メキシコアワビは、メキシコ湾からカルフォニア海南部で採れます。

別名クジャクアワビとも云います。

ニュージランドアワビはその名の通りニュージランド産です。

別名パウアシェルとか、ヘリトリアワビとも云います。


下の写真の左側の貝がメキシコ貝です。

貝の中央にはっきりと綺麗なクジャク模様が出ています。

右の二つがニュージランドアワビです。


下の貝に見られるようにメキシコ貝と違い、中央の部分は色がありません。

むしろ外側が綺麗です。つまり、ヘリの部分が綺麗で使えるので、ヘリトリアワビの名がついたと思われます。


二枚目の写真は、

左側二つがメキシコ貝で作ったパーツです。

右上下二枚がニュージランドアワビで作ったパーツです。


この写真では、二種類の貝の特徴が判別し難いですが、現物ははっきりと違いが判ります。

昔はメキシコアワビが主流でしたが、現在ではニュージランドアワビがよく使われています。

当社がニュージランドより輸入したときは、

貝殻の薄い物をコーリャングレードと云い、

厚い方をジュエリーグレードとして仕入れました。

価格はキロ当たりジュエリーグレードの方が2倍の価格でした。

例えば同じ大きさの貝でも、

重さはジュエリーグレードの貝はコーリャングレードの貝の2倍あります。

つまり一枚の貝でもコーリャングレードが100円なら、ジュエリーグレードは400円の訳です。

韓国ではメキシコ貝でもニュージランドアワビでも薄く削って使いますので、コーリャングレードで良い訳です。

我々の場合はそのような使い方が出来ませんので、ジュエリーグレードの貝しか使えないのです。

@シェルナカムラのブログ


@シェルナカムラのブログ


イケチョウ貝(池蝶貝)とは淡水に棲む二枚貝です。


この貝で作った丸玉は、


伊勢湾、宇和島湾で養殖される真珠の核に使われます。


但し、核に使われる玉は厳選された特上品のみです。

これを母貝として淡水パールが生産されます。


日本では古くから琵琶湖での淡水パールが有名ですが、

先日のテレビで湖底に藻が大量に発生して、

かっての数十分の一の生産になったと報じられていました。


数年前の週刊新潮のグラビアでは

大阪の道頓堀川にイケチョウ貝を放ったところ、

淡水真珠が育っている写真が載っていました。


イケチョウ貝は道頓堀川のような水質の悪い川でも真珠を育み、

更に水質を浄化することのできる有難い貝です。


一般の業者間では「イケチョウ貝」と呼びますが、

我々貝の仲間内では「ドブ貝」で通っています。




近年、淡水真珠の生産では中国が有名です。


中国の業者が淡水で出来るパールなので

「淡水パール」と呼ぶのはよいのですが、

英語名になると、

「フレッシュウォーターパール(FRESH WATER PEARL)」

となるのが気になります。


どう見てもイケチョウ貝は

フレッシュウオーターに棲む貝ではないからです。


先のブログ書きましたが、

タカセ貝のことをMOP(白蝶貝)と云ったり、何か変です【o´m`o】


イケチョウ貝パーツの写真載せておきます。乳白色の色です。


ただし、全てのイケチョウ貝が乳白色ではありません。

他によくアクセサリーのパーツに使われるのに、

ミシシッピーのイケチョウがありますが、

これはピンクかかったベージュ色をしています。

@シェルナカムラのブログ


プカシェルは、

イモ貝が死に、波と砂に洗われて出来ることは前に書きました が、

もう少し詳しく説明します。



下の写真の貝がイモ貝の一種です。

@シェルナカムラのブログ

一口にイモ貝と言っても数百種類はあると思います。

イモ貝は世界中の海に生息しています。


プカシェルは、ハワイアンが見つけたと言いましたが、

正確には、見つけてそれをネックレスにしたのが最初

と言うべきです。


ただハワイ諸島にはそれほどのイモ貝は生息おらず、

商品化することが難しく、そこで目につけたのが貝の宝庫、

フィリピンな訳です。


イモ貝が死に、波と砂に洗われること数十年で

出来ることは前に書きました。


大きいイモ貝からは大きいプカシェルが、

小さいイモ貝からは小さいプカシェルが出来ます。


写真の5本の糸に通したネックレスは、それぞれプカシェルです。


白のプカシェルが一般的ですが、

斑点模様のプカシェルをタイガープカ、

ベージュ色のプカをラスティプカと呼んでいます。

それぞれ種類の違うイモ貝から出来たものです。


プカシェルが流行した367年前は、

海岸で集めた天然のプカシェルを

大きさ、色、輝きと選別して、

スーパーA,A,B,C,Dとして売られました。

今でも等級が付けられていることは変わりありませんが、

集めたプカシェルに惹干の手が加えられているもの

もあるようです。



先に言いましたように

日本の海岸でもイモ貝はいますので、

プカシェルを探してみてください。

特に沖縄が良いと思います。

 

ペタしてね