その36で、脂肪が燃えて(分解されて)、ケトン体が作られるお話しをしました。
3大栄養素には、エネルギー源として使われる優先順位があります。
糖質➔脂質➔たんぱく質の順です。
脂肪が燃えるのは、糖質が足りない時です。
ですから、ケトン体が作られるのは、
- 絶食
- 糖質制限
の時ということになります。
*ココナッツオイルなどに入っている中鎖脂肪酸を摂ると、ケトン体が作られやすくはなりますが、糖質と一緒に摂っているようだと、それは期待できなくなります。
ケトン体をエネルギー源にすることで、
- 体のたんぱく質が削られていくのを防いでくれています。 ➔たんぱく質が削られると筋肉が落ちますから、太りやすくなります。
その他にもケトン体は、体にとって大変良い働きをしていることも分かってきています。
- 炎症や酸化ストレスを抑制する➔老化を防ぎます!
- 心、血管の保護作用があります!
- 神経の保護作用➔てんかん、認知症の予防にもなります!
- ケトン体は癌のエサにならない(糖質は癌のエサになる)➔腫瘍増殖の抑制の可能性!
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