18入社式の祝辞

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本日、サイバーエージェントに151名の新入社員が入社しました。
 
当社の入社式はスーツを着る必要もなく、ラフなものですが、
私の祝辞の内容を書き起こしてくれた人がいたので、
ログミー的に記録を残しておこうと思います。

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18新卒の皆さま、ご入社おめでとうございます。当社は今年で20周年、毎年のことではありますが、新入社員を迎える今日が一年で一番嬉しい日です。

 

18卒の就職活動は売り手市場だったと聞いていますが、サイバーエージェントを選んでくれて、ありがとうございます。みなさんを心から歓迎します。

 

今日から我々は一緒に会社を大きくしていく仲間になった訳ですが、これから皆さんは週に5日は会社で朝から晩まで働いて、近所の人には、「あの人サイバーエージェントの人」と呼ばれ、社外の友人と飲みにいくと、「サイバーエージェントの友達連れてきた」と紹介されるようになります。それは自分の人生の大半を投じていると言っても過言ではないです。

一時期、会社社会の愛社精神が行き過ぎて気持ち悪いみたいな風潮もありましたが、貴重な人生の大半の時間をどうでも良いものに注いでいるとしたら、そんなに虚しいことはありません。

ぜひ、会社に対する誇りと愛情を持って働いて欲しいと思います。

 

また、そんなに人生の長い時間を働いて過ごす訳だから、ぜひ仕事を楽しんで欲しい。

私もよく取材で「仕事を楽しむにはどうすればいいですか?」という質問を受けるのですが、今日はその答えを伝えたいと思います。

 

入社式で不謹慎に聞こえるかもしれないけど、「仕事はゲームのように楽しめばいい」のです。

もちろん現実の世界は、多額のお金や人の人生が絡むので、ゲーム感覚のお遊びとは違います。
でも、楽しみ方の本質は同じだと思います。ゲームの本質とは何か、それは「目標の設定と、その達成の喜び」です。

 

目標がなければ、ゲームをピコピコやっていても、ハマることはできません。

私が一時期ハマっていたLEGOのような作業ゲームもそうですが、目標があって、それを達成する喜びがあるから作業でも楽しいのです。

 

もちろん、どうしても達成できない悔しさ、タイムリミットによる絶望、人間関係による切なさや儚さも絡んで、必ずしも思い通りにならないから、夢中になってやればやるほど仕事は更に面白いです。

 

皆さんも入社したら、あのクライアントと取引するとか、担当した機能を最高に仕上げるとか、達成可能な目標からまずセットして、達成感を味わいながら、一歩一歩レベルアップしていって欲しいと思います。

 

話はそれますが、当社はゲームをたくさん作ってる会社でもありますが、社長である私がここ何年かほとんどゲームをやってなかったので、それもまずいと思って最近NintendoSwitchを買いました。

まず最初に「ゼルダの伝説」をプレイしたら始まりの塔みたいなところを全然クリアできないので、ネットで調べたら、自分レベルでは気付けそうにない攻略法が書いてありました。最近のゲームはそんなに難しいのかと思い、次にみんながやってる「スプラトゥーン2」を始めたら、いきなりオンライン対戦で、小学生みたいな子たちにボコボコにやられまして、そこでサイゲームス社長の渡邊さんに自分にも出来るゲームはないか聞いたら、「星のカーヴィ」を勧められました。

ゲームが下手で悔しいから見返したいとすると、うまくなるにはやはり練習して技を磨き、たくさん場数を踏み、自分の頭で一生懸命考えるしかありません。

 

仕事もそれと同じで、皆さんも、今は百戦錬磨のオンライン対戦に、レベル1か2で放り込まれたようなものだけど、一生懸命量をこなし、技を磨いてレベルを上げていくしか、成長の道はありません。

 

仕事もレベルアップしていくことや、目標をクリアすることを面白いと感じてハマることが出来れば、それこそ日々の仕事は楽しく、そして成長していくのは間違いありません。

 

会社は、皆さんの潜在能力が存分に発揮できるように、全力でバックアップしていきます。

今日から仕事を楽しみましょう。

 

ご入社おめでとうございます。

 

 

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4月21日からAbemaTVで始まる新ドラマ、
「会社は学校じゃねえんだよ」の主演の三浦翔平さんが、
お祝いに駆けつけてくれました。
 
モデルプレス - 三浦翔平、サイバー入社式にサプライズ登場 “神対応”に新入社員感激 https://mdpr.jp/news/detail/1757317
 


 

 

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2016年を振り返って

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 クリスマスから久々の休暇をもらってハワイで過ごし、いま帰りの飛行機の中でブログを書いています。(正確に言うと下書きを書いてます)

