今尾忍の日記 -10ページ目

今尾忍の日記

今後、こちらのブログは原則更新しません。
「今尾忍の寺社参拝・文化財探訪」をよろしくお願いします。

ブログ
https://ameblo.jp/bunkazaitanbou
        令和六年四月十九日


准秩父
今回はいよいよ十日から12年に一度の御開帳が始まる、ローカル霊場ではありますが首都圏に位置する、准秩父三十四札所観世音菩薩霊場 を紹介します。


こちらは特番や番外などはなく、完全な三十四箇所です。


お開帳期間は4月10日から4月一杯です。9時から17時まで納経対応していただけます。


札所は20箇所が横浜、14箇所が川崎になります。公共交通機関の利便性や駐車場のスペースなど、色々と考えますと広範囲ではないものの、結構巡拝に手間はかかりそうです。


江戸三十三観音は公共交通機関の利便性が良いので、比較的範囲は大きいですがまわりやすかったです。川を一つ挟むだけでだいぶ違いを感じます。


ローカル霊場は普段は無住であったり個人管理、自治会管理などで、お開帳期間以外は御朱印をいただくのも大変です。


この霊場は以前、お開帳期間以外に22箇所巡拝しており、残すところ12箇所となっています。あとは御朱印をいただきながら、しっかりと御本尊様とご縁を結んできたいと思います。


巡拝後は一霊場ごとに、このブログで紹介していきます。

可能な限り、御本尊の御尊体を紹介できればと思っていますが、撮影が許可されればということで。






妙本寺1 今回は予告通り、鎌倉の日蓮宗本山の一つ、比企谷妙本寺 のレポートです。


総門の右に見えるのは御堂ではなく、お寺の経営する幼稚園です。

総門入りしばらく歩くと左手に方丈入口があり、その階段を上がるとご主題を頂ける客殿があります。


妙本寺2

ご主題とパンフレット(有料)をいただき境内を散策しました。


客殿の隣が本堂です。そして梵鐘と続きます。

朱門は二天門といい、通常阿吽の仁王像が立つところに持国天と毘沙門天が立ちます。



妙本寺4 二天門を入ると左手白い建物が宝物館で、こちらに寺宝の日蓮聖人真筆曼荼羅など多数が所蔵されているようです。


特に有名なのは、弘安三年三月の曼荼羅で、これを写真製版して縮小したものが、日蓮宗の宗定本尊として、各末寺や檀信徒宅に祀られます。


妙本寺3 そして一番奥の立派なお堂が祖師堂で、「寿像の祖師」と云われる、生前の日蓮聖人を模して造られたものと伝承されており、お寺の秘仏的存在です。


ガラス越しにですが、宮殿がご開扉され薄膜の向こうにうっすらと日蓮聖人の御影が見えたように思います。


妙本寺 その他にも、お寺の鎮守である讃岐の局を祀った御堂や、比企氏一族の供養塔など、お寺の歴史や、日蓮聖人往時の歴史を伝えるものが多数あります。


海の近くながらも、周囲を森林に囲まれた雰囲気はパワースポット並です。


次回は帰り道に立ち寄った、横浜の伊勢山皇大神宮についてレポートします。




本覚寺1 春のお彼岸三日目は日蓮宗本山本覚寺の紹介です。

三七日の本尊文殊菩薩の札所です。


仁王門をくぐるとすぐ左に受付があり御朱印とご主題をお願いしました。


その間、まず受付向かいの夷堂をお参りしました。本覚寺2

本覚寺の始まりは、この夷堂からのようです。

その後、様々な法難の末、日出上人という方が再興開山として、日蓮宗のお寺になったようです。


その後、日蓮宗では有名な学僧で若くして身延山の貫首になった日朝上人という方が中興して、現在に至っているようです。
本覚寺3 夷堂は常時開館しており、自由にお参りができます。


本堂は大規模修繕のようで、客殿の方に本堂の機能をを移して法務を施行している様子でした。


入山料等は無く、栞が50円で販売されていました。
本覚寺4 しかし十三仏の御朱印と併せて、ご主題もお願いしたためか、無償で頂戴できました。


本堂隣に常時閉堂している堂宇があるのですが、こちらは身延山より日蓮聖人のご真骨を分骨したものが祀られているようで、そのことから本覚寺を「東身延」と称するようです。


本覚寺 本覚寺のほぼ向かい側には、同じく日蓮宗本山の妙本寺というお寺があります。


せっかく近くまで来たので、ご主題をいただきに立ち寄りました。


次週はお彼岸も過ぎていますので、この妙本寺のレポートをお届けしたいと思います。





報国寺
本日は彼岸の中日で、春分の日です。

我家では国旗をあげて、氏神参りもしました。


併せて本家の菩提寺にて墓参を行いました。

今日から三日間は春のお彼岸中ということもあり、鎌倉十三仏 をご紹介します。


報国寺1
最初は観世音菩薩の札所である報国寺です。


臨済宗建長寺派です。有名な場所です。

お参りした日は、本堂は坐禅の準備が、別館では写経会を行っていました。

竹林を見学するときは200円の拝観料が別途必要です。


報国寺2
鎌倉十三仏は専用の納経帳があります。第一番札所明王印で購入が可能です。


鎌倉十三仏巡りは、御朱印代の他に拝観料等がかかる場所が多いです。

また駐車場が無かったり、数台分しかなかったり、加えて休日は一方通行になってしまう通りもあります。有料駐車場代も休日は10分100円の高値が相場です。


できれば平日にまわるか、公共交通機関と徒歩でまわることが望ましいかと思います。




称名寺1
神奈川県立金沢文庫の隣は、真言律宗別格本山で、本尊は弥勒菩薩の新四国東国八十八箇所霊場七十五番札所でもあり、金沢八景の一つでもある、金沢山称名寺2 称名寺です。


今回は金沢八景の「称名晩鐘」で知られる銅鐘については写真がありません。その他の魅力を紹介したいと思います。



朱門を入ると直ぐに阿吽の仁王門が眼に入ります。

こちらは中央を通ることができず、迂回しなければなりません。

この仁王門のところに、ガイドボランティアの方がいて、お願いすれば案内と説明をしてくれます。



称名寺3 仁王門を迂回すると、朱橋のかかった庭園があり、その向こうに諸堂が並びます。

恐らく正面が弥勒菩薩を安置する本堂でしょう。

内陣はお厨子が閉まったままでした。

参拝者は基本的にどの堂宇も外からお参りします。


称名寺4 こちらは藁葺き屋根の護摩堂です。

御本尊が不動明王なので、不動堂、明王堂などと呼ばれることもあるかもしれません。


このほぼ向かい側に宝塔と重要文化財の銅鐘があります。

護摩堂内陣はお厨子が開扉されていました。



称名寺5 内陣中央御本尊は立像の不動明王です。


実際に護摩供修行を行っているかどうかはわかりませんが、護摩壇らしきものは見えました。


御朱印は本堂隣の庫裏でいただくことができます。


本尊の弥勒菩薩は、複製が金沢文庫内で観る事ができます。

金沢文庫の拝観と称名寺のお参りをセットで行うことがおすすめです。


次回は金沢八景の瀬戸神社をレポートします。