【追】考え方を学ぶ意味 / ピアノってそこまで強い力が要るでしょうか? | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

次ページ、■浅田真央さんの引退後初滑りインタビューの表情に・・

■ショパンのピアノの上にはいつもバッハの楽譜があった

■手術?!THE ICE浅田真央メドレーと赤リチュアルダンスの優雅な情熱

■耳が成長することで感じることが変わり、感じるようになることで演奏が変わって行く

■舞依ちゃんのタンゴ=経験なかったタイプの曲を演じて開発される魅力

■楽譜には、感情や雰囲気が書いてあってそれを感じ取ろうとしながら譜読みしていく

■浅田真央ショパン革命+20人のピアニストによる革命のエチュード⇒クラシックの醍醐味とは

■音楽するために技術(奏法)がある⇒分かち難く結びついたもの★技術と表現/ピアノ編

■THE ICE 2017浅田真央さんのエレジー、ローリーさん最後の振付とは・・・

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技術を身につけるには

 

ただひたすら

 

非音楽的な反復練習を延々とする・・

 

というイメージでしょうか。

 

手が痛くなるまで?

 

 

いえいえ、、

 

音楽的な練習をした方が、

 

結局、

 

技術が上がります。

 

 

そもそも、

 

技術って、何でしょう。

 

 

 

指が強いことでしょうか。

 

 

そんなに強くしないと

 

ピアノって、弾けないでしょうか。

 

 

それは、もしかすると

 

誤解かもしれません。

 

ピアノは、そんなにも強い指を作って

 

ひたすら強く強く

 

叩く必要はない楽器かもしれません。

 

 

 

それとも、指が速く動くこと?

 

それは、

 

速く動かす反復練習を沢山したら

 

速く動くのでしょうか。

 

 

 

 

数年前、

 

演奏会が近づいてから

 

初めてレッスンに来られた方は

 

某音大の先生から

 

「手が痛くなるまで練習して

 

手が痛くなってももっと練習したら

 

上手になる」と言われたので、

 

毎日長時間、

 

週に数日は12時間くらいも

 

手を傷めて痛みを我慢しながら

 

練習し続けたけれど

 

上手に弾けるようにならない・・・と

 

辛そうでした。

 

 

 

とても力が入って

 

身体も固まって

 

音楽的にも力んで弾かれていたので、

 

指は余計な力を抜いた方が動くこと、

 

抜くための支えという概念、

 

その為の体の使い方、

 

音が楽に出るようになる弾き方や

 

その練習方法などなどなど、、

 

とりあえずオリエンテーションのように

 

色々な角度から沢山お話しすると

 

「どうしてそういうことを

 

音大で教えてくれないんですか?!」と叫んで

 

泣かれてしまいました。

 

 

 

 

手が痛くなるまで

 

練習しなさいとか、

 

指を鍛えなさいとか、

 

昭和のピアノ教室ではなく、

 

現代の平成の世の

 

音楽大学でも教えられることもあるようです。

 

 

 

取り返しがつかなくなる前に

 

そうではないのだという知識に

 

出会えたらいいですね。

 

 

 

別の先生の話ですが

 

指の付け根のみずかきを

 

切る手術をしなければ

 

あなたは一生オクターブは弾けないと

 

先生から言われた方にも出会いました。

 

私より、微かに大きな手の方でした。

 

 

 

 

何も教えずに

 

自分で考えさせるのが

 

良い先生だという考え方も

 

あるのかもしれません。

 

 

 

でも、

 

考える方向が間違っていたら

 

考えても考えても

 

辿りつけずに

 

一生が終わってしまいます。

 

 

 

あるいは、

 

手を壊して

 

取り返しがつかないことに

 

なるかもしれません。

 

 

 

技術も

 

音楽表現も

 

基本的な考え方を学び、

 

その考え方の使いこなし方を学ぶことで

 

自分で考えられるようになり、

 

1日12時間練習しても

 

手が痛くなるばかりで

 

有名な曲も

 

(CDを沢山聴いたけれど)

 

上手く表現できないという悲劇も

 

防げると思うのです。

 

 

 

初歩の段階から

 

手を傷めず

 

指が動きやすい楽な弾き方や

 

ベーシックな音楽表現を

 

楽譜から読み取る方法などを

 

当り前に

 

誰でも

 

習える世の中になって

 

楽で自然で豊かな音楽表現の譜読みが

 

自分でできるように

 

早く

 

なるといいなと思います。

 

 

 

 

 

 

★追記(手術について)

 

指の付け根を切る手術を

 

勧められたという方とは

 

今までに何人か出会っていますが、

 

皆さん、私と大体同じ程度か

 

やや私より大きな手でした。

 

その手術をされた70代くらいの先生は

 

お弟子さんに「人には勧められない」と

 

仰っていたそうです。

 

後遺症が辛い割に

 

手が大きくなる効果は

 

さほどでもないようです。

 

 

 

 

 

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                      Megumi(野谷 恵)

 

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