 大晦日に向けて挨拶回りや忘年会で落ち着かないこの時期は、意外に休みやすいことに気がついて、近年はここで休暇を取るのが恒例になってきました。

 出国する時に気が付いたのですが、今年は出張、旅行含めてこれが初海外でした。会社を始めて以来、もちろんこんなことは初めてです。創業翌年には韓国、スペインに進出していたし、なんだかんだと海外の仕事が入っていました。

 それほど2016年は年間を通じて、日本国内でAbemaTVの立ち上げに明け暮れた日々でした。

 

 2007年~Amebaの立ち上げ、2011年~スマホシフトに続き、私が社長であるにも関わらず、三たびプロデューサー業に専念出来ているのは、広告部門、ゲーム部門、経営本部を始め他部署がそれぞれに頑張ってくれているからです。他の会社の経営者に「うちは任せてるから大丈夫」と話しても、なかなか理解してもらえないこともありますが、当社の自立した社風は本当に頼もしいです。みなさん、いつもありがとうございます。

 

 AbemaTVについては数多くの取材記事が出ていたり、1000万ダウンロードを突破した時に報道ステーションに出演させてもらったりもしたのでここでは割愛しますが、4月11日の開局以降、まずは良いスタートが切れたと言っていいと思います。

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 もちろんまだ「土俵に上がることは出来た」という段階に過ぎませんが、開局前は総合プロデューサーである私の頭の中にしかなかったAbemaTV構想に,

エンジニア、クリエイター、編成、制作、営業、マーケティング、宣伝、経営本部その他みんなが私を信じてついてきてくれました。そして今もなお、成功するか否か、そもそも有り無しすらも分からない事業を「有り」にもって行くべく、AbemaTVのチームメンバー皆が一丸となって全力を注いでいます。特にこの年末年始は勝負を賭けてます。

 

 事業パートナーであるテレビ朝日の皆様は、本来ならかなり難易度が高いこの合弁事業に対し、文字通り社を挙げてバックアップ体制を敷いてくれてます。

 先日のサイバーエージェントの株主総会で、株主から「6対4の合弁事業なのに事業資金の大半をサイバーエージェント側が拠出しているのは何故か?」というご質問がありました。私は「逆にテレビ朝日の株主に言わせれば、『非連結の事業にテレビ局のコア資産である映像コンテンツや人材を出して良いのか』となるだろう」と答えました。実際テレビ局の競合となる事業を自ら育てている可能性すらあります。

 株式比率や取引条件、販管費負担など、現時点でどちらが得か損かと言い出せばきりがなく、合弁事業は先に進まなくなってしまいます。同じ志を持ち、信頼関係があってこそ成り立つものですが、小さいことは後回しにして、「大きな視点から」目標に向かって共に邁進してくれているテレビ朝日の皆様には心から感謝しています。

 また、このような大きな新規事業を仕込む我々を中長期に渡って支えてくれている当社の株主の皆様にも心から感謝申し上げます。

 もちろん必ず成功すると約束することは出来ませんが、信じてくれた人たちの恩に報いるためにも、私はこの事業を絶対に成功させると胸に誓っています。

 
  

 話は変わって、私のもう一つの顔と言っても良い「麻雀」ですが、忙しい1年ではあったのですが、ゴルフと釣りを一切やらなくなったことと会食を少し減らしたことで時間を捻出し、2016年はこれまで以上に競技麻雀にのめり込んだと言って良いかも知れません。結果、我ながら最強位を取った2014年よりも格段に雀力が上がっています。

 今年はRTDマンスリーリーグで準優勝。トッププロのみを14名招待して年間138試合行う長期のリーグ戦で準優勝したという実績がどれほど凄いことかは麻雀ファンや関係者でなければなかなか伝わらないのですが、麻雀に対しても私はプロ同様の努力を積み重ねてきたので自分の結果に満足しています。

 そしてAbemaTVに開設した麻雀チャンネルは思わぬ人気となり、主力コンテンツであるRTDマンスリーに選手として出場していた私は、雀荘に行くと客からサインを求められるという珍事もありました。(なんと書けば良いのか戸惑いました)

 

 2014年最強位、2015年麻雀日本シリーズ準優勝、2016年RTDマンスリーリーグ準優勝と、3年連続大きなタイトル戦で結果を残してきましたが、麻雀の技術レベルはまだトッププロとは差があります。しかし、自分の強みは仕事で培った「忍耐力」と「胆力」だと思っています。つまり麻雀で最も重要な押し引きに関わるところですが、我慢するところと、勝負どころで前に出る度胸、これらの判断を目の前の小さな損か得かではなく、もっと「大きな視点から」行うのです。

