HIGH-HOPES(洋楽ロック)

“人は使い捨ての音楽ばかりを求めているわけじゃない... "。時代や流行が移り変わろうとも、時代を超えて歌い継がれるメロディや作品。頑固なまでに一貫したスピリットとスタイルを持ち、誠実に良質な作品を作り続けているロック魂溢れるアーティスト達をご紹介。泣き言満載「制作日記」など裏ネタもいっぱいです。左のテーマをご参照!

  • 26Jun
    • ボス『ウエスタン・スターズ』New York Timesレビュー訳

      ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』:New York Timesレビューより(抜粋&端折り訳です)ブルース・スプリングスティーン、ストリングスと悲しみをたたえて西へ目を向けるブルース・スプリングスティーンの膨大なソングライティングのカタログの中で、『ウエスタン・スターズ』は場所と時間への寄り道の旅である。過ぎ去ったポップの時代へのオマージュであり、ニュージャージー出身者が1990年代初頭に暮らしていた当時と、現在彼が思い描くアメリカ西部という、彼が再三魅せられているもののひとつへの回帰でもある。新しい若手ファンを得ようとするアルバムでもなければ、2019年の時代精神を一切主張するものでもない。むしろ、歴史の異なる展開を熟考する内容なのだ。もしスプリングスティーンの音楽がもしまったく違う方向性から始まっていたらどうなっていただろう?(『ウエスタン・スターズ』がブロードウェイ公演よりも前に着手されていたことなどに触れ)…ジャンルと語り口における実験作である。曲の大半(おそらくすべて)はスプリングスティーン個人の体験ではなく他人のストーリーである。その中で、カリフォルニア、アリゾナ、モンタナといった西部は開放的な空間と2度目のチャンスの場所になることもあるが、それよりも西の地平線が行き止まりになることが多く、スプリングスティーンの描くキャラクターはそこで後悔にさいなまれた孤独な自分に気づく。(スプリングスティーンがデビューした頃、その時点では無関係だったポップ・スタイルを思い出す)『ウエスタン・スターズ』で紐解かれているサウンドは、 ‘60年代後半から’70年代初めにかけてロサンゼルスのローレル・キャニオン地区のスタジオや、カントリー・シンガーをポップ・ラジオでかけてもらう手段として、「countrypolitan」(都会的なカントリー)が作られていたナッシュヴィルで生まれていたものである。グレン・キャンベル、ハリー・ニルソン、チャーリー・リッチ、ママズ&パパズといったアーティストたちのサウンドは、ありのままの状態で録音されたアコースティック・ギターやキーボード、控えめなドラムスや、ささやくようなカントリー・スタイルのペダル・スティール・ギターが崇高なオーケストラのアレンジに組み込まれていた。その手のサウンドは当時は陳腐で凝りすぎととられる向きもあった。しかし2019年の今は、現在のポップスを直接的に拒否しているように感じられる。(Skeeter Davisの「The End of the World」やGlenCampbellの「By the Time I Get to Phoenix」などの豪華なオーケストラ・ポップ・ヒットは悲しみや孤独を和らげてくれた。)それらは後にスプリングスティーンのEストリート・バンドとなったバンドとはかけ離れていた。彼らは明らかに王道を目指していたのだ。それらのスタジオで生まれた楽曲は控えめでいて実態があり、雇われたミュージシャンたちは存在に気づかれるよりも曲に貢献することを目的としていた。アメリカのポピュラー・ミュージックを生涯学んできたスプリングスティーンは、そういうことに明らかに気づいていた。『ウエスタン・スターズ』の中心となる曲のひとつが「チェイシン・ワイルド・ホーセズ」である。語り手は若かりし頃に何かひどいことをやってしまい、その後カウボーイになるために地元を離れ、モンタナ州土地管理局の仕事で野生の馬を追いかける。時には失恋した相手の名前を虚しく叫ぶこともある。ギターのピッキングによるイントロはレディー・ガガとブラッドリー・クーパーのヒット曲「シャロウ」に不思議にも似ているが、そのインパクトは果てしないプレーリーのように彼の声を中心に展開し深みを増してゆくアレンジの賜物である。このアルバムは希望から絶望への弧を描いている・・・スプリングスティーンはいつもながら、『ウエスタン・スターズ』で癒しをもたらそうとはしない。1995年の『ザ・ゴースト・オブ・トム・ジョード』と同様、収録曲は通常なら存在に気づかれず、失うものもほとんど残っていない人々を描いている。タイトル曲の語り手は年老いつつある俳優。かつては西部劇のスターで今も現役だ。女性を引っかけ、たまに本人だと気づかれる。「一度ジョン・ウェインに撃たれたことがある」と彼は歌う。「おかげで何杯も酒が飲めた」。アルバムの登場人物の多くは肉体労働に没頭し、しがみつくことができなかった恋の思い出を汗で流そうとしている。(その例として「トゥーソン・トレイン」、「ドライヴ・ファースト」、「ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル」が挙げられている)アルバムの終盤には、逃避や再生の可能性が色褪せて久しい。「ハロー・サンシャイン」はファースト・シングルでありこのアルバムの要約でもある。サウンドはメジャー・コードや軽快なビートで心地良いが、スプリングスティーンは終わりなき道がいかに空虚なものになってしまったかを歌っているのだ。「長い道のりは遥か彼方」と警告し、くり返し部分は嘆願である。「ハロー、サンシャイン、頼む、ここにいてくれないか」。リズム・ギターは心地よくサラサラと鳴り、ペダルスティール・ギターは黄金の輝きを醸し出し、温かいストリングスが浴びせられる。それほどのどかなアレンジであるにも関わらず、理想の状況にはほど遠い内容が歌われているのだ。https://www.nytimes.com/2019/06/12/arts/music/bruce-springsteen-western-stars-review.html ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』Bruce Springsteen/Western Stars●アルバム購入&ストリーミングリンクはこちらhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars2019年6月14日発売■CD: SICP6183 ¥2,400+税 ■LP:SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様 限定カラーヴァイナル \5,800+税(7月3日発売)■解説・歌詞・対訳付収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/ツーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファスト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル●『ウエスタン・スターズ』スペシャル・サイトhttp://www.110107.com/bruce_western【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

    • メタルコア!キルスウィッチ・エンゲイジの新作『アトーンメント』8月発売。1stシングル公開!

      キルスウィッチ・エンゲイジのレーベル移籍第1弾作品『アトーンメント』8月発売決定。1stシングル「アンリーシュト」公開。2000年のデビュー以来、メタルコアというスタイルを世界中に広め、今なおこのシーンのトップランナーであり続けるUSが生んだカリスマ、キルスウィッチ・エンゲイジ。今年結成20周年を迎えた彼らは、このたび長年所属してきたロードランナーを離れ、北米以外の全世界をソニーミュージックと契約。その第1弾となる通算8作目のオリジナル・アルバム『アトーンメント』が日本は8月21日(水)に発売されることが決定した。2016年の前作『インカーネイト』からは約3年半ぶりのリリースとなる。本作からの1stシングル「アンリーシュト」が公開された。「アンリーシュト」(Unleashed) https://www.youtube.com/watch?v=Lm-sI1EB8BA2012年に復帰したフロントマンのジェシー・リーチは、1stシングル『アンリーシュト』とアルバム『アトーンメント』について次のように語る。「『アンリーシュト』は内に秘める情熱と怒りが表面化してくることについて歌ってるんだ。誰もがそういう野生的な面を持ってるけど、何か痛ましい出来事が引き金になって覚醒するまでは潜伏しているもの。その内面にあるものが覚醒することについての歌だ。ニュー・アルバム『アトーンメント』は、俺たちが経てきた道のりや苦しみの中にあった粘り強さや情熱が投影されたものになっている」【商品情報】アーティスト:キルスウィッチ・エンゲイジ (Killswitch Engage)タイトル:『アトーンメント』(Atonement)SICP 6188 ¥2,400+税発売日:2019年8月21日(水)発売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル<収録曲>1. Unleashed / アンリーシュト2. The Signal Fire (Featuring Howard Jones) / ザ・シグナル・ファイア(feat.ハワード・ジョーンズ)3. Us Against the World / アス・アゲインスト・ザ・ワールド4. The Crownless King (Featuring Chuck Billy) / ザ・クラウンレス・キング (feat.チャック・ビリー)5. I Am Broken Too / アイ・アム・ブロークン・トゥー6. As Sure As the Sun Will Rise / アズ・シュア・アズ・ザ・サン・ウィル・ライズ7. Know Your Enemy / ノウ・ユア・エネミー8. Take Control / テイク・コントロール9. Ravenous / ラヴェナス10. I Can't Be the Only One / アイ・キャント・ビー・ジ・オンリー・ワン11. Bite the Hand That Feeds / バイト・ザ・ハンド・ザット・フィーズ【プロフィール】1999年米国マサチューセッツ州ウエストフィールドで結成、2000年にアルバム『キルスウィッチ・エンゲイジ』でデビュー。2002年にロードランナーに移籍し発表した2nd アルバム『Alive or Just Breathing』で人気に火が付くも、ヴォーカルのジェシー・リーチが脱退しハワード・ジョーンズが加入。2012年にハワードが健康上の理由で脱退を余儀なくされジェシーが電撃復帰を果たす。グラミー賞「ベスト・メタル・パフォーマンス」部門に2度ノミネート。2019年8月、ソニーミュージック(北米はメタル・ブレイド)移籍第1弾の8thアルバム『アトーンメント』を発表。【オフィシャル・サイト】http://www.killswitchengage.com/(海外)https://www.sonymusic.co.jp/KillswitchEngage(日本)【関連リンク】(海外)https://www.facebook.com/killswitchengagehttps://twitter.com/kseofficialhttps://instagram.com/killswitchengage/

