIFT』では、人生100年時代の到来によって、20代前半までの学びの時代、60代までの勤労の時代、60代以降のリタイアの時代という3ステージモデルが崩壊すると予言します。

 

それは寿命が延びることで60代までの勤労の時代だけでは、60代から100歳まで生きるためのお金が足りないから。

 

今思えば、この時点で既に老後資金が不足するという、かの2,000万円不足問題 は世に問われていました。

 

60代で引退するとお金が足りないので、70歳、80歳まで働く必要が出てくるわけですが、そうすると終身雇用を前提に一つの会社だけで過ごすわけにはいかなくなります。

 

そもそも企業の平均的な寿命が22歳から80歳まで、つまり60年間も無いからです。

 

だから途中で転職するのも当たり前になりますし、キャリアチェンジのためには働いているだけではなくて大人になってからの学び直しも必要になる。

 

こうして、3ステージモデルではない、学び→勤労→学び→勤労→リタイアといったような、多様なステージを生きる人が多くなる。

 

 

その新しいステージは、単純に学びと勤労だけで区分されず、

 

探求の時間であるエクスプローラー

様々な軸足で活動するポートフォリオワーカー

自ら仕事を創造するインディペンデント・プロデューサー

 

といった新しい在り方が登場する。

 

 

そして、それらのステージを行き来するために、お金に換算できる有形資産の他に、スキルや人的ネットワーク、自己理解といったお金に換算できない無形資産が重要になる。

 

 

 

 

私が読んだ『LIFE SHIFT』のポイントはこういったことです。

 

 

 

 

そこでふと思ったんです。

 

 

 

 

キャリアチェンジを前提とせず、インディペンデント・プロデューサーにもポートフォリオワーカーにもなれない(と当時の私は思っていた)し、学び直しもしない地方公務員は、どうやって人生100年時代を生きていったらいいんだろう? と。

 

 

 

世の中みんなLIFE SHIFTを実践するようになっても、地方公務員だけが旧態依然とした生き方に留まらざるを得ないのではないか。

 

そんな職業に魅力を感じられなくなって、好き好んで地方公務員になる人は減り、“地方公務員にでもなるしかなかった”ようなでもしか公務員が増えてしまうのではないか。

 

そんな組織で、地域や社会の複雑化する課題の解決に、役所が貢献できるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

何だか暗い雰囲気になりますが。

 

でも、『LIFE SHIFT』を初めて読んだときに私が感じたのは、希望とかワクワクとか前向きな気持ちよりも、

 

地方公務員、ヤバイな

 

という気持ちの方が強かったのを憶えています。

 

 

 

 

さて、記事のタイトルにもなっている問いかけは

 

あなたがこの本を読んで、

誰かと語り合いたくなったのはどんなこと?

 

です。

 

 

 

 

 

私の場合は、

 

地方公務員、ヤバイな

地方公務員でもできる

LIFE SHIFTって何だろう?

 

でした。

 

 

 

 

 

皆さんは如何でしょうか?

 

 

 

 

『LIFE SHIFT』は、読んだ多くの人が自分事として

 

今の自分だったら、

何ができるんだろう?

 

と考えられる材料や問いかけが多く含まれています。

 

 

 

 

だからこそ、

 

あ~、私が思っている

このことについてメッチャ語り合いたい

 

という気持ちを抱き易い本なんじゃないかなと私は感じています。

 

 

 

 

ポートフォリオワーカーについて話したい人

パートナーとの関係性について話したい人

学び直しについて話したい人

無形資産の“自己理解”について話したい人

 

 

 

色々な角度から『LIEF SHIFT』を捉え、各々で自分事化して、自分の内側だけで悶々としているだけではなくて、他者と語り合うことで自分なりのLIFE SHIFTをより深めていく場。

 

 

 

 

そんな場があったらいいな~

 

 

 

 

 

 

そう思って、これまで定期的に『LIFE SHIFT』の読書会を開催してきました。

 

【過去の『LIFE SHIFT』読書会】
右矢印“能力“ではなく“意志”が未来を拓く時代に備えて~『LIFE SHIFT』おしゃべりカフェ報告~ 
右矢印(開催報告)公務員のための『LIFE SHIFT』読書会@東京
右矢印(開催報告)公務員の『LIFE SHIFT』読書会開催しました!

 

 

 

 

どの読書会でも、自分独りで考えを掘り下げるだけでは得られないような、新しい考え方や新しい“問いかけ”に出会うことができたのですが、

 

最後に開催してから少し時間も経ちましたので、社会的なキーワードも変わってきていて、私自身の状況も変化しつつあるので、この時期に再び開催したいな~って思って、企画いたしました。

 

 

 

 

ということで、久しぶりに『LIFE SHIFT』読書会を開催します。

 

 

 

 

『 あなたがこの本を読んで、誰かと語り合いたくなったのはどんなことですか?~LIFE SHIFT編~ 』

 

【テーマ本】LIFE SHIFT(リンダ・グラットン著)

【参加条件】LIFE SHIFTを読了していること

【日時】7月27日(土)9時30分~11時30分

【場所】渋谷宇田川スタジオ (渋谷区宇田川町4-8 昭和ビル3F)

【定員】10名(申込先着順)

【参加費】1,500円(会場代、消耗品代等として)

 

お申込はこちらのイベントページからお願いします。(初めて、Spacemarketのイベント機能を使ってみました)

右矢印『LIFE SHIFT』読書会

 

上記イベントページからの申込が難しい(SNSなど会員登録の関係とか)場合は、下記のリンクからご連絡ください。直接島田宛にメールが届きますので、それをもって申込受付とさせていただきます。

右矢印お問い合わせフォーム

 

その他、ご不明な点なども、上記の問い合わせフォームからご連絡いただければ直接島田宛にメールが届きますので、対応させていただきます。

 

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 


 

 

これから読むなら、マンガ版もおススメです。

 

まんがでわかる LIFE SHIFT

 

 

 

 

 

 

こういう活動が好きなのは、やっぱり自分の中の“編集者”的な『beの肩書き』が欲するところなのかも。
 

 


 

 

 

チューリップ赤チューリップ赤ご案内チューリップ赤チューリップ赤

 

最近は、公務員のパラレルキャリアやキャリアデザインといったお話で、執筆や講師としての登壇等ご相談いただくケースがあります。

右矢印こんな場面でお手伝いしています~活動実績紹介~

 

 

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