◎東京・大阪・札幌のピアノレッスン、オンラインレッスン連絡先等
この企画は、動画による出演者の皆様からの参加費(=寄付)と、
ここをご覧の皆様で、企画にご賛同くださる皆様からの寄付、
合計の全額を以下の団体や自治体に分けて送るものです。
ご賛同頂けます方は、送金先口座をメールにて
お問合せ頂ければ幸いです。
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Online愛の夢チャリティーコンサート、
演奏動画も残りわずかとなりました。
寄付送金は
3月11日月曜で締め切らせて頂きます。
(月曜までに送金できない方は
いつ頃までにお送り頂けるかをメールで
月曜までにお知らせ頂ければ大変助かります。)
よろしくお願い致します。
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曲について、少々解説を。。
リストの曲は、
音符を全部ひくのが難しいというより、
声部の見分け方、つまり「上下の変化」や、
音符、モチーフ、フレーズの「前後の変化」を
読み解いて生かす方向に表現することが
難しいのです。
三段譜19ページの、最後の1ページだけでも、
Allegro moderato ⇒ moderato
⇒ rallentando ⇒ stringendo
⇒ Grave ⇒ sostenuto molto
⇒ Lento Adagissimo ⇒ ritardando
・・と変わります。
この変化の殆どが楽譜の変化に沿っていて、
その変化を大胆に強調しています。
それに気づいて表現の一部として利用した上で、
音楽をつなげていけば、
壮大なスケールの音楽になります。
でも、それに気づけなければ、
あまりにも多いテンポ変化に振り回されて
モチーフバラバラ事件になったり、
違和感のある演奏になる、という
深い難しさがあります。
こういった解説(レッスン内容のごく一部でもあった事)を
書かせて頂くにあたって、
kaori♪さんにご相談メールをしたところ、
なんと、、
全曲のテンポ指示を書き起こししてくださったので💦
ご了解の上で掲載させて頂きます。
Allegro moderato
Adagio
Tempo I
Maestoso
Andante tranquillo
ad libitum (un poco allegro)
Andante misterioso
Allegro
Allegro molto
Allegro moderato
Adagio molto
Allegro
Maestoso
Allegro moderato
Grave
Lento
Adagissimo
しかも、これは、三段譜の上(外側)に書かれたもので、
楽譜の中にも、さらに指示があります。
例えば、最初のAllegro moderatoと
Adagioの間にstringendoがあり、
そのAdagioと次のTempo Iの間には
accelerandoがあるという感じで、
上記の2倍近くになります。
気分で適当に、、ではなく、
楽譜の変化に沿った「適切な揺れ」が
ここまで細やかに楽譜に書き込まれていたという意味で
この膨大な量の時間変化指示は、
そのまま、
リストの表現力や指導力に繋がっていて「凄い」のです。
*コメント***
チャリティーコンサートのお陰で、
またパイプオルガンでも参加でき、
今回はピアノと同じく、
リストの作品で、
そして憧れだったこの曲に
チャレンジすることができて、
とても嬉しく思います。
先生のレッスンで、
楽譜に隠されたリストの想いがわかり、
この曲がさらに好きになりました。
冒頭から続くBACHの音型から
リストのバッハに対する溢れる思いを感じ、
そのリストへの尊敬の思いを込めて
弾かせていただきます。
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※演奏動画のご感想をお寄せ頂ければ幸いです。
既に複数いただいておりまして、
ビフォーアフター企画には、「いつか私も挑戦してみたい」と
書いて下さった方もいらして、その向上心に感動でした。(^^)
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Megumi(野谷 恵)