訪問先の会社で、自分の行くべき部署や係がわからずに、ウロウロするくらいいやなことはありません。

なんといっても、そこは他人の「城」ですから、どうしても気おくれします。

日本の会社は外国とちがい、わりにオープンで、受付を通さなくても簡単になかに入れます。

だいたいの見当をつけて入っていったのはいいが、途中で迷ってしまうということがよくあります。

そこでキョロキョロしながら廊下を歩いていると、通りすがりの社員からうさん臭そうな目でみられてしまった。

こんな経験は誰でも一度や二度はあることでしょう。

でも、そういう会社は接客のしつけができていない会社です。

社員であるかぎり、どんな部署の人間でも、廊下などでそういう外来者に出会ったら、かならず声をかけるべきなのです。

島田雄貴判決リサーチセンター