◆修祓の儀
災厄や心身のけがれを祓う神事です。

斎主が幣帛を持って前に立った時は、一同起立したまま軽く頭をさげたままでお祓いを受けます。

終わったら静かに着席します。

◆神饌奉献
斎主が、神前に酒食を供えます。

◆祝詞奏上
斎主が神前に進み、二人の結婚のための祈りをささげます。

この時は、全員起立して拝聴します。

◆指輪交換
本来、指輪の交換は欧米の習慣ですが、最近では神前結婚式にも取り入れられるようになりました。

しかし、必ず行わなければならないものではありません。

巫女が三方にのせて神前に供えてあった指輪を前に持ってくると、まず新郎が受け取り、新婦の左の薬指にはめます。

次に、新婦が新郎の左の薬指にはめて、指輪交換は終わります。

 

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千歳飴は、水飴を煮つめて、幾度も引いてかたくし(引飴)、紅白に染め分けて棒飴とし、おめでたい松竹梅、鶴亀などを彩色印刷した細長い化粧袋に入れたものです。

新生児のお宮参りにも求めますが、とくに七五三にお宮に参った際、晴れ姿のお子さんの記念写真に欠かせなかったり、おみやげとして買って帰り、近所や親類にくばるならわしがあるのは、ただその名称にあやかろうとするものでしょうか。

今日ではアメといえぱ、キャラメルやドロップなど、砂糖を主としたキャンディー類も含まれますが、本来は日本で独特に発達したもので、"あまい水"を語源とし、古くは神饒(お供え物)用に、大麦のもやしでつくった(麦芽飴)のです。

後に濡米を麦芽で糖化させた澱粉飴(水飴)が発明され、これまでは神の召し上がりものか、せいぜい甘味料だったものが、千歳飴として持ち帰られるようになったのです。

 

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お七夜とは生まれて七日目、子どもの名を披露する儀式のことです。

この日取りは、土地によってさまざまで、一般には七日目に行なうのがふつうのようですが、子どもの名は、祖父や叔父など年長者で、幸ある人から贈られるのがよいとしていて、方法は、あらかじめあげておいた、いくつかの候補のなかからえらんでもらい、奉書(楮の繊維で作った最上等の和紙)か、杉原紙(奉書に似て薄く柔らかい)を二枚重ねて折り紙にし、その中央に名を書き、三つに折って小さく包み、白木の台(または三方)にのせておきます。

それを里方の父母をはじめ親近者を集めて披露し、ごちそうにうつるのです。

自宅分娩の場合は、分娩後一週間くらいは、助産婦さんが産婦のようすをみながら、赤ちゃんのお湯をつかわせにきてくれますから、助産婦へのお礼も、この日にするのがしきたりです。

 

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◆結婚通知状の文面には、以下の内容を盛り込みます。

(1)挙式の年月日
(2)媒酌人の名前
(3)お祝いに対するお礼
(4)新生活への抱負
(5)今後の指導のお願い

などです。

これを二人の名前で出しますが、結婚によって姓がかわった人は旧姓も書き添えます。

住所は新しい住所を記します。

親と別居して新居を構える人は、これが住所変更のお知らせにもなるわけです。

◆諸届けの確認
結婚するにあたって必要な法的手続きは全部すみましたか?

どんなに立派な結婚式を挙げても、婚姻届を出さなければ法的に夫婦であることが認められません。

なお、主に必要な手続きはもう一度チェックして、まだの人は早めに手続きを行なうようにしましょう。

 

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披露宴が行なわれることで、二人の結婚の報告がなされたわけですが、披露宴に出席してくださったお礼と、新生活にさいしてのあいさつの意味をこめて、結婚通知状を送ることをおすすめします。

通知状は、披露宴に出席した人をはじめとし、お祝いをしてくれた人たち全員に送ることになります。

はがきに印刷したものを送るのが一般的で、文例は印刷所や式場に用意されています。

予約は挙式前でも受け付けていますから、式後一カ月以内に出せるように手配しておきましょう。

近頃は、写真を使っても手頃な値段で印刷できるところもありますから、披露宴での写真を入れて、二人だけのオリジナル通知状をつくってみるのもよいでしょう。

また、印刷された文章の他に、直筆の簡単なメッセージを添えれば、いっそう心のこもったものになります。

 