  • 23Jun
    • ボス『ウエスタン・スターズ』インディペンデント紙レビュー訳

      ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』:インディペンデント紙レビューより(以下、抜粋&はしょり訳です)まさに後年の名作に他ならない。…心のある者のマストアイテム。 ★★★★★ (INDEPENDENT REVIEW)ニュージャージーからやって来た自己不信の詩人は、今までの人生の中で魂の長く暗いハイウェイを数多く走ってきた。闇に吠える街の中で帰るべきところを探している真夜中のカウボーイの彼の旅は、今もなお何マイルも続く。『ウエスタン・スターズ』は今のところスプリングスティーン史上最高のアルバムの1つになるだろう。評論家たちの中には「カウボーイ・アルバム」と揶揄するものもいるかもしれないが、それは間違いである。本作は紛れもなく、ブルース史上最も魂の痛みを伴うアルバムの1つなのである。この作品は彼の「歌声」により焦点を当てているだけに、美しいものが多い彼の言葉は今まで以上に高い存在感をはなっている。それはところどころ、フィル・スペクターmeetsダニエル・ラノワ的なオーケストラの「ウォール・オブ・サウンド」や、雲ひとつない夜の砂漠のように広大で寂しげな雰囲気を醸し出すサウンドにも支えられている。感情に訴えてくる「ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル」でのブルースは、彼が若き日を過ごしたニュージャージーで、夜にバート・バカラックを、あの世から呼び出したスコット・ウォーカーが歌っているかのように、こう歌う。”今夜俺の幸運の星はどこにある? 暗い通りが突然街灯に照らされ明るくなる”その他の楽曲は、心の中を旅するひとりの哲学的な男についてたくさんのことを明らかにしている。ブルースがしばしば悩まされる彼の心の奥の闇の部分に光を当てているものもある(ブルースはうつ病で悩んでいた)。「ムーンライト・モーテル」“長く伸びた単調な道の脇、一軒のモーテルがある。 あまり人が行かない辺鄙なところ“「チェイシン・ワイルド・ホーセズ」“それはすべきことではなかったかも。今更ながら後悔している。子供のころからずっと癇癪を起さないようにするのは“「サンダウン」”サンダウンは一人でいるにはつらい。 一人でいたら、一日は長く暑く、夜は寒い”「サムウェア・ノース・オブ・ナッシュビル」“町にやってきた、ポケットにいっぱい歌をつめて 歌える場所をひと回り。でも長くは続かなかった“「ヒッチ・ハイキン」“乗せてくれたのはファミリーマン。助手席にはサリー、身重の奥さん。そう、ほんとに、子供は授かり物ですね。ありがとう、乗せてくれて、助かりました“「スリーピー・ジョーズ・カフェ」は、素晴らしい音楽を知っている年配の流行に敏感な人たちの2度目の結婚式で最初にかけられるような曲になるかもしれない。”サンバーナディーノ線の線路の向こう、ハイウェイ沿いにトラック運転手やバイカーが毎晩同じ時間に集まる場所がある”(訳注:サンバーナーディーノ線はロサンゼルスから郊外に向かう鉄道路線)彼らは金曜の夜にそこで踊りながら人生の至福のときを謳歌している。年配になったブルースは、トランプ傘下のアメリカは自分に向いていないことに気づいているのかも知れない(彼のような民主党支持者にとっては尚更そうだろう)が、だからといってブルースがボブ・ディランの『トゥゲザー・スルー・ライフ』収録されている名曲のような感じの曲で楽しむのを止めることはできない。『ウエスタン・スターズ』からの第1弾シングル「ハロー・サンシャイン」では、ブルー・カラーのアメリカの吟遊詩人は典型的な内省ムードにいる。“胸が張り裂けそうなこんな思いはもうたくさん俺は雨が好きだし雨だけじゃなく曇り空も好きだ、でもハロー、サンシャイン、頼む、ここにいてくれないかずっとウオーキング・シューズが好きだったでも憂鬱な気分が好きになりすぎると歩き続け、消えてしまいたくなるハロー・サンシャイン、頼む、ここにいてくれないか孤独な町がずっと好きだった好きだった、人っ子ひとりいない街路がでも孤独と恋に落ちると、逃げられなくなるハロー・サンシャイン、頼む、ここにいてくれないか”ブルースのヴォーカルは1982年のムーディな名盤『ネブラスカ』とよく似ている。頭の中に太陽が足りないことについては、2016年の回顧録『ボーン・トゥ・ラン』をお読みいただき、ブルースの冷酷で支配的な父ダグや、ブルースの自分自身に対する不安、鬱、恐怖について学べば理解できるだろう。トニー・パーソンズは今月のGQ誌にこう寄せている。「スプリングスティーンが独特なのは、もう一人の”ニュージャージーの息子”亡きフィリップ・ロス同様、歳を重ねてから自分史上最も興味深い作品を何とか作り上げたことにある」2017年のヴァラエティ誌とのインタビューでは『ウエスタン・スターズ』の影響元についていくつか触れている。「グレン・キャンベル、ジミー・ウェブ、バート・バカラック…その手のアルバムだね。その影響を人々が聴き取るかどうかは分からないけど、それが俺の頭に中にあったものだったんだ。それを中心にアルバムを作ろうと思わせてくれたし、書くためのインスピレーションを与えてくれた。それから、これはシンガー・ソングライターのアルバムなんだ。ライティング的にはソロ作品、『トンネル・オブ・ラヴ』(1987)や『デヴィルズ・アンド・ダスト』(2005)により近いけど、まったく似ていない。異なるキャラクターたちがそれぞれの人生を生きているんだ」ということは、「ハロー・サンシャイン」「ザ・ウェイフェアラー」「トゥーソン・トレイン」がグレン・キャンベルが1968年にカヴァーしたジミー・ウェブの「ウィチタ・ラインマン」やダニー・オキーフの1972年の「グッド・タイム・チャーリーズ・ゴット・ザ・ブルース」の従兄弟であるとすれば、「サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル」「チェイシン・ワイルド・ホーセズ」「ムーンライト・モーテル」といった『ウエスタン・スターズ』の他の楽曲は心を打つシンプリシティの類である。「ストーンズ」は史上最高のコーラスラインの一つをもっている・・・「それは俺がおまえについた嘘の数だと」この曲を聴いたあと、私の頭の中でこの言葉が繰り返し繰り返しループしている。”それは俺がおまえについた嘘の数・・・今朝目覚めたら、口の中に小石がつまっていた”(私の拙い意見としては)ブルースは「崖っぷちの栄光」の最盛期にいる。彼は生まれながらの明日なき暴走を続けてゆく。それしか知らないからである。https://www.independent.ie/entertainment/music/still-born-to-run-preview-of-new-bruce-springsteen-album-western-stars-38158016.htmlブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』Bruce Springsteen/Western Stars●アルバム購入&ストリーミングリンクはこちらhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars2019年6月14日発売■CD: SICP6183 ¥2,400+税 ■LP:SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様 限定カラーヴァイナル \5,800+税(7月3日発売)■解説・歌詞・対訳付収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/ツーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファスト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル●『ウエスタン・スターズ』スペシャル・サイトhttp://www.110107.com/bruce_western【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

  • 22Jun
    • 【NY『Play It Loud』展:レポート⑧】プリンス のギターは日本製も?

      【お宝満載!ニューヨーク『Play It Loud』展:レポート⑧】ギター編:プリンスのギターは日本製も?現在NYのメトロポリタン美術館で開催中のロックのお宝楽器満載の展覧会『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』。ちょうどZeppでの絶響上映を見て、あまりにも素晴らしくて、改めてプリンスのギタリストとしてのスゴさ、素晴らしさにも感服していたところ。1999年のキレッキレのライヴ、もの凄い豪華ゲストも登場する、プリンスの心身ともに頂点の時期の最高のパフォーマンスなわけですが、更にライブハウスの大音響、大画面で見ると、もう別次元の体験!このあと6月26日(水)大阪Zepp Namba 、6月27日(木)名古屋Zepp Nagoya でもございますので、お近くのかたは是非体感していただけますと。これは体感しないとホントに損ですよ!ソニーミュージック洋楽@INTSonyMusicJP 【#プリンス絶響上映 レポート!】 本日Zepp DiverCity(東京)にて開催された #プリンス 1999年のライヴ映像を爆音で楽しむ絶響上映&トークショーは大熱狂のうちに終了しました! 当イベントは来週大阪&名古屋でも開催… https://t.co/flrWj5NLQI2019年06月20日 23:16http://www.110107.com/s/oto/page/zepp_rave?ima=1117ということでNY『Play It Loud』展:レポートの第8回目はプリンスで!2007年に米ローリング・ストーン誌「史上最も過小評価されている25人のギタリスト」の特集も1位になったプリンス。でもライヴとか見ればわかるように物凄いギタリストなわけです。近年再評価もされてますが、NY METのPlay It Loud展でもプリンスは大きく展開されていました。さすが!まず目に飛び込んできたのは、このテレキャスター・スタイルの「マッド・キャット」。プリンスの映像でもよく見ますよね。なんと、これって日本製だったんですね。パネルに「モーリス/モリダイラ楽器、長野、日本」という文字を見つけてびっくりしつつ、なんとなく嬉しかったです。●H.S.-ANDERSON MAD CAT HS-1Morris/Mridaira Gakki, Nagano, Japanbranded byHohner,Trossingen,Germany(The Prinz (1980年代) Hohner)このギター、プリンスはホント普通に買ったみたいです。パネルには1970年代初頭ににミネアポリスのガソリンスタンドにあったのを30ドルで買ったと書いてありました(ミネアポリスの楽器店で200ドルくらいで買ったという説も?)。その後このギターは彼のメインギターのひとつとなって、ライヴやレコーディングさまざまな場面で使用、生涯に渡る愛器となっていくんですね。「Let's Go Crazy」のビデオでも登場してますね。このマッドキャットはドイツのHORNER社が委託して、日本のギターメーカーH.S.Anderson社が製作し、海外へ輸出していたモデル。アメリカではHONERのギターというイメージで通ってるようですが、れっきとした日本ブランド。ちょっと調べてみたらESPの創設者の一人でもある椎野秀聰さんが職人たちと一緒にモーリスの工場で作り上げたものとのこと。1973年にデビューし、日本のオリジナルギター史の中でも極めて品質面で高い評価を得ており、現在でも国内外の市場で「ジャパン・ヴィンテージ」として需要が高いそうです。http://moridaira.jp/h_s_andersonこの「マッドキャット」は2009年に限定復刻し、話題を集めたようですhttp://moridaira.jp/posts/hs_anderson-hs1-madcat-2011プリンスが殿堂入りした2004年の「ロックの殿堂」記念式典では、ジョージ・ハリソンへのトリビュートとして、トム・ぺティやジェフ・リン、ジョージの息子ダニー・ハリスンらオールスターキャストでビートルズの「While My Guitar Gentley Weeps」を演奏したんですが、プリンスは完全にギタリストとして参加してるんです。まさにこのH.S.-ANDERSON MAD CATのギターでもの凄いギターソロを披露するんですね。下記の3:27あたりからラストまで続くプリンスのギターソロ、プリンス=「ギタリスト」のイメージを持っていない方はぜひ見てみてください。本当にプリンスの独壇場で弾きまくり、最後にギターを放り投げちゃうんですが、あのあと誰かきっちり受け取ったのか??心配しちゃいますけど。この時の模様をトム・ペティは後日談としてこう語っています。プリンスはジョージ・ハリスンの大ファンだったみたいですね。https://nme-jp.com/news/19141/「プリンスに向かって「行け、行け」と私がうなずいていたのが見えるだろう?どこかで身を乗り出して、『これは最高だ』という合図を送ったのを覚えている。彼は熱くなってたね。ステージに“何か大きなエネルギーのようなもの”が下りてきているように感じるはずだよ」(トム・ペティ)●LOVE SYMBOL(1993年製)by Jerry Auerswaldこれまたプリンスのトレードマークの「シンボル」をギターの形にした「Love Symbol」。ちょうどワーナーブラザーズとの契約紛争で揉めていた1993年、彼はアーティスティックな独立を取り戻すために、Princeの名前を捨て、「symbol」(the artist formerly known as Prince)に変えた頃。彼の新しいアイデンティティの一部として、楽器メーカーJerry Auerswaldが彼のシンボルの形のギターを作ったわけです。プリンスは2007年のスーパーボウルのハーフタイムショーの「パープル・レイン」他、様々なライヴで使用しています。●MODELC(1986年製)by Jerry Auerswaldプリンスは、衣装や振り付けから楽器の外観やサウンドまで、あらゆる要素が芸術的なビジョンと一致するように、慎重にパフォーマンスに関するすべてのことを自らデザインした。この未来的なギターは、1986年頃のドイツの王女Gloria von Thurn und Taxisからの贈り物。プリンスはSign o’ the Times (1987) のレコーディングのほとんどでこのギターを使用。また1987年のツアーでも使用しています。"Alphabet Street"(1988年)のビデオと、Lovesexyツアー(1988~89年)のコンサートフィルムでもこのギターを見ることができます。●Cherub Suit(1980年代)by Helen Hiattこちらは衣装について。プリンスはこのバロック風の天使のようなパターンのスーツを1980年代半ばから後半にかけてのライヴで着用。 このスーツはプリンスと彼のデザイナー、ヘレン・ハイアットによってデザインされたそうです。プリンスのギターはまだまだあるんですが、使用楽器についてはこちらで詳細がありましたのでご興味ある方はぜひ。https://plutoculture.com/princeequipment/この『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』はロックの「Instruments=楽器」に焦点を当てた初の大型展覧会で、ロック史に燦然と輝くアーティスト達のギターや楽器を130点以上展示、ロックの歴史的瞬間を彩どったギター、ベース、ドラム、キーボード、シンセサイザー、シタールなど国宝級ともいえるお宝アイテムの数々とともになど貴重な歴史的なコンサートポスターなども多数展示されています。アーティスト自ら提供しているアイテムも多く、貴重な楽器やメモラビリアが一堂に会し、こんな間近でお宝アイテムをまとめて見ることのできるまたとない機会となっております。10月1日まで開催されてますので、ご旅行などでNYへ行く機会があれば是非!詳しくはこちら↓メトロポリタン美術館『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』2019年4月8日~10月1日開催https://www.metmuseum.org/exhibitions/listings/2019/play-it-loudhttps://www.metmuseum.org/primer/play-it-loud●プリンス"1999年"から20周年記念!『レイヴ・アン2・ザ・イヤー2000』一夜限りのライヴ絶響上映ツアー@Zepp東名阪1999年に行われた一夜限定特別公演を収めたライヴ・フィルムの世界初!ライヴハウス上映ツアーを東名阪3Zeppにて敢行!2019年6月20日(木) Thursday 20th June 2019 Zepp DiverCity (TOKYO)・・・終了2019年6月26日(水) Wednesday 26th June 2019 Zepp Namba (OSAKA)2019年6月27日(木) Thursday 27th June 2019 Zepp Nagoya (AICHI)会場|Zepp DiverCity(TOKYO)、Zepp Namba(OSAKA)、Zepp Nagoya(AICHI)詳しくはこちらhttp://www.110107.com/s/oto/page/zepp_rave?ima=1117●プリンス・カタログ再発プロジェクト<LOVE 4EVER>はこちらhttps://www.sonymusic.co.jp/artist/PRINCE/http://www.110107.com/prince

