「チャラン・ポ・ランタン」の17年11月発表、4th「ミラージュ・コラージュ」を聴きました。

僕が聴いたのは、サブスク配信音源。

チャランポランタン4

チャラン・ポ・ランタンは、実の姉妹の音楽ユニット。
メンバーは、もも(妹・ボーカル&コーラス)と小春(姉・アコーディオン&コーラス)。

シャンソンや民俗音楽などを主体に、さまざまなジャンルの要素を取り入れた、サーカスや大道芸風のサウンドを特徴としています。
ももと小春二人だけの演奏曲もありますが、バック・バンドのカンカンバルカンを従えた賑やかな曲が多いです。
また、海外では「オルタナティブ・シャンソン」とも呼ばれています。

このアルバムは、3rd「トリトメナシ」に続くメジャー・デビュー4作目(オリコン19位)。
フルアルバムとしては、1st「テアトル・テアトル」以来、3年振りとなります。

クレジットが無い曲は、全て小春の作詞作曲。
1曲目「ほしいもの」は、青春歌謡曲風のアルバム・リードトラック。ベスト盤「いい過去どり」に収録。
2曲目「あの子のジンタ」は、配信シングル。映画「少女椿」主題歌。 歌詞は、見世物小屋をモチーフにした「少女椿」の世界観を引き継いでおり、「通りゃんせ」「赤い靴」「花いちもんめ」「かごめかごめ」と言った有名な童謡のフレーズが登場します。ちなみに「ジンタ」とは、明治中期の市中音楽隊の愛称で、「ジンタッタ、ジンタッタ」という三拍子のリズム擬音から来ています。ベスト盤「いい過去どり」に収録。
3曲目「お茶しよ」は、 リード・ボーカルが小春。「連れしょん」なんて言葉も出る女子ネタ満載の歌詞やバックの電話の呼び出し音、間奏の早口のセリフも面白い曲。
4曲目「いっくよー!」は、チャラン・ポ・ランタンの作詞。テンプスタッフタイアップ・はたらく女子応援ソング。タイトルの「いっくよー!」をはじめとする合いの手コーラスも可愛い曲。
5曲目「ダンス・ダンス」は、歌謡曲風の曲。 
6曲目「ストロベリームーン」は、ももの作詞作曲。演奏と編曲でフジファブリックが共演。モータウン風のリズム・パターン。
7曲目「なれたらなぁ」は、たこやきレインボーへの提供曲のセルフカバー。NHK Eテレ「ねこねこ日本史」エンディングテーマ。ワルツの曲で、歌詞は猫が主人公。
8曲目「夢を運んだアヒルの子」は、 Eテレ「バリバラ」オープニングテーマ。 阿波踊りのフレーズ「えらいやっちゃえらいやっちゃ よいよいよーい」を取り入れた曲。ベスト盤「いい過去どり」に収録。
9曲目「猫の手拝借」は、NHK Eテレ「ねこねこ日本史」オープニングテーマ。これも、7曲目同様に猫がテーマの歌詞。 
10曲目「リンゴはスター」は、チャラン・ポ・ランタンの作詞。グリコ「朝食りんごヨーグルト」発売20周年記念した公式テーマソング。歌詞にビートルズの楽曲名が多数登場します。
11曲目「嘘にキス」は、小春のアコーディオンのみをバックに歌われる曲。 
12曲目「憧れになりたくて」は、配信限定シングル。映画「はらはらなのか。」主題歌。ベスト盤「いい過去どり」に収録。

Youtubeで「あの子のジンタ」のライブ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。

 


同じくYoutubeの「ほしいもの」のMV映像とライブ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「お茶しよ」のMV映像とライブ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「いっくよー!」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「猫の手拝借」のMV映像とライブ映像です。
 

 


同じくYoutubeの「リンゴはスター」のMV映像です。
 


同じくYoutubeの「憧れになりたくて」の音源です。