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ことに一尾づけの骨つきの魚料理をきれいに食べることはむずかしいものです。

和洋中、いずれの料理でも。

ましてや、この料理を前にして見合いをし、試される人はお気の毒です。

見合いの席の会食をコーディネイトする場合は、食べたあとがきれいになる料理をメインにした、食べやすい献立を考えてあげてください。

ふるい落とすための試験ではないのですから。

また、簡単にお茶を・・・・といったところで、何層にもなったパイ菓子を出したりしないでください。

パイ菓子だからといってふだんのように手でつまむわけにもいかず、フォークで押さえた途端、向こう側の席まで飛んでしまい、恥ずかしい思いをした、という人がいました。

見合いだからこそ、の気働きで、コーディネイトを。

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◆他の部署の上司の指示は、自分の上司の了解を得てからする

他の部署の上司の指示、依頼も、直属上司にひと言断れば、直属上司の命令系統下でなされたことになるのです。

もっともこのとき、直属上司が「断るように」、あるいは「うちの仕事を先にするように」と言えば、それに従う必要があります。

この場合は、そのことを相手にきちんと伝えてかまいません。

そうすることで、今度は上司間の問題となり、同時に、その人自身には責任はなくなるからです。


◆席を外すときは、周りに声をかける

これは職場内で仕事をスムーズに運ぶための最低限の常識で、それをしないと、自分もさることながら周囲の者に迷惑がかかります。

たとえ上司の命令で外出するようなときでも、自分から身近な人に「銀行に行ってきます」
「打ち合わせで何階の会議室にいる」「応接室で誰それと話をしている」と伝言をしておく習慣をつけることが必要です。

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「〇〇さんをお願いします。」

会社に電話がかかってくる。

「ただいま席をはずしております。」

「社内ですか、それとも外出ですか。」

「さあ?」

もしこんな応対をしたら、なんていいかげんな会社なのかと思われても仕方がないでしょう。

なぜならデスクワークの人間は、昼食とか休憩以外の時間は、席にいるのが当然だからです。

実際は、打ち合わせその他で席をはずすことはいくらでもありますが、外来の訪問者や電話をかけてくる人間にとっては、内勤者は「いつも会社にいるはず」の人間なのです。

その人間が同じ会社の者にどこにいるのか、いつ席にもどってくるのかわからないというので
は困ります。

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そういうことがおきないようにするために、席を立つときは、「どこそこへ行く、何十分でもどる」と伝えておく必要があります。
訪問先の会社で、自分の行くべき部署や係がわからずに、ウロウロするくらいいやなことはありません。

なんといっても、そこは他人の「城」ですから、どうしても気おくれします。

日本の会社は外国とちがい、わりにオープンで、受付を通さなくても簡単になかに入れます。

だいたいの見当をつけて入っていったのはいいが、途中で迷ってしまうということがよくあります。

そこでキョロキョロしながら廊下を歩いていると、通りすがりの社員からうさん臭そうな目でみられてしまった。

こんな経験は誰でも一度や二度はあることでしょう。

でも、そういう会社は接客のしつけができていない会社です。

社員であるかぎり、どんな部署の人間でも、廊下などでそういう外来者に出会ったら、かならず声をかけるべきなのです。

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ビジネス接待での話題は、大切なことの一つです。

 

どんなに接待の場所がよくても、店のムードがすばらしくても、話題によっては雰囲気がこわれるので、あの手この手でご機嫌をとることを心掛けましょう。

 

いきなりプライベートな話から入ってはいけません。

 

お酒を無理強いするのは楽しい時間も壊しかねない。

 

相手の飲むペースをよく考えて。

 

◆場をシラけさせない話題13
(1)気候や季節と関連した飲食物
(2)自分の趣味、道楽を先に話して相手の趣味をたずねる
(3)最近のニュース
(4)旅行の話
(5)自分の知人・友人に関連したこと
(6)自分の家庭・家族のできごと
(7)健康問題
(8)サスペンス(自分が見聞した話)
(9)異性の話
(10)衣服の話(相手をほめる)
(11)店で出された食材
(12)仕事(業界の話を中心に)
(13)住まいと環境

まだ、ほかにもありますが、以上挙げたテーマから話題を展開すれば、大抵の人にとって当たり障りがなくスムーズに会話ができるでしょう。

 

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