    • ボス『ウエスタン・スターズ』全英初登場1位獲得!今年のフィジカル・フォーマット初週最高売上記録に

      ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』全英アルバム・チャート初登場1位獲得!今年のフィジカル・フォーマット初週最高売上記録に。6月14日発売ブルース・スプリングスティーンの5年ぶり通算19作目となるオリジナル・ニューアルバム『ウエスタン・スターズ』が、全英アルバム・チャート(Official Albums Chart Top 100 6/21-6/27)で通算11作目の全英1位を獲得した。同日発売となったマドンナの新作『Madame X』とデッドヒートを繰り広げていたが、最終的に『ウエスタン・スターズ』が抜き去った。『ウエスタン・スターズ』は今週CDとLPで45,400枚以上を売り上げ、現在のところ英国において今年のフィジカル・フォーマット(CD+LP)の初週最高売上記録となっている。Official Albums Chart Top 100 6/21-6/27https://www.officialcharts.com/charts/albums-chart/スプリングスティーンのこれまでの全英チャート・ヒストリーはこちらhttps://www.officialcharts.com/artist/26627/bruce-springsteen/●ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』スペシャル・サイトhttp://www.110107.com/bruce_western●ストリーミング再生&購入リンク https://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars新作『ウエスタン・スターズ』収録の全13曲はスプリングスティーンの書下ろし新曲で、「’60年代終わりから’70年代初めにかけてのサザン・カリフォルニア・ポップ・レコードにインスパイアされた」というサウンドとともに、それぞれの曲の主人公達は「ハイウェイと荒涼とした空間、孤立感とコミュニティ、そして家庭や希望の不変性」といった、孤独な旅路の物語を紡いでいく、広大なアメリカの風景が想い浮かぶ、まるで映画のような歌の数々。発売以降今作に対し全世界のメディアではスプリングスティーンのこれまでの作品とは異なる新境地と大絶賛されている。そのレビューの一部が公開された。●「スプリングスティーン史上最も惹きつけられる作品。…自身の若かりし頃に遡るサウンドを見事に表現している。」――ローリング・ストーン誌●「忘れられないほど素晴らしい…ボスのこれまでのどの作品ともまったく違う。『ウェスタン・スターズ』は一聴の価値以上のものがある。」――USAトゥデイ紙●「救いをもたらす楽曲という概念への極めて美しいラブレター。…スプリングスティーンが生業とする類の魔法がかかっているのだ。」――エンタテインメント・ウィークリー誌●「ベテラン・ロッカーにとっての新境地を切り拓く作品。…彼のストーリーテリングのスキルは今もなお強力である。」――AP通信●「まったく新しい方向性を象徴する作品。…架空の人物像に染まったアルバムでありながら、彼らに一石を投じようともしている。」――ウォール・ストリート・ジャーナル紙●「彼のソロ・アルバムの最高傑作に匹敵する。★★★★★」――テレグラフ紙●「まさに後年の名作に他ならない。…心のある者のマストアイテム。★★★★★」――インディペンデント紙●「激しく胸を打つほど美しい…重みと強い信念を感じさせる楽曲と歌声である。」――タイムズ紙日曜版「アルバム・オブ・ザ・ウィーク」より●「超越的で…力強い作品。★★★★」 ――ガーディアン紙「アルバム・オブ・ザ・ウィーク」より●「バッキングこそ瑞々しさを増しているが、スプリングスティーンはアメリカ的な認識におけるロマンスやノスタルジアをとらえるというライフワークを今作も続けている。★★★★」――タイムズ紙●「彼のこれまでの数多くの作品とはサウンド的にほとんど似ていない。…見事な作品である。★★★★」――オブザーバー紙●「マスターピース(傑作)。★★★★」――デイリー・ミラー紙●「偉大なアメリカの小説の仲間入りへと食指を動かすスプリングスティーン。★★★★」――Q誌●「スケールは壮大、それでいて主題や語り口は伝統的な『ウェスタン・スターズ』は素晴らしい作品である。★★★★」――NME誌●「ここ10年余りの中で彼の最高傑作。★★★★1/2」――アイリッシュ・デイリー・ミラー紙「アルバム・オブ・ザ・ウィーク」今作は2枚組アナログLPでも発売。日本盤は完全生産限定輸入盤国内仕様のブルー・マーブル・カラー・ヴァイナルで7月3日発売となる。【商品情報】ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』遥かなる大地を駆け抜ける奔馬の如く。広大なアメリカの風景が想い浮かぶ、まるで映画のような作品群。それぞれの主人公達が紡いでいく孤独な旅路の物語。60〜70年代サザン・カリフォルニア・ポップ・サウンドにシネマティックなオーケストラのアレンジを加えた「宝石箱」 のような―――スプリングスティーン5年振り通算19作目のニュー・アルバム。■CD: 2019年6月14日発売 SICP6183 ¥2,400+税 ■LP: 2019年7月3日発売 SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様限定ブルー・マーブル・カラーヴァイナル \5,800+税解説・歌詞・対訳付 <日本盤ブックレット>■解説:五十嵐正 / 天辰保文 ■対訳・訳者ノート:三浦 久収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/トゥーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファースト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル●詳細はこちら『ウエスタン・スターズ』スペシャル・サイトhttp://www.110107.com/bruce_western●ストリーミング再生&ご購入はこちら https://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars【プロフィール】1949年9月23日NJフリーホールドで生誕。ブルース・スプリングスティーンのレコーディング・キャリアは1973年の『アズベリー・パークからの挨拶』にはじまり45年以上に及ぶ。グラミー賞を20回、アカデミー賞とトニー賞を各1回受賞、ロックの殿堂入りを果たし、ケネディ・センター名誉賞を受賞、2013年にはミュージケアーズのパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。スプリングスティーンの自伝『ボーン・トゥ・ラン ブルース・スプリングスティーン自伝(Born To Run)』 (米サイモン&シュスター社刊、日本は早川書房)と、同著に合わせたアルバム『チャプター・アンド・ヴァース』は2016年9月に発売され、2016年11月にはスプリングスティーンはアメリカ文民最高位の勲章となる大統領自由勲章も受章した。236公演の歴史的なロングランとなった『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』は2017年10月から2018年12月にかけてNYブロードウェイのウォルター・カー・シアターで上演され、それに伴いサウンドトラック・アルバムとNetflixの特番も生まれている。●「ハロー・サンシャイン」リリック・ビデオ●「ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル」リリック・ビデオ●パッケージ「開封の儀」https://www.facebook.com/legacyjp/videos/894377420901370/【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

  • 20Jun
    • ボス『ウエスタン・スターズ』:TIME記事訳

      ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』:TIME記事より(以下、抜粋&はしょり訳です)軍をめぐる文化的戦争の中、独特の存在感を放つブルース・スプリングスティーン。(TIME記事より)トビー・キースやキッド・ロックのように兵士たちを賛美するミュージシャンもいれば、M.I.A.やニール・ヤングのように戦争を激しく非難する者もいる。そしてその両方をするのがブルース・スプリングスティーンである。(これまでスプリングスティーンが軍人たちのことを再三取り上げ、今も彼らの支援活動を行っていることに触れ)新作『ウエスタン・スターズ』はジミー・ウェッブや(グレン・キャンベルの)「ウィチタ・ラインマン」の時代を彷彿とさせるみずみずしいオーケストラを特徴とし、これまでの音楽性から脱却した作品かも知れないが、帰還兵たちはそこにいる。「トゥーソン・トレイン」で彼は歌う。些細なことで激しく言い争ったすべてが失われてしまうまで長い間、その空しさを抱えてきた今俺は免許を取得し毎日、起重機を操作しているあの娘がやってくる、トゥーソンから汽車に乗って今でこそ『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』の頃ほど文化的会話の中心にはなっていないかも知れないが、彼は今もなお音楽界で絶大な影響力を持っている。スタジオ・アルバムが4作連続1位となり、ブロードウェイ公演もソールド・アウトになった事実がそれを物語る。彼の言葉はこの分断されてしまった国中に届いているのだ。実際彼は置き去りにされてしまったコミュニティを舞台とした忍耐や奮闘を歌う深い楽曲の中で、その分断について警告したアーティストのひとりだった。そのコミュニティには退役軍人たちも含まれる。内容が何であれ、軍に関する会話が白熱した政治討論になってしまう傾向がある中、スプリングスティーンは各々の軍人たち自身のために歌い、独特の存在感を放つ強力な声となった。ボスが兵士だったことはない。ベトナム戦争に召集された彼はLSD中毒を演じるなど、兵役を避けるために最大の努力をした。それでも彼の人生は戦争の猛威や喪失感と縁がある。彼の父親は第2次世界大戦に従軍し、帰ってきた頃には鬱とパラノイアが交互に起こる状態になっていた。初めてのバンドのドラマー、バート・ヘインズや、憧れの存在だったニュージャージーのロッカー、ウォルター・シチョンがベトナムで戦死した後は、何年も罪悪感に苦しめられた。『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』ではこう発言もしている。「自分の身代わりになったのは誰なんだろうと思うことはやっぱりある。誰かがなった訳だから」(退役軍人たちについて積極的に発言するようになったのが’70年代終わり、『7月4日に生まれて[Born on the Fourth of July]』の作者ロン・コーヴィックと親交ができてから。資金不足でつぶれそうになっていた「全米ベトナム退役軍人の会」会長が「ブルースがいなかったらとっくに解散していた」と語る)ジョン・ケリー元国務長官(「退役軍人の会」の初期メンバーでもあった)はブルースの反戦歌についてこう語る。「彼の歌詞やバラードは、たくさんの退役軍人たちの感じていたことに語りかけてくれた。まるで彼自身が軍服を着たことがあるかのようだった。彼は政治家たちが商売に利用している話ではなく、実体験の生々しい話を語っていたのだ」(近年軍に関する発言が愛国心を試すリトマス紙のようになり、大半のミュージシャンたちも波風立てないように振る舞ってきた)しかし、スプリングスティーンは異論の多い話題の緊張感から怯むことを拒んだ。たとえそれが彼の人気をリスクに晒すことになるとしても。2014年のコンサート・フォー・ヴァラー(Concert for Valor、退役軍人の日に行われた)では(アメリカの不平等を激しく非難する)CCRの「フォーチュネイト・サン」を歌い、たちまち「反軍、反アメリカ的」と保守派たちの大バッシングを受けた。スプリングスティーンの答えは、「兵士たちを支持することと反戦を対立させるのは多くの退役軍人たちにとって嘘になる」ということだった。19作目のアルバム『ウエスタン・スターズ』には、多くの楽曲の裏に戦争、トラウマ、回復がある。第2次世界大戦の軍人たちが軍人用のローンを組んだり、元兵士がクレーン車の操縦士になったり、脚に鉄骨が埋め込まれている男などが登場するが、彼らは戦争が抽象化された党派対立問題ではなく、何世代にも渡って毎日の生活に焼きついた永遠の事実となってしまったアメリカの一部なのである。そして、意気消沈して帰還する兵士たちが居る限り、彼らはスプリングスティーンの音楽に救いを見いだすことができる。コーヴィックはこう語る。「(コンサートで名前を出されたのは)小さな計らいだった。だけど、それが私が立ち直る始まりだったんだ」。https://time.com/5606245/bruce-springsteen-military-veterans/ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』Bruce Springsteen/Western Stars●アルバム購入&ストリーミングリンクはこちらhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars2019年6月14日発売■CD: SICP6183 ¥2,400+税 ■LP:SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様 限定カラーヴァイナル \5,800+税(7月3日発売)■解説・歌詞・対訳付収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/ツーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファスト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

