先日、

クチムラサキサンゴヤドリ貝で出来るネックレス

マクタンリリィ、マクタンオーキッドの2種類を申しましたが、

このマクタンとはセブ島の南側に位置する島全体が隆起サンゴで出来ている島です。

この島の名を冠してマクタンリリィ等呼んでいる訳です。


40年前のマクタン島は電気も水道も無く、

道路は舗装すらされていない鄙びた島でした。


ただこの島では貴重な貝が採れて、

よく貝のコレクターに同行して漁師を訪ねたことでした。


セブ空港はこの島にあり、

ところどころ天井のベニヤ板ははがれ、雨漏りのする建物でした。


マクタン島に出来る前はセブ市内に空港がありました。

今は外国資本のホテルが立ち並び輸出加工区もでき、

多くの企業が進出して来ています。


ただ昨今の世界的不況の影響でかなりの企業が

撤退しているとも聞きます。


この島とセブ島は二本の橋で結ばれています。 


フィリピンの建造物に白い石を積み重ねた擁壁を見ますが、

これは隆起サンゴをカットして作ったものです。

これをマクタンストーンと現地では呼んでいます。

このマクタンストーンになる手前の物をコーラルストーンと呼びます。

日本では沖縄の首里城の城壁、石畳など

至るところに使われています。


同じ隆起サンゴの材料を使っても彼我の技術の違いが判って

面白いです。
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マクタンストーンの擁壁


マベ貝は茶蝶貝とも呼ばれます。


貝殻は余り厚くないですが

アクセサリーパーツにも良く使われます。


白蝶貝、黒蝶貝のように厚くありませんので

彫刻は無理です。


パーツも余り大きい物は出来ません。


小さくカットして

珠状の木玉に貼り合せたりして使っています。

20,30mm位の丸い板状の物も作れますが、

余り大きくなると薄いので破損の恐れがあります。


下の写真のように、

この貝に出来る半円状のパールが

ベパールと呼ばれ重宝されています。


写真のマベパールは

インドネシアから輸入したものですが、

自然に出来たものでなく養殖されたものです。

生きたマベ貝にプラスチックの核を入れて

それに真珠層が巻いたものです。

原理は真珠、淡水パールも同じです。

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ペタしてね


クチムラサキサンゴヤドリ貝については、

酒井法子とネックレス のところで少し書きましたが、

今回はこの貝から出来るネックレスの種類と呼び名について書きます。



左端の四角いヤタラネックレスをマクタンフラワー、

次の丸いヒーシーをセブビューティー、

その横の丸いのをセブビューティプカレット、

次のカットされたネックをマクタンリリィと呼び、

右端のナゲット上にカットされたものをマクタンオーキィドと呼ぶことは

酒井法子のネックレスのところで書きました。



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どうしてこのような名前が付けられたかは
これらの商品がセブ島で作られたことに拠ります。


セブビューティーはセブ美人を指し、

マクタンとはセブ島の対岸の島の名前です。


マクタンフラワーはその名の通りマクタンの花であり、

セブ美人を意味しているのかも知れません。


マクタンリリィはマクタンのユリで、

マクタンオーキィドはマクタンのランですが、

これらもそれぞれ美しい花々、セブ美人を

自慢しているのかも知れません。


そんなにセブに美人がいるのかは、

近年セブに行く観光客も多いので聞いてみればお判りです。


私はリリィと言えば寅さんのマドンナ役の浅丘ルリ子を思い出します。


別の機会にマクタン島今昔、ヒーシー及びプカレットの言われ、

作り方について書きます。