 私は我慢なら20代の時すでに一生分の忍耐力を使い果たしてしまいそうな経験をしています。勝負どころでは、リスクや不安を押しのけて決断し、目の前の出来事に焦らず、動じない。常に中長期的な視点から経営判断をしてきました。そんな仕事を通じて身につけたものが、自分の麻雀にフィードバックされていると感じています。

 

 さて、2017年以降も当面、AbemaTVは集中力を切らすことができない、予断を許さない状況が続いていくでしょう。それを耐え抜けば、今度は持久戦に入るという覚悟を持っています。もちろん放っておいてもどんどん伸びていく状態に入るのが理想ですが、ワーストシナリオでも何とかするという構えでいます。

 何が起ころうが、持ち前の忍耐力と胆力で最後まで戦い抜く所存です。

 

 今回、久しぶりのブログとなりましたが、12月9日の更新をもって約2年間続けた日経電子版でのブログを終了しましたので、今後はアメブロの更新頻度を上げていきたいと思います。

 

 それでは今年も1年お疲れ様でした。

 

 私はこの後、1月1日午前0時に新たにAbemaTVに開局するヒップホップチャンネルの生放送現場に駆けつけます。

 今年はヒップホップに麻雀と、期せずして自分が夢中になっていたことが仕事になった年でもありました。

 

 みなさん、良いお年を!

 

 

AbemaTVの船出とお詫び

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昨日、開局記念イベントを行い、
いよいよAbemaTVを本開局しました。

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無料で見放題 サイバーエージェントとテレ朝のネットテレビ「AbemaTV」本開局 報道、アニメ、ドラマなど24チャンネル - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1604/11/news092.html


サイバー・テレ朝連合、「神アプリ」で動画勝負 藤田晋社長お得意の麻雀チャンネルも用意 | インターネット - 東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/113337


【全文】CA藤田晋氏「AbemaTVは、24時間編成・会員登録不要の神アプリ」 http://logmi.jp/137395


「AbemaTV」が本開局。テレ朝とCA共同運営の無料ネットテレビ局 - AV Watch http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20160411_752515.html


アベマTV「若い人の視点で」 藤田晋社長に聞く:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJ4C5KG5J4CULFA020.html


アベマTV「局の資源でサポート」テレビ朝日会長に聞く:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJ4C5FGMJ4CULFA01V.html


「Abema TV」が本日開局 「ネットでしかできないテレビを」 #ldnews http://news.livedoor.com/article/detail/11401509/


本日開局「アベマTV」、全24チャンネルを紹介&お勧めチャンネルは? http://www.rbbtoday.com/article/2016/04/11/141365.html





数えきれないほどたくさんのニュースに

して頂き、昨日の初速は予想数値を

大きく上回るものでした。

私のプレゼンでは自分から「神アプリ」

と言ってしまいましたが、ユーザーからの

評価も上々で、ひとまず胸をなでおろして

います。

ここまで来るのに約1年半。
数えきれないほどの試行錯誤と

紆余曲折を経て開局に漕ぎつけ

ましたが、ここはゴールではなく、

文字通りスタート地点です。

後戻りできない船出であり、

本当に大変で辛く苦しい日々の
幕開けでもある覚悟しています。

これから集中力を切らさず、
改善を積み重ね、
新しい機能もたくさん開発し、

ユーザーを楽しませる番組を

たくさん創り、

効果の高い広告を開発し、

マーケティングも更に強化し、

気合いを入れて、AbemaTVを
立派なメディアに育てていきたい
と思います。

AbemaTVがどういうものか、

口で説明してもなかなか理解する

のは難しかったのですが、

本開局して世の中に出したことで、
これを見た多くのクリエイターが
参加してくれることも期待しています。

最後に、

「AbemaTVは、なぜAmebaTVじゃないんですか?」

と何回も聞かれるのですが、

正直言って、半分くらい後悔しています。

全く新しいものを創るつもりだった

ので、10年以上やってきたAmeba

ではなく新しさがほしたかったことと、

Amebaの延長であることも伝えたかった

ことで、あと口コミ効果も狙って、

キャラクターのAbemaくんの名前を

使いました。

しかし、覚えにくい、発音しにくい、

間違えやすいの3点セットで、
正直自分でもたまに言い間違えてます。

でも昨日から全国CMも始まり、

もう後戻りできません。

それをも乗り越えて圧倒的なものに

してしまえば覚えにくさは関係ないはず。

もともとそこがゴールです。

関係者のみなさん、ハードルをあげて

しまってごめんなさい。。