  • 19Jun
    • ボス『ウエスタン・スターズ』NPRレビュー訳

      ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』:NPRレビューより(以下、抜粋&はしょり訳です)彼が欲しかったのは自由であることだけだった:BRUCE SPRINGSTEEN『Western Stars』はどこから来たのか(NPR REVIEW)1981年、ロン・コーヴィックの『7月4日に生まれて』を読んだブルース・スプリングスティーンは、「全米ベトナム退役軍人の会」のためのベネフィット・コンサートを行った。アンコールで演奏したロジャー・マッギンの「イージー・ライダーのバラード(The Ballad of Easy Rider)」を彼が演奏したのはこのときが最初で最後だった。スプリングスティーンがオーケストレーションを多用した新作『ウエスタン・スターズ』により辿った道は、30年前に「イージー・ライダーのバラード」をカヴァーすると決めたときまで遡ることが可能である。(「Easy Rider」のオリジナルとボス・カヴァーの比較。オリジナルではストリングスで演奏しているところをボスのヴァージョンではダニー・フェデリチがピアノで弾いている)1966年ごろに「オーケストラル・ポップ」として知られるようになったものを、スプリングスティーンが取り入れたことは、『ウエスタン・スターズ』を聞いた者たちの多くにとって大きな方向転換として衝撃を与えた。恐らく最近のブロードウェイ公演にインスピレーションを受けてのことと思われるが、『ウエスタン・スターズ』はボスの『ウェスト・サイド物語』ではない。むしろまったく別の感性に繋がっており、『イージー・ライダー』を初めとする1960年代の映画において体制を崩壊させた文化的革命に近い。さらに具体的に言えば、『ウエスタン・スターズ』はハリウッドがヒッピーのアンチヒーローに目を向けたのと歩調を合わせて生まれてきたポップ・バラードの流れに繋がっている。『イージー・ライダー』が偶然提示した、「人(特に男性)が自由になろうとするときに傷つくのは誰か」という疑問に似た疑問を投げかけているのだ。男性のダメージはスプリングスティーンの大きなトピックのひとつであり、彼が『ウエスタン・スターズ』全体を通じて再度取り上げていることはまったく驚くにあたらない。彼は何十年も、慎ましやかに虚無的なフレーズを何百行も書いてきたのだから。例えば本作の、シンフォニックかつ控えめなタイトル曲「ウエスタン・スターズ」のオープニングは「よかった、朝目覚めたら まだブーツをはいていた」である。これらの曲の主人公たちの大半は、映画業界、ソングライティング、シフトや契約制の仕事といった不安定な職業についている年配者であり、頼りにしている女性との生活をもっと安定させたいと切望しながらも、彼女たちに恩返しできることはないと気づいている。これらの登場人物はスプリングスティーンの初期~中期の作品に登場するストリート犯罪者たちの年季の入ったヴァージョンであり、‘80年代~’90年代のアルバムに登場した傷痍軍人や移民の麻薬の運び屋に似ている。また、さまざまな精神の不安定を描いた自伝的なソロ・アルバムに登場する「俺」にも近いものがある。スプリングスティーンはこれらの不安定な登場人物たちのストーリーを伝えるためにバラードを用いることが多いが、音楽を新鮮に保つための試練を自身に与えてきた。(『ネブラスカ』『ザ・ゴースト・オブ・トム・ジョード』。近年ではブレンダン・オブライエンや今回のアルバムに参加しているロン・アニエッロといったポップに詳しい人々と仕事をしたことなど)彼の今世紀の傑作曲の中でも「ザ・レスラー」や「ガールズ・イン・ゼア・サマー・クローズ」は『ウエスタン・スターズ』に入っていてもおかしくない。本作はそれらの延長線上にあるように感じられる。本作の登場人物は苦労して得た成熟について声を上げているが、大半は満たされないままである。時には「ハロー・サンシャイン」のように、夢を諦めてある種の幸せに落ち着くことまでできている。予想外に長くなってしまった人生の意味を見いだそうとしている彼らは、『イージー・ライダー』のやる気のないヒーローたちのその後の人生の想像図を体現しているのだ。(アルバムのインスピレーション元について『ウェスタン・スターズ』の初期のレビューがジミー・ウェッブ、ハリー・ニルソン、バート・バカラック、ハル・デヴィッドらを挙げていたことに言及。喪失感や孤独感が通ずるものがあるとのこと。)スプリングスティーンがインスピレーションにしたかも知れない曲●ゴードン・ライトフット「朝の雨(Early Morning Rain)」(1966年)●トム・ラッシュ「No Regrets」●ダニー・オキーフ「Good Time Charlie’s Got the Blues」●ジョン・フィリップス「Holland Tunnel」●ジャクソン・ブラウン「The Load Out」などなど下記にNPRが制作したスプリングスティーンがインスピレーションにしたかも知れない曲のストリーミングPlaylistがありますWestern Starts: A 'Western Stars' Companion Playlisthttps://open.spotify.com/playlist/4k0L0Z2RN93YVGWTQWNHUW(カントリー・ミュージックが実存的不安を繊細に描写してきた)スプリングスティーンが登場させるアンチヒーローは運命を無責任に弄ぶ若者たちではない。(中略)『ウエスタン・スターズ』に登場する男たちは、自由ではない世の中で自由を探求したことがあり、その限界を知っている。彼はこれらの男たちをよく知っており、彼らはある程度彼自身でもあるのだ。スプリングスティーンは自身の愛する音楽のレガシーに敬意を表しながら、馴染みのあるストーリーに新たな命を見いだしている。「All he wanted was to be free, and that's the way it turned out to be」(彼は自由になることだけを望んでいた。そしてそれが結果となった)スプリングスティーンが大昔にカヴァーした「イージー・ライダーのバラード」の歌詞にはそんなフレーズが登場する。『ウエスタン・スターズ』はそのフレーズの先に新たな居場所を見いだしているのだ。https://www.npr.org/2019/06/13/731719436/all-he-wanted-was-to-be-free-where-bruce-springsteens-western-stars-came-fromブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』Bruce Springsteen/Western Stars●アルバム購入&ストリーミングリンクはこちらhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars2019年6月14日発売■CD: SICP6183 ¥2,400+税 ■LP:SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様 限定カラーヴァイナル \5,800+税(7月3日発売)■解説・歌詞・対訳付収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/ツーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファスト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

  • 17Jun
    • テデスキ・トラックス・バンド6/16最終公演セットリスト。神セットリストをPlaylistで公開

      6月16日(日)テデスキ・トラックス・バンド東京3日目最終公演@東京ドームシティホール・レポート&セットリスト。神セットリストをPlaylistでも公開!テデスキ・トラックス・バンド最終公演2019年6月19日(日)@ TOKYO DOME CITY HALL。彼らは日替わりセットリストで有名ですが、その中でもこの日は神セットリスト!この日のライヴはすべてにおいて、神がかっていました。デレク・トラックス・バンド時代から国内、海外と結構観てきましたけど、中盤のデレク&ザ・ドミノスの「Keep On Growing」から、デレク&ザ・ドミノス時代からのクラプトンの定番「Key to the Highway」(マイクのVoとスーザンのギターもハイライト)、そして「Midnight in Harlem」の3連発は今まで観た中でも最高の瞬間といえるかも。特に「Midnight in Harlem」は強力だった。「Midnight in Harlem」への導入部はまずは8分超えの緊張感バリバリ、インプロヴィゼーションの嵐の「Swamp Raga」(ロータスの頃のサンタナを思い浮かべる感じとでもいいますか、お香焚いたらぴったりというか)。サックスとドラムとデレクのインド風、ラーガ的なギターが絡み合う。そこからメドレー的に「Midnight in Harlem」へ。あのゆったりとしたイントロのギターフレーズが流れると場内大歓声。そして、静から動、動から静、押し寄せる波のような、どこか神々しさをも感じる、Swamp Raga~Midnight In Harlemでトータル17分以上にも渡るもの凄いパフォーマンス。これには会場の皆さんも興奮してましたね。「カッコイイ~デレク!」「スーザン、ビューティフル~」と掛け声も飛びまくる次の「I Want More」もカッコよかったですね!タツタツ・・のドラム、ソウルフルでギターリフもカッコイイ。スーザンとデレクのツインギターも聞かせてくれました。途中珍しく歪むくらいの超激しいデレクのギター、単音のロングトーンに会場も湧く。デレクがベースに寄って行くと、ベース・ソロ。ノっちゃったんでしょうね、すごいブリブリのベースソロを披露すると、今度はデレクがドラムへ寄っていく。ドラムにスポットが当たると2人のツインドラマーの掛け合いに。これ、その場の雰囲気なんでしょう。行けたらいっちゃえーって感じ。これまた15分超え!これがたまんないんですよね。最高なんですけど、長くやっちゃったおかげでカットになる曲もあるんですね。この日は当初のセットリストでは「I Want More」のあとは「Down In The Flood」(Bob Dylan/The Band)が入ってたんですが、これをカットしてもともと「Hard Case」のあとにやろうとしてた「Leavin' Trunk」を繰り上げ。これまたLeaving Trunk ~Volunteered Slaveryのメドレーで15分!15分の曲3連発!でも全然それぞれ長いと感じないんですね。あと、「父の日」ということでスーザンが「父が好きだった曲」と紹介して演奏した、ジョン・プラインの「Angel From Montgomery」(スーザンはソロでもやってますが、たぶんボニー・レイット・ヴァージョンを参考にしてるんでしょう)とグレイトフル・デッドの「Sugaree」のメドレーも涙もんでしたね。また本当はこのあと「ShowMe」(Joe Tex)が入ってたんですが、泣く泣くカットしちゃったみたいで。。。本編最後の「Bound For Glory」がこれまた、ソロ回しの10分超えの最高のパフォーマンス!アンコールは「Made Up Mind」。ストレート・アヘッドなBoogie!言うことないですね。しかし、この曲を毎回やらないことの方がびっくりする。そして、大ラスはジョー・コッカー・ヴァージョンに近い「With A Little Help My Friends」。これは亡きコフィ―と会場の皆さん全員に捧げたんでしょうね。ジョー・コッカーというよりもジャニスを彷彿とさせるような、スーザンの身体を震わせて振り絞るようなヴォーカルは、まるで何かが乗り移ったかのような、まさに鳥肌もののパフォーマンスでした。またすぐ日本に帰ってきてね!この日のT.T.B”.神セットリスト”をPlaylist化しましたので、コンサート行かれた方も、行くことができなかった方も是非お聴きになってみてください。【テデスキ・トラックス・バンド最終公演セットリストをPlaylistで公開!】●T.T.B. – Tokyo 2019 Setlisthttps://SonyMusicJapan.lnk.to/TTBTokyoSetlist世界で一番ギターがうまい夫婦=デレク・トラックス&スーザン・テデスキ率いる大編成ブルース・ロック・バンド、3年振りの来日公演!ジャパン・ツアー最終日6/16(日)東京ドームシティホールでの演奏曲目を公開【6/30まで期間限定】。【6月16日(日)テデスキ・トラックス・バンド@東京ドームシティホール・セットリスト】1 Signs, High Times (『Signs』)2 Part Of Me (『Made Up Mind』)3 Right On Time(『Let Me Get By』)4 When Will I Begin?(『Signs』)5 Keep On Growing (デレク&ザ・ドミノスのカバー)6 Key To The Highway (Charles Seagerのカバー、デレク&ザ・ドミノス、エリック・クラプトンなども)7 Swamp Raga/Midnight In Harlem(Swamp Raga: デレク・トラックス・バンド『Already Free』/Midnight In Harlem:『Revelator』)8 I Want More(『Let Me Get By』)9 Leaving Trunk /Volunteered Slavery (Leaving Trunk: Sleepy John Estesのカバー、オールマンズやブラック・クロウズなども/デレク・トラックス・バンド『Live At Georgia Theatre』) (Volunteered Slavery: Rahsaan Roland Kirkのカバー)10Hard Case (『Signs』)11Angel From Montgomery / Sugaree (Angel :John Prineのカバー、ボニー・レイットなども/Sugaree:グレイトフル・デッドのカバー)12Bound For Glory(『Revelator』)- Encore -13Made Up Mind (『Made Up Mind』)14With A Little Help From My Friends(ジョー・コッカーのカバー)(残念ながら「Sugaree」と「With A Little Help From My Friends」はTTB関連の音源がなかったのでPlaylistにはそれぞれ、グレイトフル・デッドとジョー・コッカーのヴァージョンを収録しています)。●来日記念『レヴェレイター』日本ツアー用限定500枚イエロー・ヴァイナルhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/RevelatorLP#テデスキ・トラックス・バンド#TEDESCHITRUCKSBAND#TTB#デレク・トラックス#ギタリスト

  • 16Jun
    • テデスキ・トラックス・バンド東京公演2日目レポート&セットリスト@東京ドームシティH

      6月15日(土)テデスキ・トラックス・バンド東京二公演目@東京ドームシティホール・レポート&セットリスト。·いや~相変わらず最高でした。テデスキ・トラックス・バンド。改めて思いましたね。再確認というか。「やっぱこれが好きなのよ!」近年音楽系の仕事の話がでると、頭の30秒でひっかからないとそれ以上は聞かないなんて話が多くて、そのためのテクニック云々の話がでるんですが、そんなことテデスキ・トラックス・バンドにとっては関係なし、「何言ってんの?そんなことどうでもいいじゃん」って笑われちゃってるかのような。30秒?イントロの途中の途中なわけで・・・。デレク、スーザンとともに、バンドはベース、キーボード、ホーンセクション3人、バックコーラス3人、そしてツインドラム!総勢12名。たぶん今の音楽の時流では、たった一人で音重ねていったりするライヴもあったり、ギターソロ、ドラムソロ、オルガンソロなんて、どんどん無視されていくんでしょうけど、TTBはそれがバンドの最大の魅力、醍醐味。バンド一人ひとりの自由なグルーヴが全体を包み込んでさらなる高みに昇り詰めていく感じというか。一人ひとりの奏でる揺らぎ(譜面通りのドンピシャじゃない、ちょっとずれたってかまわないフリーさというか)みたいのが合わさるとバンドサウンドに生命が与えられるというか。それが、たまんないわけです。そういった世間の流れとは全く関係ない、我が道を行く潔さというか、「これが好きな人たち」にとって「これでいいじゃん、これでいいんだよ」と自信を持たせてくれるというか。TTBのライヴ観て改めて叱咤激励されたような気になりました(まったく個人的な感想ですけど)ライヴは3日連続の中日ということで、日替わりセットリストの彼らにとっては当たり前ですけど、これまでと全く違うアプローチのセットリストに。しょっぱなからデレク・アンド・ザ・ドミノスの「Anyday」でびっくり!オールマンズ、BBキング、ジョー・コッカーとカバーも最高!デレク・トラックス・バンド時代の「Get What You Deserve」もうれしかったけど、更にはDTB時代を彷彿させるマイクのヴォーカルの素晴らしさがより一層嬉しかった。今日の個人的ハイライトは『Made Up Mind』の発売当時日本盤ボーナストラックとして収録された「Don’t Drift Away」。この憂いのマイナー調の曲にデレクの泣きのスライドが絡みつく感じがなんともたまらん感じで新鮮でした。普通のギタリストだったらチョーキングでキュインキュイン泣きのギターフレーズって感じなんでしょうけど、デレクはスライドで哀感を表現するわけですね。こちらもグッときました。あとはBBキングの「How Blue Can You Get」のカバー。スーザン姐さん大フィーチャーで、ギター弾きまくり。最近はヴォーカルメインでギターはデレクに任せて、バッキング的なイメージでしたが、ここは見せ場でしたね。スーザン姐さん弾き姿も激渋フレーズも超カッコよかったです。大好きな「Midnghit in Harlem」聴けなかったのは残念だったけど、3連ちゃんの中日ということで、レアセットリストの日だったのかも?最終公演、超楽しみです!【6月15日(土)テデスキ・トラックス・バンド@東京ドームシティホール・セットリスト】1. Anyday(デレク&ザ・ドミノスのカバー)2. Laugh About It(『Let Me Get By』)3. Hard Case(『Signs』)4. Don’t Drift Away(『Made Up Mind』)5. Get What You Deserve(デレク・トラックス・バンド『Already Free』)6. I’m Gonna Be There(『Signs』)7. Sweet Inspiration(デレク・トラックス・バンド『Already Free』)8. Don’t Keep Me Wonderin'(オールマン・ブラザーズ・バンドのカバー)9. Let Me Get By(『Let Me Get By』)10.Just As Strange(『Let Me Get By』)11.How Blue Can You Get(B.B.キングのカバー)12.Idle Wind(『Made Up Mind』)————————————————13.Shame(『Signs』)14.Space Captain(ジョー・コッカーのカバー)Live Photo by Masanori Doi●テデスキ・トラックス・バンド来日公演、本日最終https://udo.jp/concert/TTB●来日記念『レヴェレイター』日本ツアー用限定500枚イエロー・ヴァイナルhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/RevelatorLP

    • 【NY『Play It Loud』展:レポート⑦】デレク・トラックスの物凄い人たちサイン入SG!

