今回は第96回、르変則についてご説明します。
前回の記事はこちら→ [リンク]
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これまで、ㅂ変則 ㄷ変則 으変則 ㅎ変則をご説明してきました。今回は르変則。語幹が르で終わる用言の活用です。
語幹が르で終わる用言のほとんどは、連用形にしたときに変則的な活用をします。
【르変則のルール】
原型が
■…■르다
だとすると、
「르を取って」
「最後の■にパッチムㄹを付けて」
連用形を作ります。
そのあと、連用形末尾の아(または어)を
라(または러)に変えます。
【活用の例】
例を挙げてご説明しましょう。
모르다(知らない)、흐르다(流れる) をヘヨ体にします。
모르다 + 아요
→ 몰 + 아요
→ 몰라요(知りません)
흐르다 + 어요
→ 흘 + 어요
→ 흘러요(流れます)
過去形も作ってみましょう。
빠르다(速い、早い)、부르다(呼ぶ、歌う)を過去形にします。
빠르다 + 아요
→ 빨 + 았다
→ 빨랐다
부르다 + 었다
→ 불 + 었다
→ 불렀다
부르다には「お腹がいっぱいだ」という意味もあります。
【例文】
많이 먹고 배가 불러요.
たくさん食べてお腹がいっぱいです。
【注意】
なお、語幹が르で終わる用言のうち
푸르다(러変則)青い
이르다(러変則)至る
따르다(으変則)従う
치르다(으変則)行う、支払う
などは르変則に属しません。
次回は難易の表現(何々するのが難しい、易しい)をご紹介します。
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