ことに一尾づけの骨つきの魚料理をきれいに食べることはむずかしいものです。

和洋中、いずれの料理でも。

ましてや、この料理を前にして見合いをし、試される人はお気の毒です。

見合いの席の会食をコーディネイトする場合は、食べたあとがきれいになる料理をメインにした、食べやすい献立を考えてあげてください。

ふるい落とすための試験ではないのですから。

また、簡単にお茶を・・・・といったところで、何層にもなったパイ菓子を出したりしないでください。

パイ菓子だからといってふだんのように手でつまむわけにもいかず、フォークで押さえた途端、向こう側の席まで飛んでしまい、恥ずかしい思いをした、という人がいました。

見合いだからこそ、の気働きで、コーディネイトを。

島田雄貴判決リサーチセンター