      【お宝満載!ニューヨーク『Play It Loud』展:レポート⑦】ギター編:デレク・トラックスのGIBSON SG現在NYのメトロポリタン美術館で開催中のロックのお宝楽器満載の展覧会『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』。ちょうど来日中のテデスキ・トラックス・バンド来日記念ってことで、デレクのSG!そうそうたる面々の中、この中では近年、若手と見えるデレク・トラックスですが、彼の代名詞的な2000年製のギブソンの1961 SG Reissueモデル。デレクのすごいのはこのSG、別にヴィンテージものとか、ものすごい高いものではないのに、あのプレイ、あの音だしちゃうんですね。更に凄いのはこのSGには、もんのスゴ~い人たちのサインが記されているんです。BB King , Les Paul, Hubert Sumlin ,Little Miltonなどなどもう今となってはお亡くなりになってる伝説のギタリストたちとかも。なのでもう二度とサインしてもらえないわけです。普通だったら、何かコーティングするなり、もはや使わないで大事に保管・・・ってことなりますよね。でも、デレクは使っちゃうんですね~。お会いするたびにものすごい人たちのサインが増えていって、大丈夫なのか?っていつも思ってましたが・・・もう結構消えちゃってました。。。その辺もデレクらしいというか。デレクは9歳で彼の最初のギターを買い、11歳で彼の最初のバンドを形成、19歳でAllman Brothers Bandに加わり、Eric Claptonの2006~7年のワールドツアーのメンバーに。Derek Trucks Bandで活躍しつつ、2010年に妻のSusan TedeschiとTedeschi Trucks Bandを結成。ジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテとともに「現代の3大ギタリスト」と賞賛される、天才的ギタリスト。デレクのSGの周りには、クラプトンの”Blackie”、ジミヘンの”Love Drops”、ジミー・ペイジの”Number One”、ジェフ・ベックのテレキャス、SRVのボロボロのストラトやらなんやら、そうそうたる面々のお宝ギターが並んでいます。デレクのSGのお隣にはデュアン・オールマン、そのお隣にはAC/DCのアンガス・ヤングのSG、デレク、デュアン、アンガスとSG3本揃い踏み!●デュアン・オールマンのSG●アンガス・ヤングのSG●テデスキ・トラックス・バンド3年ぶりの来日公演真っ最中!https://ameblo.jp/high-hopes/entry-12480425854.html●本日6月15日(日)テデスキ・トラックス・バンド最終公演!16時からですよ公演情報⇨https://udo.jp/concert/TTB/この『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』はロックの「Instruments=楽器」に焦点を当てた初の大型展覧会で、ロック史に燦然と輝くアーティスト達のギターや楽器を130点以上展示、ロックの歴史的瞬間を彩どったギター、ベース、ドラム、キーボード、シンセサイザー、シタールなど国宝級ともいえるお宝アイテムの数々とともになど貴重な歴史的なコンサートポスターなども多数展示されています。アーティスト自ら提供しているアイテムも多く、貴重な楽器やメモラビリアが一堂に会し、こんな間近でお宝アイテムをまとめて見ることのできるまたとない機会となっております。10月1日まで開催されてますので、ご旅行などでNYへ行く機会があれば是非!詳しくはこちら↓メトロポリタン美術館『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』2019年4月8日~10月1日開催https://www.metmuseum.org/primer/play-it-loud

  • 15Jun
    • ボス『ウエスタン・スターズ』アズベリー・パーク・プレス紙レビュー訳

      ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』:アズベリー・パーク・プレス紙レビューより(以下、抜粋&はしょり訳です)”BRUCE SPRINGSTEEN『WESTERN STARS』はハイウェイをゆく、忘れられないほど素晴らしい旅である”(ASBURY PARK PRESS REVIEW)ブルース・スプリングスティーンはいつまでも旅を続けている、孤独を好む探索者である。でなければヒット作『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』が独り車でモンマス郡の道路を走るシーンで終わる訳がない。この男は道、そしてそれの体現するものすべてに惹きつけられているのだ。心に残るソロ・アルバムの傑作『ウエスタン・スターズ』はボスがホレス・グリーリー(訳注:19世紀半ばに活躍したニューヨーク・トリビューン紙編集者。リベラルな発言でも知られた)の言葉(訳注:1865年の論説「西部に行け若者よ、西部に行ってこの国と共に成長せよ」["Go West, young man, and grow up with the country"])通り、アメリカの西部に行き、それの体現するロマンティシズム、悲劇、そして反逆のスピリットを探求する。アルバムは風光明媚な砂漠、埃にまみれたハイウェイ、最後の見込みなど鮮やかな情景に満ち、コヨーテの口に入ったチワワや人間の口に入った石などのイメージも満ちている。ここは粗野で絶望的な場所になることが多く、曲がる場所を間違えば危険地帯に入り込んで干からびてしまったり、感情が目眩を起こす状態に陥ったりすることがある。しかし、そこには自由がある。プレスリリースによると、『ウエスタン・スターズ』は‘60年代終わりから’70年代初めにかけてのカリフォルニア南部のポップ・レコードから一部インスピレーションを得ている」という。「ハロー・サンシャイン」や「ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル」といった先行シングルに言及していると思われるが、1、2回聴くとそのイメージは色褪せる。全体的にはオーケストラを用いたフォーク・ポップにゆっくり馴染んでゆくのである。『ワーキング・オン・ア・ドリーム』と『ハイ・ホープス』のストリングス入り楽曲を除き、本作はボスのこれまでの作品とまったく似ていない。まずは声である。いくつかの曲ではスプリングスティーンの西部風の鼻声訛りが聴けるが、「ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル」のファルセット、「ザ・ウェイフェアラー」で披露する印象的な声域の広さ、そして「サンダウン」の壮大なオーケストラのアレンジに合った声。ボスは歌ったのである。オーケストラのアレンジと言えば、フレンチホルン、バスーン、オーボエ、ストリングスなどが、常に曲を新たな高みに導く役割を果たしている。「ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル」は心をかき立てる圧巻のアレンジである。フィル・スペクター風の「音の壁」(Wall of Sound)にウォーカー・ブラザーズの宿命論的な雰囲気が加わり、首筋の毛が逆立つような感触を覚える。雄大な「サンダウン」ではマット・ローリングスのピアノが心をかき立てる圧巻のオーケストラに組み込まれてゆく。「ハロー・サンシャイン」はハリー・ニルソンの「エヴリバディズ・トーキン」をジミー・ウェッブが解釈したかのような感じがする。アップテンポのブラシがたたき台のピアノとマーク・ミュラーの涙が出そうになるペダル・スティールの音と粋なコントラストを成し、魅惑的な不穏のオーラを際立たせるさりげない緊張感を醸し出す。その他の曲は伴奏がミニマルになっている。オープニング曲の「ヒッチ・ハイキン」ではスプリングスティーンがバンジョーを演奏した後ピアノとストリングスが庶民的な賑やかさを作る。ミュラーの悲しげなペダル・スティールが「チェイシン・ワイルド・ホーセズ」の骨組みをつくり、その後みずみずしいオーケストラがそれを完成させる。『ウエスタン・スターズ』の登場人物は説得力のある悲惨さを持つ。大騒ぎから取り残され、ショウ・ビジネス界の片隅で命のかけらを拾い上げようとする者たちがいる。タイトル曲の主人公は映画の中でジョン・ウェインに撃たれたことが自慢である。すべての曲が道と関連しており、どこかに向かうかどこかから去ろうとしている。「スリーピー・ジョーズ・カフェ」と「ムーンライト・モーテル」では道の脇だが。筋金入りのスプリングスティーン・ファンを最も悩ませるのはおそらく「ストーンズ」だろう。主人公が口に石の詰まった状態で目覚めるのだ。石は嘘、背信、狂気などを意味するのだろうか?それともサミュエル・ベケット(訳注:1969年にノーベル賞を受賞した作家)の『モロイ』について熟考している曲なのだろうか。ウェインが『捜索者(The Searchers)』(訳注:1956年の映画)でそうだったように、スプリングスティーンも常に情景を描いたり言葉にしていたりする必要はない。『ウエスタン・スターズ』では曲中に伝わってくるイメージや感情がその役割を果たしている。この作品では永遠の探索者スプリングスティーンがあちこちのハイウェイに乗り、感情的・精神的満足感を探求しているのだ。あるいは、単に角を曲がったところに何があるかを見に行こうとしているだけかも知れない。『ウエスタン・スターズ』は一聴の価値以上のものがある。https://www.app.com/story/entertainment/music/2019/05/31/bruce-springsteens-western-stars-hauntingly-brilliant-journey-highway-review/1305709001/ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』Bruce Springsteen/Western Stars●アルバム購入&ストリーミングリンクはこちらhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars2019年6月14日発売■CD: SICP6183 ¥2,400+税 ■LP:SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様 限定カラーヴァイナル \5,800+税(7月3日発売)■解説・歌詞・対訳付収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/ツーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファスト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

    • ボス『ウエスタン・スターズ』ローリングストーン誌レビュー訳

      ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』:ローリング・ストーン誌レビューより(以下、抜粋&はしょり訳です)BRUCE SPRINGSTEEN『WESTERN STARS』 ★★★★☆(四つ星獲得)(RollingStone Review)新作はカントリー色も帯びた’60年代から’70年代にかけてのカリフォルニア・ポップを彷彿とさせ、彼のこれまでの作品とはまったく異なる響きがする。豊かなオーケストレーションを施し、回顧的な、カントリー色を帯びたフォーク・ポップ。『ネブラスカ』や『ザ・ゴースト・オブ・トム・ジョード』といった過去の作品に多少は似ているものの、他の作品とはほとんど似ていない。正直なところ聴き始めにはその艶に驚くが、一旦馴染むとスプリングスティーン史上もっとも魅力的な作品のひとつであることが分かる。「ハロー・サンシャイン」は音のアプローチが見事である。美しいストリングス、ペダルスティール、それはジミー・ウェブの「ウィチタ・ラインマン」のグレン・キャンベルによるカヴァーや、フレッド・ニールの「エヴリバディズ・トーキン」のハリー・ニルソンによるカヴァーのような60年代後半から70年代初期のラジオ・バラッドを思い起こす。ヴォーカルはオーティス・レディング、ウディ・ガスリー、ニール・ダイヤモンドも彷彿とさせる・・・「ゼア・コーズ・マイ・ミラクル」はフィル・スペクター時代のライチャス・ブラザースや、レフト・バンクの「ウォーク・アウェイ・ルネー」の雄大さに、フィドラー・オン・ザ・ルーフの「サンライズ、サンセット」をほんの少し加えたような感じだ。「トゥーソン・トレイン」は女性との関係破綻の後「薬と雨にうんざりし」てサンフランシスコを離れる、打ちのめされた男の物語である。2019年のアメリカを背景に、この秋70歳になる男が歌うこの曲が「人生の大半が過ぎ去ったタフガイな俳優たち」を隠喩していることは明らかである。『ウェスタン・スターズ』でのスプリングスティーンは『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』とほぼ同じやり方で自身の作品を提示する。実際その語り口からして、この作品自体が良質なミュージカルになる素質がある。2017年のヴァラエティ誌とのインタビューでは『ウェスタン・スターズ』の影響元についていくつか触れている。「グレン・キャンベル、ジミー・ウェブ、バート・バカラック…その手のアルバムだね。その影響を人々が聴き取るかどうかは分からないけど、それが俺の頭に中にあったものだったんだ。それを中心にアルバムを作ろうと思わせてくれたし、書くためのインスピレーションを与えてくれた。それから、これはシンガー・ソングライターのアルバムなんだ。ライティング的にはソロ作品、『トンネル・オブ・ラヴ』(1987)や『デヴィルズ・アンド・ダスト』(2005)により近いけど、まったく似ていない。異なるキャラクターたちがそれぞれの人生を生きているんだ」現時点では『ウェスタン・スターズ』のツアーが行われるかどうかについて一切計画が語られていないものの、イタリアの新聞に語ったところによると「秋にEストリート・バンドとレコーディングする」ことになっており、「それが終わったらツアーに出る」とのこと。https://www.rollingstone.com/music/music-album-reviews/review-bruce-springsteen-western-stars-842052/https://www.rollingstone.com/music/music-news/watch-bruce-springsteens-new-video-for-tucson-train-841902/ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』Bruce Springsteen/Western Stars●アルバム購入&ストリーミングリンクはこちらhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars2019年6月14日発売■CD: SICP6183 ¥2,400+税 ■LP:SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様 限定カラーヴァイナル \5,800+税(7月3日発売)■解説・歌詞・対訳付収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/ツーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファスト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

    • テデスキ・トラックス・バンド3年ぶりの来日公演真っ最中!

