アニメ『ドメスティックな彼女』(2019年放送)のOP曲です。
魂の叫びが心に響く素敵な楽曲です♪
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」。我が子を校内で亡くした中学校の女性教師による復讐劇を描いた衝撃作です。
各章ごとに、主要人物による告白(モノローグ形式)で構成されたストーリーが展開されます。第一章は主人公の女性教師・森口悠子、第二章は学級委員長・北原美月、第三章は犯人・少年B(下村直樹)の母親の日記、第四章は少年B(下村直樹)、第五章は犯人・少年A(渡辺修哉)、第六章は森口悠子が少年A(渡辺修哉)にかけた電話、となっています。視点が変わることにより、各々が抱えているエゴイズム、底知れぬ狂気と執念、被害者意識と劣等感、歪んだ承認欲求、焦燥感、盲目的な愛情、自己陶酔などが明らかとなっていきます。
読み出したら止められなくなる中毒性を持った秀作で、300ページという手頃な長さだったこともあり、トイレ休憩を除くと、一気に読み切りました。世間一般的にはイヤミスの象徴的作品とされているようですが、僕はスカッとしましたけどね。己の願望を叶えるためなら殺人も厭わない犯人への完璧なる復讐劇。「これが本当の復讐であり、あなたの更生の第一歩だとは思いませんか?」。まさに因果応報、カタルシスに満ちた鮮やかな結末でした。