北海道の主要都市は街中での道路との立体交差が進んでいるように思います。
つまり、市内中心部に踏切が無いということです。
例えば石北本線の北見駅付近。北見市はオホーツク管内最大の都市でして、市内中心部は道路と鉄道が立体交差しています。北見駅自体は駅前の通りと同じ高さになっていますが、駅から網走の方向に行くと交差する道路はアンダーパスになっていて、やがて鉄道が高架になります。駅の近くに歩行者だけが渡れる小さな踏切はありますが、自動車が渡れる踏切は約4キロ先までありません。
一方、旭川・札幌の方向を見ると、駅を出てすぐのところからトンネルになっています。トンネルに入る線路と並行に進んだあと、トンネルの隣から左斜め前へ進むように見える線路がありますね。これは旧池北線の跡です。
トンネルの長さは約2キロ。北見の街の下を地下鉄のように通っています。市街地の鉄道を立体化する際に地下化を選んだというのは珍しいケースだと思います。トンネルの上は緑地帯になっているようです。
トンネル入口まで行ってみました。
ここを走る旅客列車はおよそ1時間に上下1本ずつという程度。しばらく見ていましたが、列車は通りませんでした。
(訪問日2019/3/18)
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