      テデスキ・トラックス・バンド3年ぶりの来日公演真っ最中!現在3年ぶりの来日公演真っ最中のテデスキ・トラックス・バンド、大阪、名古屋と回って、東京3DAYS公演がスタート!東京の初日は来日中のドン・ウォズが飛び入りしたみたいですね。明日行きます!楽しみ!!会場ではこんな素敵なTTBロゴ入り特製レコードプレイヤー&日本限定イエロー・アナログ盤を販売。各ショップでも好評発売中https://SonyMusicJapan.lnk.to/RevelatorLPいや~このプレイヤーかわいいなあ。だけど物で溢れかえる家には持って帰れないなあ~。来日記念盤の『レヴェレイター』のイエロー・ヴァイナル。MusicOnVinylなんですけど、日本プレスだとこのぎゅっとした黄色感が出ないんですよね。ちょっと透明っぽくレモンっぽくなっちゃうというか。このMOVプレスの濃いイエローたまりません。Japan Tour Limited Edition500枚ぽっきりですので。TTB初日大阪ライヴレポートはこちら。

  • 14Jun
    • ボス、本日6/14発売5年振り新作『ウエスタン・スターズ』よりタイトルトラックのビデオを公開!

      ブルース・スプリングスティーン、本日6/14発売5年振り新作『ウエスタン・スターズ』よりタイトルトラックのビデオを公開!ブルース・スプリングスティーンの2014年『ハイ・ホープス』以来5年振り、通算19作目となるオリジナル・ニュー・アルバム『ウエスタン・スターズ』が本日、6月14日全世界同時発売となった。新曲のみが収録された真の意味での新作としては、2012年3月発売の『レッキング・ボール』以来、なんと7年ぶりのアルバムとなる。●購入リンク&ストリーミングリンクはこちらhttps://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars新作リリースを記念し、グラミー賞とエミー賞受賞歴のあるトム・ジムニーが監督したアルバムのタイトル・トラック「ウエスタン・スターズ」のミュージック・ビデオも公開した。ビデオは歌詞にインスピレーションを得て作られたスプリングスティーンの出演シーンやパフォーマンス映像、カリフォルニア州ジョシュア・トゥリーで撮影された短い場面がフィーチャーされている。「今夜は西部の星が再び輝いている」と歌うこの曲は「西部の星」と「西部劇のスター」のダブル・ミーニングとなっており、スプリングスティーンのストーリーテラーの才能が光る、アルバムのハイライトの一つといえる曲である。●「ウエスタン・スターズ」ミュージック・ビデオhttps://brucespringsteen.lnk.to/WesternStars/youtubeスプリングスティーンはこれまでに他に3曲の映像を公開している。「ウエスタン・スターズ」同様トム・ジムニーが手がけた「トゥーソン・トレイン」はエスクァイア誌に「胸がいっぱいになる。…スプリングスティーンは自身の心のより核心に近くより難解な場所を凝視しているように見受けられる」と評され、NPRミュージックが「ウィリー・ネルソンやチャーリー・リッチら偉大なカントリー界の哲学者たちに通ずるものがある」と語った「ハロー・サンシャイン」、また、ビルボードが「ロックンロールの殿堂入りを果たした彼が、これまでとはまったく違う持ち味を見せている」と記した「ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル」が公開されている。新作『ウエスタン・スターズ』収録の全13曲はスプリングスティーンの書下ろし新曲で、「’60年代終わりから’70年代初めにかけてのサザン・カリフォルニア・ポップ・レコードにインスパイアされた」というサウンドとともに、それぞれの曲の主人公達は「ハイウェイと荒涼とした空間、孤立感とコミュニティ、そして家庭や希望の不変性」といった、孤独な旅路の物語を紡いでいく、広大なアメリカの風景が想い浮かぶ、まるで映画のような歌の数々である。今作はすでに欧米のメディアで大絶賛されており、スプリングスティーンのこれまでの作品とは異なる新境地と評されている。●「スプリングスティーン史上最も惹きつけられる作品。…自身の若かりし頃に遡るサウンドを見事に表現している。」――ローリング・ストーン誌●「忘れられないほど素晴らしい…ボスのこれまでのどの作品ともまったく違う。『ウェスタン・スターズ』は一聴の価値以上のものがある。」――USAトゥデイ紙●「救いをもたらす楽曲という概念への極めて美しいラブレター。…スプリングスティーンが生業とする類の魔法がかかっているのだ。」――エンタテインメント・ウィークリー誌●「ベテラン・ロッカーにとっての新境地を切り拓く作品。…彼のストーリーテリングのスキルは今もなお強力である。」――AP通信●「まったく新しい方向性を象徴する作品。…架空の人物像に染まったアルバムでありながら、彼らに一石を投じようともしている。」――ウォール・ストリート・ジャーナル紙『ウエスタン・スターズ』はスプリングスティーンとロン・アニエロのプロデュース。ジョン・ブライオン(エイミー・マン、フィオナ・アップル、映画「マグノリア」他)、元Eストリート・バンドのデイヴィッド・サンシャス、現Eストリート・バンドのパティ・スキャルファ、チャーリー・ジョルダーノ、スージー・タイレルもゲスト参加している。今作についてスプリングスティーンはこう語っている。「このアルバムは、キャラクター主導型の曲と、広がりのあるシネマティックなオーケストラのアレンジを特徴としていた僕のソロ作品への回帰なんだ・・・宝石箱のようなアルバムなんだ」今作は2枚組アナログLPでも発売。日本盤は完全生産限定輸入盤国内仕様のブルー・マーブル・カラー・ヴァイナルで7月3日発売となる。新作発売に合わせて『ウエスタン・スターズ』のスペシャル・サイトも公開となった。http://www.110107.com/bruce_western下記ではパッケージの内容が一目でわかる「開封の儀」の動画も公開されている。https://www.facebook.com/legacyjp/videos/894377420901370/【本日6/14発売!】ブルース・スプリングスティーン『ウエスタン・スターズ』 Bruce Springsteen Western Stars遥かなる大地を駆け抜ける奔馬の如く。広大なアメリカの風景が想い浮かぶ、まるで映画のような作品群。それぞれの主人公達が紡いでいく孤独な旅路の物語。60〜70年代サザン・カリフォルニア・ポップ・サウンドにシネマティックなオーケストラのアレンジを加えた「宝石箱」 のような―――スプリングスティーン5年振り通算19作目のニュー・アルバム。■CD: 2019年6月14日発売 SICP6183 ¥2,400+税 ■LP: 2019年7月3日発売 SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様 限定ブルー・マーブル・カラーヴァイナル \5,800+税解説・歌詞・対訳付 <日本盤ブックレット>■解説:五十嵐正 / 天辰保文 ■対訳・訳者ノート:三浦 久●詳細はこちら『ウエスタン・スターズ』スペシャル・サイトhttp://www.110107.com/bruce_western●ストリーミング再生&ご購入はこちら https://SonyMusicJapan.lnk.to/WesternStars収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/トゥーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファースト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル【プロフィール】1949年9月23日NJフリーホールドで生誕。ブルース・スプリングスティーンのレコーディング・キャリアは1973年の『アズベリー・パークからの挨拶』にはじまり45年以上に及ぶ。グラミー賞を20回、アカデミー賞とトニー賞を各1回受賞、ロックの殿堂入りを果たし、ケネディ・センター名誉賞を受賞、2013年にはミュージケアーズのパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。スプリングスティーンの自伝『ボーン・トゥ・ラン ブルース・スプリングスティーン自伝(Born To Run)』 (米サイモン&シュスター社刊、日本は早川書房)と、同著に合わせたアルバム『チャプター・アンド・ヴァース』は2016年9月に発売され、2016年11月にはスプリングスティーンはアメリカ文民最高位の勲章となる大統領自由勲章も受章した。236公演の歴史的なロングランとなった『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』は2017年10月から2018年12月にかけてNYブロードウェイのウォルター・カー・シアターで上演され、それに伴いサウンドトラック・アルバムとNetflixの特番も生まれている。【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

  • 13Jun
    • ボス『ウエスタン・スターズ』BADLANDS全曲レビュー訳

      ブルース・スプリングスティーン『ウェスタン・スターズ』 アルバム全曲レビュー(BADLANDSUK)(ざっくり訳です。ご参考までに)1. Hitch Hikin’ /ヒッチ・ハイキンイントロは音数が少なく、バンジョーらしき音が繰り返される中グロッケンシュピール的な音も聞こえる。その後ディープで密なストリングスの音が始まる中、ベースとブルースの出番が始まる。アルバムは全体を通じて非常にオーケストラ的であり、映画のようでもある。カリフォルニアのドライヴのサウンドトラックだ。ヒッチハイカーの人生を自由気ままな視点から見た曲。2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー重々しく始まり、ディープなコード弾きへと移行するギターで始まる。『トンネル・オブ・ラヴ』、中でも「ブリリアント・ディスガイズ」の記憶が蘇る。初めは自宅録音のデモのように感じられるが、段々オーケストラが音を組み立ててゆき、音が膨らんでくる。このアルバムで最初のドラムスの生音がこの曲の後半、インストゥルメンタルのブレイクと、最後の方で聞こえる。ウェイフェアラー(徒歩旅行者)はディオンの「ザ・ワンダラー」のように休むことなく夜を彷徨い続け、「頭の中に白い線(the white lines in my head)」で描かれた孤独感を求めている。3. Tucson Train/トゥーソン・トレインイントロとアウトロは両方とも休むことのないタッピング・サウンドが特徴となっており、列車のリズムまたは待ちきれなくて指をパタパタさせる様子を表現しているように感じられる。豊かなメロディはこれまた『トンネル・オブ・ラヴ』を思い起こさせる。ドラムスが登場するのは2つ目のヴァースから。主人公は列車に乗って彼女に会いに行くが、そうすることによって暗闇から逃れようともしている。もしかしたらこの曲は「ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル」と対を成しているかも知れない。この曲では彼女が現れるが、「ゼア~」では彼女が去ってゆく。4. Western Stars/ウエスタン・スターズ『パリ・テキサス』を彷彿とさせる印象的な雰囲気で始まる。メロディ的には(『トンネル・オブ・ラヴ』の「オール・ザット・ヘヴン・ウィル・アロウ」をうっすら思い出させるが、音楽的には正反対である。ブルースは星、コヨーテ、そして「迷える羊」のような女性のイメージを鮮やかに描き出す。5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェアコーディオンが気分を上げてくれる、アップテンポでキャッチーなダンス・チューン。タイトルになっている場所は一夜の恋を求めて夏に女の子たちが駐車場でたむろするところ。故ダニー・フェデリチはインストゥルメンタルのブレイク部分のキーボードを誇りに思うことだろう。ブルースはサー・ダグラス・クインテットやザ・マーヴェリックスなどの楽しいサウンドを今に伝えている。純粋な現実逃避と楽しさの曲。6. Drive Fast (The Stuntman) /ドライヴ・ファースト(ザ・スタントマン)スタントマンが主人公のこの曲は、(『ワーキング・オブ・ア・ドリーム』の)「ザ・レスラー」の文脈で書かれた曲かも知れない。主人公は自分の気分を上げてくれるものを探しており、「壊れたかけらを繋ぎ合せる (get the broken pieces to fit)」誰かとの出会いを望んでいる。ディープで弦がビュンビュン鳴るギターは、(グレン・キャンベルの)「ウィチタ・ラインマン」に因んだものかも知れない。7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ若き日の後悔を歳を重ねてからの視点から歌った曲。「疲れすぎて考えることもできない」くらい働く主人公は、(『闇に吠える街』の)「サムシング・イン・ザ・ナイト」で同じことを感じた青年と同一人物かも知れない。この曲もまた映画的な雰囲気を醸し出し、長いインストゥルメンタルがエコーするコーダで締めくくられる。メロディは時折(『マジック』の)「ユア・オウン・ワースト・エネミー」に似ている。8. Sundown/サンダウン前曲の続きのように始まる。ドラムスがリズムを急き立てる中、「自分は本当に居たいところから2,500マイルも離れている(I’m twenty-five hundred miles from where I wanna be)」というフレーズで始まる。ここでも「頭の中に小さな声が聞こえている(a little voice in my head)」が、今回は「沈まないように救ってくれる」声である。「サンダウン」(日没)はこの場合時刻でもあり場所でもあるが、「独りで居たい場所(the kind of place you want to be on your own)ではない」。9. Somewhere North of Nashville / サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル歌詞的に最も短い曲で17行しかない。「このメロディと暇つぶしする時間(thismelody and time to kill)しかない」とソングライターの遺憾を歌っている。10. Stones/ストーンズオープニングは(『ザ・ライジング』の)「エンプティ・スカイ」を思い出させる。ゆったりと重厚なドラムのビートがテンポを測り、そこに弦をビュンとさせるようなギターの音が味付けになっている。歌詞的には裏切りと不信の苦しみを歌った激しい曲。11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクルリード・シングルの「ハロー・サンシャイン」よりも壮大で大胆な雰囲気。ストリングス、管楽器、ティンパニー、複数のバッキング・ヴォーカルがフィーチャーされた重厚なオーケストレーションの曲。アレンジは『ワーキング・オン・ア・ドリーム』の「キングダム・オブ・デイズ」を思い出させる。バックの音は瑞々しいが、ここでの主役はブルース自身の高く伸びる豊かなリード・ヴォーカルである。曲の中での「ミラクル」が「立ち去ってゆく」ことにより恋愛関係の喪失に気づく悲痛な瞬間をとらえた曲。12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャインブルース自身が「’60年代終わりから’70年代初めにかけてのサザン・カリフォルニア・ポップ・レコードにインスパイアされた」と言っていたこのアルバムのリード・シングルにふさわしく、そのインスピレーションが明らかに表れている曲。ストリングス・セクション、スティール・ギター、ブラシを用いたドラムを主に用いており、エコーのかかった抑制された音づくりは(『ザ・エージェント [Jerry Maguire]』サウンドトラックの)「シークレット・ガーデン」や(EP)「ブラッド・ブラザース」に近いものがある。「ハロー・サンシャイン」はその明るそうなタイトルとは裏腹に、トーン的には穏やかでダークである。失恋に繋がる鬱の波、孤独や闇への誘引などが簡潔に映し出されている曲。13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテルアルバムを締めくくるのはアコースティック・ギターとエコーのかかったヴォーカルで始まる曲。心に残る若かりし日の恋を振り返り、過去への乾杯という印象深いイメージで終わる。http://www.badlands.co.uk/news/bruce-springsteen-western-stars-album-review/?fbclid=IwAR2mkMqcrQJ4kTeIUGfdLUvgdrwFE2D202tSJMFWPP6bG3z3X6RtqAa6nKo (Badlands:ブルース・ファンの皆さんにはおなじみですが、イングランド南西部のチェルトナムに所在するレコード店でもありファンクラブ的な位置づけも。スプリングスティーンやストーンズ、ディランのコレクションが豊富なことで有名)【商品情報】ブルース・スプリングスティーン Bruce Springsteen『ウエスタン・スターズ』 Western Stars2019年6月14日発売■CD: SICP6183 ¥2,400+税 ■LP:SIJP86~7(2枚組) 輸入盤国内仕様 限定カラーヴァイナル \5,800+税(7月3日発売)■解説・歌詞・対訳付収録曲1. Hitch Hikin’/ヒッチ・ハイキン2. The Wayfarer/ザ・ウェイフェアラー3. Tucson Train/ツーソン・トレイン4. Western Stars/ウエスタン・スターズ5. Sleepy Joe’s Café/スリーピー・ジョーズ・カフェ6. Drive Fast (The Stuntman)/ドライヴ・ファスト(ザ・スタントマン)7. Chasin’ Wild Horses/チェイシン・ワイルド・ホーセズ8. Sundown/サンダウン9. Somewhere North of Nashville/ サムウェア・ノース・オブ・ナッシュヴィル10. Stones/ストーンズ11. There Goes My Miracle/ゼア・ゴーズ・マイ・ミラクル12. Hello Sunshine/ハロー・サンシャイン13. Moonlight Motel/ムーンライト・モーテル【関連リンク】●日本アーティストページ:http://www.sonymusic.co.jp/BOSShttps://www.facebook.com/BruceSpringsteenJapan/●海外アーティストページ:www.brucespringsteen.netwww.facebook.com/brucespringsteenhttps://twitter.com/springsteen

    • フジロック出演新感覚ギター・インスト・バンド“CHON”、新作3rdアルバムを初の日本盤で発売!

      これはカッコイイ!ぜひご一聴を!超テクニカルでエキセントリックなのに、このなんとも言えないチルアウト感・・・!南カリフォルニアの太陽、風、匂いを軽やかに運んでくる新感覚ギター・インスト・バンド、CHONが待望の日本デビュー。この夏、フジロックで。フジロック’19に初参戦する新感覚ギター・インスト・バンド“CHON”、新作3rdアルバムを初の日本盤で発売!2015年のデビュー・アルバム『GROW』を発表するや、その超テクニカルで斬新なマスロック・サウンドがネットや口コミで広がり、その翌年には早くもPolyphiaらを従えての全米ヘッドライン・ツアーを行なうなど、猛スピードで人気が拡大している南カリフォルニア発の新感覚ギター・インスト・バンド、CHON。そんな彼らのセルフタイトルを冠した最新サード・アルバム『CHON』が、すでに出演が発表されている「フジロックフェスティバル’19」の直前となる7月24日(水)にソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより発売されることが決定した。彼らにとってこれが初の日本盤CDリリースとなる。2017年のセカンド・アルバム『HOMEY』では、Go Yama、Giraffage、Masegoらとのコラボレーション・トラックを収録するなど、ジャズ、エレクトロニカ、トリップホップ、ネオソウルの要素を果敢に取り入れながら、CHONならではのエッジィでオーガニック、パステルな色彩に満ちたクリーン・トーンによる先鋭的ギター・ミュージックを披露してみせた。2年ぶりとなる今回のニュー・アルバムでは、外部プロデューサーや共演アーティストは入れず、その音楽性をより簡素化し、伝統的な構造のバンド・サウンドに立ち返ることを優先させたという。ギターのマリオ・マカレナは新作について次のように語る。「よりシンプルな構造にしながらも、僕たち史上最高に音楽的にクレイジーな部分を併せ持つ曲を作りたいと強く思っていたんだ。僕たちの音楽はただでさえすごく風変りだから、構造までクレイジーだとついて来づらくなると思うんだよね。だから今作は、この手の音楽を聴かないような人たちにもアピールできるものにしたいという気持ちが強かったんだ」。今年は世界最大規模の野外フェス「コーチェラ」を始め、インディー・ロックやフォーク、オルタナティヴ・ロック中心の「シェイキー・ニーズ」、エレクトロニック系とジャム・バンドで構成される「エレクトリック・フォレスト」など、ジャンルを飄々(ひょうひょう)と超えるかのごとく多様なフェスに出演しているCHONが、いよいよ7月28日(日)、初参戦となる「フジロック‘19」のレッドマーキーに登場する。生命をつくる4大元素=炭素(Carbon)、水素(Hydrogen)、酸素(Oxygen)、窒素(Nitrogen)の頭文字を取ってバンド名にした彼らが、まさに大自然と溶け合う日本が世界に誇る音楽の祭典でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、要注目だ。※新作『CHON』からのミュージック・ビデオはこちら・「ピース」(Peace) MVhttps://www.youtube.com/watch?v=YlvEKr04vOc・「ペタル」(Petal) MVhttps://www.youtube.com/watch?v=1XBZuEdfOYU・「ピッチ・ダーク」 (Pitch Dark) MVhttps://www.youtube.com/watch?v=3KsuLy7zTWo【商品情報】超テクニカルでエキセントリックなのに、このなんとも言えないチルアウト感・・・!南カリフォルニアの太陽、風、匂いを軽やかに運んでくる新感覚ギター・インスト・バンド、CHONが待望の日本デビュー。この夏、フジロックで。アーティスト:CHON タイトル:『CHON』SICX 131 ¥2,200+税 2019年7月24日(水)発売●初回のみデジパック/ジャケット絵柄のサークル・ステッカー封入 <収録曲>1.Ghost / ゴースト2.Cloudy / クラウディ3.Gift / ギフト4.Visit / ヴィジット5.Petal / ペタル6.Pitch Dark / ピッチ・ダーク7.Rosewood / ローズウッド8.If / イフ9.Spike / スパイク10.Dead End / デッド・エンド11.Thanks / サンクス12.Peace / ピース【プロフィール】米サンディエゴで2008年に結成。マリオ(G)、エリック(G)、イサイア(B)、ネイサン(Dr)の4人組(エリック以外は3兄弟)。バンド名は「炭素(Carbon)」「水素(Hydrogen)」「酸素(Oxygen)」「窒素(Nitrogen)」の頭文字より。自主制作EP「Newborn Sun」(13年)、「Woohoo!」(14年)を発表後、スメリアン・レコード(Sumerian Records)と契約。2015年に1stアルバム『GLOW』、2017年に2ndアルバム『HOMEY』を発表。2017年10月に初来日公演(東名京阪+朝霧Jam)を開催。2019年7月(海外6月)に3rdアルバム『CHON』を発表、同月フジロックフェスティバル’19に出演。

  • 08Jun
    • 【NY『Play It Loud』展:レポート⑥】ビートルズ編:ポールの新旧”バイオリンベース”

      【お宝満載!ニューヨーク『Play It Loud』展:レポート⑥】ビートルズ編その4現在NYのメトロポリタン美術館で開催中のロックのお宝楽器満載の展覧会『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』。ビートルズ編4回目はベース・コーナーにあったポールの2本の新旧ヘフナー・バイオリン・ベース。最初のビートルズコーナーにはなぜかポール・マッカートニーのベースがなかったんですが、それはちょっと奥にある「ベース・コーナー」に。ベースはベースだけでお宝もんがダーッと並んで、その中でポールの新旧ヘフナーが2本、燦然と輝いておりました。●ポールのヘフナー”バイオリン”ベース(1962年製Höfner500/1 "Violin Bass")Höfner500/1“ Violin”エレクトリック・ベースは、1955年に創業者の息子であるWalter Höfnerによって開発され、翌年発表。ポールは1964年のエド・サリバン・ショーでこれを使用したとのこと。裏側の写真は撮れなかったのでオフィシャルより。シェイ・スタジアムのラスト公演となったビリー・ジョエルのLast Play At Sheaに急遽ゲスト出演した際、ポールはアメリカのどこかの博物館にあったバイオリン・ベースを取り寄せて弾いたという噂がありましたが、果たして!?Billy Joel - I Saw Her Standing There (from Live at Shea Stadium) ft. Paul McCartneyhttps://www.youtube.com/watch?v=e66X5DlfUE0その時のライヴレポートはこちらhttps://ameblo.jp/high-hopes/entry-10118052546.html●ポールの”ユニオンジャック”バイオリンベース(2012年製Höfner"Union Jack" 500/1 Violin bass)もう一本のヘフナーは"ユニオンジャック" 500/1(2012年製)。2012年6月4日にがバッキンガム宮殿前の特設ステージで行われたエリザベス女王の即位60周年を祝う「ダイヤモンド・ジュビリー・コンサート(Diamond Jubilee Concert)」の際、ポール・マッカートニーのためにヘフナー社が特別に作ったもの。ポールはこのコンサートのラストに出演、アンコール大ラスでポールはこのユニオンジャック・ベースを持って登場。出演者全員でビートルズの "Ob-La-Di,Ob-La-Da"を観客とともに大合唱しました。Paul McCartney / Ob-La-Di, Ob-La-Da (Diamond Jubilee Concert)ビートルズで幕を開け、ビリーとポールでその歴史の幕を閉じた、シェイ・スタジアム最後の公演となった奇跡の夜。『The Last Play At Shea』http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/BillyJoel/special/index.html●ライヴ・アット・シェイ・スタジアム −ザ・コンサート−http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/discography/SIBP-191●ザ・ラスト・プレイ・アット・シェイ −ザ・ドキュメンタリー・フィルム−https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/discography/SIBP-190ドキュメンタリーではポールが参加できた奇跡のいきさつなどもこの『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』はロックの「Instruments=楽器」に焦点を当てた初の大型展覧会で、ロック史に燦然と輝くアーティスト達のギターや楽器を130点以上展示、ロックの歴史的瞬間を彩どったギター、ベース、ドラム、キーボード、シンセサイザー、シタールなど国宝級ともいえるお宝アイテムの数々とともになど貴重な歴史的なコンサートポスターなども多数展示されています。アーティスト自ら提供しているアイテムも多く、貴重な楽器やメモラビリアが一堂に会し、こんな間近でお宝アイテムをまとめて見ることのできるまたとない機会となっております。10月1日まで開催されてますので、ご旅行などでNYへ行く機会があれば是非!詳しくはこちら↓メトロポリタン美術館『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』2019年4月8日~10月1日開催https://www.metmuseum.org/primer/play-it-loud

    • 【NY『Play It Loud』展:レポート⑤】ビートルズ編:リンゴのラディック・ドラム

      【お宝満載!ニューヨーク『Play It Loud』展:レポート⑤】ビートルズ編その3現在NYのメトロポリタン美術館で開催中のロックのお宝楽器満載の展覧会『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』。ビートルズ編3回目はガラスケースの中のビートルズ・コーナーの真ん中に飾られていた、リンゴのドラム。●リンゴのドラム(1963年製Ludwig Downbeat 4ピースドラム)これまたリンゴ・スターの代名詞ラディックのドラム。おなじみの「The Beatles」のロゴの入った1963年製Ludwig Downbeat 4ピースドラム、シンバル付きセット。リンゴは、1963年にこのLudwigキットをロンドンのDrum Cityミュージックストアから購入したんですが、そのショップ・オーナーのIvor Arbiterが、バスドラのドラムヘッドにあの有名はBeatlesのTが下に伸びた“ drop-T”ロゴをデザインしたそうです。1963年から1964年のヨーロッパ公演にこのキットを使用しています。裏からみるとちょっとわかりづらいのでオフィシャルサイトより。叩いたあとがイイですね~こちらが購入した60年代のロンドンのDrum Cityミュージックストアリンゴは今年3~4月にかけて来日公演を行ない元気な姿を日本のファンの皆さんに見せてくれましたね。今度2019年7月7日には79歳の誕生日を迎えますがますますお元気でなによりです。ソニーミュージックからは1992年発表ジェフ・リン・プロデュースの復活作『タイム・テイクス・タイム』が好評発売中です。『TIME TAKES TIME』https://www.sonymusic.co.jp/artist/RingoStarr/この『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』はロックの「Instruments=楽器」に焦点を当てた初の大型展覧会で、ロック史に燦然と輝くアーティスト達のギターや楽器を130点以上展示、ロックの歴史的瞬間を彩どったギター、ベース、ドラム、キーボード、シンセサイザー、シタールなど国宝級ともいえるお宝アイテムの数々とともになど貴重な歴史的なコンサートポスターなども多数展示されています。アーティスト自ら提供しているアイテムも多く、貴重な楽器やメモラビリアが一堂に会し、こんな間近でお宝アイテムをまとめて見ることのできるまたとない機会となっております。10月1日まで開催されてますので、ご旅行などでNYへ行く機会があれば是非!詳しくはこちら↓メトロポリタン美術館『Play It Loud: Instruments of Rock & Roll』2019年4月8日~10月1日開催https://www.metmuseum.org/primer/play-it-loud

  • 07Jun
    • PINK FLOYD『DIVISION BELL』25周年記念ブルー・ヴァイナル現物を撮ってみた

      アートワークですがピンク・フロイド1994年発表の『The Division Bell』(邦題:『対(TSUI)』)発売25周年を記念して、限定 2枚組ブルー・ヴァイナルがリリース!ヒプノシスのストーム・ソーガソンが手掛けた向かい合う2つの像のアートワークが素晴らしいですよね。これ当時はCD、LP、カセット、MDとそれぞれのフォーマットによって、さらには国によってもアートワークが異なってたのはご存知でしょうか?像がメタリック(METAL HEADS)なもの、像が白い石像のようなもの、あと背景の空の色、雲などが異なっていたんですね。さすがストーム、これらはCGとかではなく、実際の風景の中に巨大な像を設置して時間を追って撮影したもので、空の色も昼間から夕暮れにかけて変わっていったという・・・。あまりにも多くのヴァージョンがあってどれがどれだか忘れてしまいましたが、下記を見比べていただくと、そのヴァージョンの多さわかっていただけるかと(まとめてるサイトとかあるかもですね)ピンク・フロイド展では実際のMETAL HEADSが展示されてました今回の25周年記念LPはそれらの異なるアートワークの一部が見開きジャケット各面に再現されてますので、現物写真をブツ撮りしてみましたので、下記ご参照。●表・・・シールドの上にはステッカー貼ってありますバックカバー・・・写真が逆じゃなくて、表を裏返すとバックカバーはこうなってるんです。これも意味あるんでしょうね!?見開き中面・・・これも右側の像はこの位置なんですそして、なんといってもそそられるのがブルーのカラーレコード。今回のブルーは濃い半透明のダーク・ブルーで何ともいえないイイ色なんですよね~。カラーレコード・マニアにはたまらない感じです1994年当時もブルーのカラーレコードで発売されましたが、もっと薄いライトブルーでした。こんな感じ更に1994年当時のLPはCDサイズのアルバムの曲を1枚に突っ込んじゃったので、収録されない曲もあったり、曲がエディットされて短くなっちゃってたりして。。。こちらは2枚組となり、しっかりそのまま入ってます。内袋はこちら添付ステッカー全体はこんな感じ。レーベル面も1994年とは変わってます●ピンク・フロイドThe Division Bell (Limited Edition 25th Anniversary Translucent Blue Vinyl)2LP 完全生産限定盤 [US輸入盤] ¥ 4,305(税込)https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&ima=3236&cd=00AX000095287ピンク・フロイド『The Division Bell』(邦題:対)発売25周年記 念 2枚組ブルー・ヴァイナル[US輸入盤]ピンク・フロイド 『The Division Bell』(邦題:対)は、1994年にデヴィッド・ギルモア、ニック・メイス ン、リチャード・ライトの3人にティム・レンウィック、ガイ・プラットを始めとする多数のゲスト・ ミュージシャンを迎えて発売されたアルバム。英国下院で議決に使われる鐘の名をタイトルに 冠し、ストーム・トーガソンが手がけたジャケットはウォーターズとの裁判で感じられた対立を表 わしているとされている。プロデュースはボブ・エズリン。ミックスはクリス・トーマスが担当。ギル モアのギター・ソロが光る「孤立」はグラミー賞ベスト・ロック・インストゥルメンタル部門を受賞。 またシングル・カットされた「テイク・イット・バック」がスマッシュ・ヒット。英米ともに1位を獲得した ベストセラー作品。今回、発売25周年を記念し、2枚組重量盤ブルー・ヴァイナルにて再発。 2014年マスターを使用。【収録曲】[LP1]A1. Cluster OneA2. What Do You Want from MeA3. Poles ApartB1. MaroonedB2. A Great Day for FreedomB3. Wearing the Inside Out[LP2]A1. Take It BackA2. Coming Back to LifeA3. Keep TalkingB1. Lost for WordsB2 High HopesこのHIGH HOPES本当に名曲です!

    • 「ボブ・ディランを追いかけて」スペシャル版:「ワールド・オブ・ボブ・ディラン」レポート

      ディラン研究家菅野ヘッケルさんの「ボブ・ディランを追いかけて」のスペシャル版、5月30日にタルサで行われた、世界中から500人のボブ・ディラン研究家とファンが集まった「ワールド・オブ・ディラン」のレポートです!「ワールド・オブ・ボブ・ディラン」2019年5月30日-6月2日、オクラホマ州タルサ世界中から500人のボブ・ディラン研究家とファンが集まった!タルサ大学ディラン研究室、ボブ・ディラン・センター、ジョージ・カイザー・ファウンデーション、ギルクリース・ミュージアム、オクラホマ・ジャズ・ホール・オブ・フェイム、タルサ大学人文科学科が共同で開催した「ワールド・オブ・ボブ・ディラン2019」会議(だれでも参加できる)行ってきたので、簡単に報告しよう。「ワールド・オブ・ボブ・ディラン2019」が、世界中から500人を超える熱心なディラン研究家やファンが、オクラホマ州タルサに集まり、パネラーとなる170人のディラン研究家たちが20分でそれぞれの研究成果を発表し、そのあと参加者と質疑応答をおこなう形式で4日間おこなわれた。90分のセッションが同時に4つの部屋を使って開かれるので、参加者はどのセッションに顔を出すべきか迷う。ぼくは面白そうなセッションに顔を出し、それなりに充実した4日間だったと感じている。もっともパネラーのほとんどがそれぞれの大学でディランをテーマに講座を開いていたり、ディランに関する書籍を執筆したりしている「学者」だったので、かなりアカデミックな内容にかたよっていたような気もする。ミュージシャンやファンがパネラーをつとめるセッションがあってもよかったと思う。●4日間の詳細な内容とハイライト第1日:会場:ハイアット・リージェンシー「ディランの曲作り」「古い歌をよみがえらせる」「歌に登場する多彩な人物」「21世紀のディラン」など8つの大きなテーマに分けて31人のパネラーがそれぞれの研究成果を発表。最後に全員が一堂に集まった会場でグリール・マーカスが開催を記念する基調講演をおこなった。マーカスは1921年に「オイル・キャピタル・オブ・ザ・ワールド」と称されたタルサで起きた黒人ウォール街の暴動からスピーチを始め、ブルースの歴史をたどりながら、デビューアルバムで死にまつわるブルースを多く歌っていたディランが、1997年に傑作「ラヴ・シック」に到達するまでを簡潔に話してくれた。ブルースはその人が座る椅子だと締めくくった。マーカスが書く文章はかなり難解だが、スピーチは感動的でわかりやすかった。第2日:会場:ギルクリース・ミュージアムタルサ郊外の美しい丘陵地に建つギルクリース・ミュージアムに会場を移して2日目のセッションがおこなわれた。この美術館にボブ・ディラン・アーカイヴが保管されていて、2021年に「ボブ・ディラン・センター」をオープンさせるために作業がおこなわれている。またディランの歌詞を大きな垂れ幕に印刷し、美術館の廊下に天井から吊り下げて展示した「シェイクスピア・イン・ジ・アレー」や「フェイス・ヴァリュー・アンド・ビヨンド」という部屋でディランがパステルで描いたポートレイト絵画とアーカイヴの貴重な一部が展示されている。「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」のオリジナル歌詞や『ブラッド・オン・ザ・トラックス』の歌詞が手書きで書かれたノートブックなども展示されていた。セッションは、「イングランドとディラン」「ディランとメディア」「インフィデルズ」「正義について」「ディランとアメリカ西部」「ディランと映画」など17の大きなテーマに分けて60人のパネラーがそれぞれの研究成果を発表。午後の最初はボブ・ディラン・アーカイヴのキュレーターをつとめるマイケル・チェイケンが基調講演をおこなった。1958年にディランが録音した”Ready Teddy”、「見張り塔からずっと」「ある朝出かけたら」のファーストテイク、「ラヴ・シック」や「ニュー・ポニー」のファーストテイクなど、初めてきく音源に興奮させられた。さらに1967年にウッドストックでタイニー・ティムといっしょにいるボブの動画や『新しい夜明け』のレコーディングセッションで「マン・イン・ミー」を歌うボブの動画まで見せてくれた。アーカイヴには貴重なフィルムが大量に保管されているのだろう。上映されなかったが『タイム・アウト・オブ・マインド』のレコーディングセッションのドキュメント映像もあるという。2日目の最後はハイアットに戻り参加者全員が集まった会場で「ボブ・ディラン・アーカイヴ・コレクション1963-2001」が上映された。数年前から毎年アズベリー・パーク・フィルム・フェスティヴァルでディランの貴重な未公開フィルムが上映されている。今年のフェスティヴァルで上映されたフィルムに加えて、ここでは初めて公開される貴重なフィルムも上映された。1993年にサパー・クラブで撮影された「タイト・コネクション・トゥ・マイ・ハート」の高画質に驚いた。MTVのために撮影されたサパー・クラブの4回のショーは、いつかブートレッグ・シリーズで発表してほしい。もちろんDVDで。さらに1976年のTVスペシャル『ハード・レイン』の未公開映像、「ゴーイング・ゴーイング・ゴーン」「きみは大きな存在」も上映された。また1975年のローリング・サンダー・レヴューで撮影された「ハリケーン」は感動的だった。第3日:会場:ハイアット・リージェンシーセッションは「ヴィジュアル・アート」「ガッタ・サーヴ・サムバディ」「出版物について」「ブラッド・オン・ザ・トラックス」など12の大きなテーマに分けて49人のパネラーがそれぞれの研究成果を発表。午前のセッションを締めくくってアン・パワーズが「ボブ・ディランのボディ」というテーマで基調講演をおこなった。この日のハイライトは夜に開かれた「ロジャー・マッギンと対談」だ。『モア・ブラッド、モア・トラックス』のライナーノートを執筆した、ミュージシャンでもあるジェフ・スレイトが聞き手となってマッギンからディランに関わる話を聞き出す。話だけでなく、マッギンはディランが64年のニューポート・フォーク・フェスティヴァルで歌った「ミスター・タンブリン・マン」をその時のアレンジで歌ってくれた。ほかにも数曲披露してくれた。第4日:会場:オクラホマ・ジャズ・ホール・オブ・フェイムセッションは「フォークと別離」「ブルースとの関わり」「グレート・アメリカン・ソングブック」「ディランの哲学」など8つの大きなテーマに分けて31人のパネラーがそれぞれの研究成果を発表。4日間開催された「ワールド・オブ・ボブ・ディラン」は成功だった思う。ボブ・ディラン・センターがオープンする2021年に第2回会議が開催されるかもしれない。菅野ヘッケル 2019年6月2日タルサにて●The World of Bob Dylan in the Heart of Tulsa14枚組CDボックス・セット『ローリング・サンダー・レヴュー:1975年の記録』、いよいよ6月7日世界同時発売!!1975年10月から12月まで回った第1期ローリング・サンダー・レヴューのツアーでライヴ録音された5回のディランの完全フルコンサート、ツアー・リハーサル、さらに希少な音源などを収めた、記念碑的な14枚組CDボックス・セット『ローリング・サンダー・レヴュー:1975年の記録』を2019年6月7日にリリースする。映画に登場するディランのパフォーマンスの音源のすべてはこのボックス・セットに収められている。●CD『ローリング・サンダー・レヴュー:1975年の記録』の詳しくはこちら→ http://www.110107.com/dylan_1975<商品情報>志か怒りか、創造性と自由と自信に溢れたディランがロックする。ボブ・ディラン『ローリング・サンダー・レヴュー:1975年の記録』Bob Dylan - Rolling Thunder Revue: The 1975 Live Recordings2019年6月7日発売●完全生産限定盤●輸入盤国内仕様:輸入盤BOX(14CD、ブックレット)●日本版ブックレット(解説・歌詞・対訳)付●\15,000+税●SICP6101~14■映画『ローリング・サンダー・レヴュー:マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説』の詳しくはこちら→ https://www.netflix.com/title/80221016